日本百名山 筑波山78㎞人力踏破 後編 百名山は半端ではない。

ネットカフェを朝5:30に出発。

筑波山には早く着くに越した事はない。走れ。

つくば市の宇宙開発機構JAXA通過。

つくば市の大学や機構は、単体での敷地が広大で、直線道路が果てしなく続く。

こんなところをテレテレ歩いていたら

筑波山に着くまでに日が暮れるぞ！

甘えてんな！走れ！

やっと筑波山が見えました。

山頂が雲に隠れているが「デカイ！」

「これが百名山か。桁が違う」

筑波神社の鳥居を潜ると、いよいよ登山口。

無事に帰って来れるよう祈願し、登山口突入。

急登に次ぐ急登。汗だくで、休み無しでは登れない。

もう勘弁してくれ、と思ったら小屋が見えた！

12:30、休憩所到着。
筑波山の男体山と女体山の間にある休憩所で、山頂はここから15分。

男体山山頂。

女体山山頂。

筑波山最高峰877メートル到着！

「あっ！確かにこの景色、グレートトラバース3で見た！田中陽希さんがこの岩の上に立ってたもんな」

やったぜ、同じ岩の上に立てた。

眼下には経験した事のない高さで平野が広がる。

「スゲーな。あといくつの百名山に登る事が出来るのだろう」

グタグタで、ペコペコに空腹なお腹で下山した。

「それにしても、若い人は田中陽希チックな人多いなぁ。人気あるよね」

「それに比べ、このオッサンは・・・」

「でもさ、年寄りの冷や水でも、テレビみたいに颯爽と歩かないと、The North Face なんて帽子被っているのに笑われるぜ」

「無事に下山させて頂きありがとうございました」

さぁ、オッサン、

お次の百名山が待ってるよ。

日本百名山 筑波山78㎞人力踏破 前編

千葉県某所の自宅から一番近い日本百名山は茨城県の筑波山。

確か百名山の中でも一番低い山ではなかったかと思う。

勤務先からも見える“筑波山”

「交通機関を使わないで行こう！」

全行程は78㎞。一泊しないと登頂はできないね。

バックパックにパッキングする前に装備点検。

この日のために練習してきたのだ。

いざ出発！

これは自作「自撮りクネクネ棒」で撮りました。

これです。後日、紹介します。

夏休みを先取りした、梅雨の合間の夏日！

久しぶりのロングトレイルで足が痛くなり初めていたが、この、夏にしか味わえない草の香り、セミの声。

ガキの頃の興奮が沸々とわき上がる。

利根川突破。

梅雨明けはしていないので“もや”がかかっているが、筑波山が姿を現した！

いいなぁ、ホントに今の時期の夏はいい。8月の夏より生き生きしている。

夏はあっという間だ。

おもいっきり楽しもう。

牛久沼を過ぎて、つくば市突入。

今日の宿泊先はネットカフェ。

ネットカフェとバカには出来ない。予想をはるかに超えたコスパ。

「旦那、これは使わない手はないですぜ」

女性の一人旅にも絶対お勧めです。

写真では伝わらないですが荷物も置ける余裕のスペース、鍵つき。シャワー無料、シャンプーつき。タオル使い放題でアイスクリーム食べ放題。

低予算の旅には打ってつけです。

さぁ、明日はいよいよ26㎞のロードを経て筑波山登頂。

滑落しないで無事に帰れますように。

消灯。