「黄櫨 オペラシティ」
寒いねぇ~~~~
ほんと寒いよぉ~~~
挨拶はこれしかありません。
日本列島はすっぽり寒気に覆われてます。
日本海側の地方は大雪の様子が映し出されていますし、西日本にも寒気団がやってきているようです。
宇和島の姉と話したんだけど、やっぱり雪が降ったそうです。
蜜柑の収穫がまだ半分くらいしか終わってないのに、年内にこんなことは珍しいと、そう言ってました。
でもスキーをやる人にとっては、いいニュースなんでしょうね。
正月スキーはこれでOKでしょうからね。
スキーで思い出したことがあります。
ここ何年もご一緒してませんが、テニス仲間のT倉さんの話です。
「俺はカカアにお節料理を作らせたことがない」
彼の自慢話です。
結婚以来毎年、年末から年始にかけてを、新潟のスキー場で過ごしてきたんだそうです。
話を伺った時点で30年は越えてましたからね。
同じ宿で知り合ったメンバーが、各地から集合して一緒に過ごす。
結婚、出産と家族が増え、子離れ親離れで多少の変動はあっても、時を経て子供が結婚し、孫が生まれてと、めんめんと続いている年越しの行事なんだそうです。
ほとんどの家族とは年に1回しか会わないんだけど、子供の結婚式に出席したこともあるそうです。
これはもうファミリーですよね。
そんなわけで彼の発言「俺はカカアにお節料理を作らせたことがない」に繋がるんです。
T倉さんは長男で親の事業を継いだかたなんです。
だから、煩わしい家族の付き合いを考慮し、奥さまのことを考えて年末の過ごしかたを決めちゃったのでしょうね。
この話はお客さん、ことに女性客には羨ましがられるようです。
スキーをやるかやらないかなんて、どうでもいいことなんですよね。
ひょっとしたらお節料理を作るとか作らないとかも、問題じゃないんですよ。
人間のおもいやりとは、奥が深いもんですね。
今年もやっぱり新潟のスキー場に行くのかな。
自慢の孫を連れて…
でも夫は、このご主人の思いやりの深さを理解できないだろ~なぁ。
ただ単に「今年からお節は作らなくていいから」なんて分かったように言うんだろ~なぁ。
そうじゃないんだよな~って事がいっぱいありすぎて
もういいやって諦めモードの私ですが
やっぱりこういう話聞いたら、めっちゃ羨ましいです。
圧倒的な優しさってあるんだろうなって、この話を伺ったときに思いました。
彼の我儘だということにして、矢面にたつなんて、なかなかできることじゃないんですよね。
同居してた両親を捻じ伏せたんですからね。
ちょびパパさんには彼なりの優しさがあるんですよ。
もうわかってらっしゃるとは思いますが。
自分が主体となっておせち料理を作ることはまずないんですよ。
(手伝いに明け暮れますが…)
それでもいいなーって思います。
実はずっと疑問に思っていることがあります。
おせち料理やお雑煮って、一家の主婦がお正月くらいは
台所から開放されてゆっくり過ごせるように、という
意味合いもあると聞いたことがあるんですが、
現実はちゃんとしようと思ったら、年末30日、31日は
朝から晩まで台所に立ちどおし。
お正月だって結局は朝いちばんに起きてお雑煮作って
年賀のお客様に酒肴なども用意して、おせち料理は補充して…
全然休む暇ないじゃん。
面倒くさがり屋で家事が好きじゃない私は、そういうわけで
この思いやりのお話、いいなぁと思いました。(^^;)
大学時代以来仲のよい男性の友人のひとりは、福岡は柳川の近くの出身。
彼の村では、おせち料理はすべて男がつくるものだったとか!
彼は、暮れになるといそいそ「がめ煮」(筑前煮)やら田作りをつくる。
忘年会⇒新年会の年越し宴会に、でかいタッパーに入れて持参してくる。
東京時代、暮れ・正月といえば、
私にとってはそれが風物詩でありました。
それって、その村だけ?
女正月という言葉を聞いたことがあります。
普段忙しく家事にいそしんでる女性を休ませるために、男性が全てをやるという意味です。
正月の有りようも各地で違っていて、話を聞いてエーッというのもありますからね。
かなり驚いたのは、お節料理は大晦日に食べるというものです。
昔と違ってお節の存在そのものが、形式化してますね。
この記事の奥さまは、羨ましいかぎりですね。
こぐまさん
レアケースだとは思いますが、女性陣からは絶大なる支持を得るでしょうね。
こういう友人が側にいてくれたら、最高ですね。
かくいう私もこぐまさん同様のライフスタイルでやってます。