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『 トンマッコルへようこそ 』

2006年10月30日 | 映画感想(アジア)
この映画の中で
妙に心に残った言葉がある・・
トンマッコルの人々が
みな仲良く 大きなケンカもせず 幸せそうに暮らしているのをみて
(チョン・ジェヨン 扮する )人民軍人が 
「どうやったら うまく治めれますか?」と村の長老に問う。

長老は ただ一言。 「腹いっぱい 食わせることじゃ」・・

そのときは 何気なく聞き過ごした言葉だったけれど
後から
これは 凄い言葉だったんだな・・と気づいた。
今の「北」に対する 痛烈な皮肉・・だろう。
    (皮肉・・というより 同朋たちが 腹いっぱい食べれますように・・という
     願いも込められていたような気がする)


「国民の6人に一人は観た」
という宣伝コピーから
それは 「太陽(包容)政策」に期待し 北との統一を願っている
「南」のヒトの熱い思いなんだろうな・・
と思っていた。
ゆえに
観終わった後 一番最初に口からこぼれた言葉は
「タイミング(間)の悪い 上映だね・・」
     ほ~~んと 複雑な気持ちになった。
試写で観たのは 北朝鮮の「核実験」の数日後だったから・・


映画は ちょっとファンタジックな映像と お話しを取り混ぜている。
それぞれの 立場(でも もとは同じ民族じゃないか!)を
どちらが いいとか どちらが悪いとか
表立っては 示さず
     ただ・・・朝鮮戦争の開始は 「北」からだった・・と つぶやかせるのに留まっただけ。
     ちょっかいを出してきたアメリカ兵を少し皮肉っただけ・・
それ故
映画の作り手や 観客は 
「穏やかな 民族統一」を望んでいるでいるんだろうな・・と感じた。

ただ映像的に
ポプコーンがはじけるシーン・・(それは 雪が舞うようだった)
最後の爆撃シーン・・(それは 花火みたいにみえてしまった)
など
ファンタジー色が強く
まるで 「遊園地」にいるような 感覚になってしまった。

こうした「理想郷」は ファンタジーの世界でしかありえないのかな??
と ちょっと 切なさを 感じさせる映画でもあった。


     2006.10.13  「トンマッコルへようこそ」  三好MOVIX試写会にて鑑賞  ★★★

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちわ (りんたろう)
2006-11-02 16:35:10
コメントありがとうございます☆
僕ももう少し南北関係を突っ込んで欲しかったのですが、なんかうわべの理想で終わってしまった感がしてしまい少し残念でした。
ポップコーンの雪のシーンはキレイでしたね(^-^)
コメントありがとう♪ (猫)
2006-11-03 21:23:37
>りんたろうさん
こちらこそ コメントありがとうございました。
ポプコーンも 爆撃シーンも
きれいだなぁ~ って思えちゃったので
私としては そこが
「平和」=ファンタジー っぽく感じられちゃったんですよ。 うん。

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