五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想

2016年11月22日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2016年12月号

 

 表紙は、クリスマスケーキをつくる、ちぃちゃん!
 サンタ帽をかぶって、鼻にクリームをつける姿が可愛らしい。
 他、からぁ~ず☆や、みっちゃんとアルバート、そしてカラスヤ先生もサンタに!

 

 今月の「連載開始で賞」は、『ねこようかい』

 

 「ねこのようなようかいのような生き物と、人間の生活を描いた物語」

 Twitterで話題の作品。
 ちょっと不思議なねこたちと、人との暮らしが面白い4コマ作品ですね。

 「のっぺらぼう」も「ぬりかべ」も、ねこの形をしていて、
 人の世界で違和感なく過ごしている姿が、なんとも奇妙な雰囲気。
 でも、どことなく可愛かったりもして、そうした様子になごみます。

 基本2ページのようですが、今回は連載第1回ということで2本立て。
 Twitterと共に、注目です!

 

 

【12月7日、コミックス11巻・発売!】

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

  

 クリスマスは、誰と過ごす・・・?

 タケ兄が、あつみさんにクリスマスの予定を聞いています。
 そして「俺と一緒に過ごしてくれないか!」と頼んでいたのは驚き!

 ・・・でしたが、バイトの人手が足りないことを、あつみさんが察していたのは笑!
 何の色気もなくて(´▽`;)

 バイトはクリスマスケーキを店頭で売る仕事で、あつし君も加わっています。
 そこで、タケ兄があつし君に、そっちの方がウケがいいからとシェフの恰好をさせたり、
 そんなあつし君にカップルの女性が見とれて、男性が避けようとしたりと面白かった!

 それでも、ケーキのサンプルをおいしそうだと無邪気に眺めるあつし君を見たことで、
 お客さんが増えたり、あつみさんがマッチ売りの少女っぽくふるまって同情を集め、
 ケーキの売り上げも上々というのは、楽しかったですね。

 などなど、タケ兄のバイトの付き合う2人でしたけど、バイト代をもらう時、
 お店の人があつし君に渡していたのは愉快!

 読者視点では、あつし君=小学生という認識になっていますが、
 高校生に間違われたことが、久しぶりに意表を突かれた感があって、面白かったです。
 そんな感じで・・・ 今後も楽しみです!

 

 

【11月28日、コミックス6巻・発売!】

●ばつ×いち (おーはしるい 先生)

  

 窓を拭くのも一苦労。

 由依さんが、窓を眺めながら「どうしたものかなあ」と悩んでいる様子。
 どうも、窓ガラスがスッキリきれいにならないことを気にしているようで、
 業者さんに頼みませんかと、マスターに訪ねています。

 マスターは、頼むと「高価いから」と渋るのですが、じゃあマスターが拭いてくださいと
 由依さんに言われるや「高いから」と答えていたのは愉快でしたね(^^;

 けれど、由依さんに押されて、やむなく自分で拭くことを選ぶマスター。
 高い所は苦手だけど、何とか拭けるスタイルを見つけたようですが・・・

 ここでトラブル発生!
 窓の上の方を拭こうとしたマスターが、窓から転落!?
 さすがの由依さんも焦っていたのが新鮮でしたね。

 しかも取り乱して、何とか落ちる寸前でとどまっていたマスターの頭をばしばしと
 叩いていたのは、笑えないけど笑ってしまいました(´▽`;) 落ちちゃうよ。

 しかし、そこから救助できるのか? という点が心配でしたが・・・
 というお話が面白かったですね~。

 結局なんだかんだで無事に済みましたけど、由依さんが泣くほど心配していたのは、
 気の毒ながらも良い感じでありました・・・なんて思いつつ、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】

●たばたちゃん派 (みずしな孝之 先生)

  

 コミックス5巻は、12月26日発売! ・・・ですが、最終回!!

 最後は、将来の夢について考えるたばたちゃん。
 「おおきくなったらなにになりたいかなー!?」と先生に聞かれ、
 大きくなった自分を想像するたばたちゃんが可笑しい。 怪獣じゃないですか(^^;

 でも、先生から「しごと」のことだと言われて、いろんな仕事を考えていますが、
 どれも将来の仕事になるかどうかは微妙という所が面白かったり。

 そして、パパさんからの手紙。
 ブラジルから来たものらしく、ママさんは「ちきゅうのうらがわ」と説明してますが、
 たばたちゃんの考える裏側は、床の裏側程度の場所で、子供らしいイメージが楽しい。

 パパさんからの手紙がよほど嬉しかったのか、ミヤビやむいちゃんに手紙を見せる
 たばたちゃんが微笑ましかったものの、ブラジルが遠い場所と知ってしゅんとなり、
 落ち込んでいたのは可哀想でしたね。

 それでも、おおきくなればすぐ会いに行けると考え、それが「将来の夢」になったのは、
 上手いつながり方だと感服でありました。

 さらに、その「将来の夢」が、すぐそこに来ているというラスト・・・
 たばたちゃんの最高の笑顔でシメとなっていたのが素敵でしたよ!

 などなど、たばたちゃんの日常を描いてきた本作も、最終回となりました。
 無邪気な子供らしいたばたちゃんの姿が、可笑しく微笑ましく、魅力にあふれていましたね。

 大人にとっては意識の外から殴られるような、子供としての発想に面白味があって、
 私は存分に、楽しませていただきましたー!

 

 

【11月28日、コミックス2巻・発売!】

●ぼのちゃん (いがらしみきお 先生)

  

 ぼの父、ぼのに危険を教えるの巻。

 カニに近づいてゆくぼのを、ぼの父が制止しています。
 カニさんははさまれるからダメだと言っていますが、カニに近づかないよう
 「止まれ」を教えますが・・・

 あまりうまく「止まれ」をできないぼの。
 そこで崖の手前で止まれるよう練習してますが、ぼの父が寸前で助け上げてしまったり、
 練習にならない様子が、可笑しかったりしました(^^;

 その後、クズリさんとクズリちゃんもやって来て、オンブリを貸してもらって、
 ぼのをおんぶしながら泳ぐ父が面白かった!

 さらに、シマリスちゃんも加わって、にぎやかになっていましたが、
 ぼのがクズリちゃんをオンブリで背負った所、その頑張りに感激するぼの父に笑!
 何かと大げさなアクションが愉快でしたね。

 などなど、危険について学べたのかどうなのか、父と子の交流が面白おかしかった今回。
 コミックス2巻と共に『ぼのチャ』も発売とのことで、ますます今後も楽しみです!

 

  

【その他】

●ちぃちゃんのおしながき (大井昌和 先生)

 『ちぃちゃんのおしながき・繁盛記』8巻、発売中! そんな今回、クリスマス!

 ということで、紗耶ちゃん宅のパーティに参加するちぃちゃんですが、その日お店は休み。
 そんなことも知らず、今から予定のないクリスマスに「みづは」で過ごそうと考える
 学生さんが何ともフビン(´▽`;)

 パーティでは、紗耶ちゃんママの料理に興味津々なちぃちゃんでしたけど、
 何だかんだと楽しむ様子が微笑ましい雰囲気で、よかったですね~。
 そして、ラストの“開店”が、寒い日に心温まりつつ、楽しかった!

 

●きらきらビームプロダクション (板倉梓 先生) 

 宝田くん、「からぁ~ず☆」のマネージャーをやめる!?

 TV局の仕事の最中、いきなり引き抜きをかけられる宝田くん。
 大手ファイヤープロからの引き抜きで、給料も倍にすると言われ、ちょっと揺れるのは
 仕方ないですよね(^^;

 でも、その気はない・・・と思いきや、社長からは「辞めていいぞ」の一言。
 これにはさすがにショックを受ける宝田くんが気の毒でしたけど、「からぁ~ず☆」が
 落ち込んでいるのを見て、これではダメだと考える彼の大人っぷりが素敵でした。

 社長がどう言おうとも自分の道を行くという決意が清々しく、さらに社長の本心も知って、
 喜ぶ宝田くんが可愛らしかった!

 

●プレゼントフォーユー (四宮しの 先生)

 シーズンゲスト5話目! 今回は、33歳女性のクリスマス。

 付き合っている彼氏さんと微妙な感じになっているのは、クリスマスプレゼントに
 何がいいかと尋ねられ、やる気のない返事をしたためですが、33歳という年齢に
 色々と思う所があるようで・・・

 女性の落ち着いた雰囲気が、ゆったり感をもたらしつつも、彼女の抱える寂しさを
 彼氏さんのやさしさや頼もしさが、解消させてゆく流れが、じんわり素敵でした。
 この2人の普通のやりとり、良いですね。

 

●年の瀬のご乱心 (仙石寛子 先生) 

 2号連続シーズンゲスト、第1回! おなじみ母と息子のお話。

 今回は、同窓会から帰ってきた母上がご機嫌な様子で、やっちゃん面倒くさがってます。
 そして「今年も1年・・・平和に暮らせました」と述べる母に、まだ何があるかわからない
 なんて言ったものだから、泣き出してしまう母上(^^;

 そこから、同窓会で息子のいる友人から、男の子は大変だという話を聞かされたとか、
 でも、息子が大きくなってくれることが楽しみだとか、そんな話がほのぼの雰囲気。
 だったものの、酒くさい大人たちに辟易してしまうやっちゃんが可笑しかった!

 

●幼なじみリレイション (安西理晃 先生)

 鉱くん家に、未来さんの母上がやって来た!

 鉱くんの母上とは犬猿の仲らしく、険悪ムードが漂いますが、本題は鉱くんと未来さんの
 交流をやめさせようということで、ついにこのときが来てしまったかと、戦々恐々でしたね。

 しかし、鉱くんのことを理解しつつ、それでも世間体から未来さんとの付き合いを
 やめさせようとしているのは、何とももどかしい感じで、モヤモヤしてしまいます。
 これは未来さんの問題で、彼女自身がどうするのか決めねばならないわけですが、
 一体どうなってしまうのか・・・ もしかして、終わりが近い?

  


◆『恋愛ラボ』12巻・感想 文化祭にて全方位恋愛模様、そして…!?

2016年11月17日 | ◆4コマ漫画 感想

『恋愛ラボ』12巻 (宮原るり 先生)

 

 作者は、宮原るり先生 (サイト:ヘッポコロジー

 表紙は、ナギとリコ!
 ・・・ですが、ナギの胸元をつかみあげるリコという構図。
 その意味するところは・・・!? といった大進展の12巻であります。 

 

 

【文化祭で動くそれぞれの恋模様】
●リコ&ナギ・・・ 告白!

 

 ついに、この時が!!!

 藤崎女学院の創立100周年記念式典から、藤女の文化祭、
 さらに南中との合同文化祭という、めまぐるしいスケジュールの12巻。

 その中で、一大決心をして臨んだリコ。
 ナギを追いかけ、かつての彼の告白に気づけなかったことを謝りつつ、
 出てきた言葉は・・・「大好きだ」。

 1度は、恥ずかしさから誤魔化そうとしたものの、
 逃げてはダメだと自分に言い聞かせ、自分の想いが特別なものであることを、
 赤面しながらも、しっかり告白する場面には、震えるほどヒートしましたね!

 

 

  

 2人の関係はどうなるのか?

 告白後、勢いに任せて、あれこれまくしたてるリコでしたが、
 「余計なことばっか言った~」なんて、ヒドイ告白になったことに
 身悶えしています。

 それでも後悔しているわけではない所は良いですね。
 これだけ自分をさらしたのだから、後は攻めあるのみと考えているのが頼もしい。

 まあ、告白なんて理想通りにいくことはまれでしょうし、多少みっともなくとも、
 自分の想いを伝えられれば成功と言っても、過言ではないでしょう。

 一方で、告白を受けたナギは、突然のことに戸惑っている様子。
 過去のことから、リコに振り回されまいと構えつつも、自分の気持ちにどう向き合うか
 悩みまくっていて、リコから逃げてしまう状態になっています。

 かつて(ずっと?)好きだった人からの告白。
 けれど、1度は自分からの告白をかわされたわけで、心中複雑なのも当然ですね。

 ただ、ボールはリコから投げられているわけで、次にボールを返さなければならないのは
 ナギの方なのですから、ここからどう彼の気持ちが固まってゆくのかには注目したい所です。

 

 

●マキとヤン

  

 自覚の扉を開くマキと、変化しつつあるヤン。

 サヨ先輩とユウくんの関係を見て、己の気持ちに気づいてしまうマキ。
 苦手だった彼のことを好きになる、そんな関係と自分を重ねたようで・・・

 はじめは何かの間違いだと、自分で否定しようとするものの、
 何かとヤンのことをかばったり、彼が正当に評価されると嬉しくなったりすることで、
 ついに認めざるを得なくなってしまうところは、誠実かつ可愛らしかったですね。

 一方でヤンも、マキがやたらと自分のために頑張ってくれることや、
 嬉しそうにしているのを見て、彼女をだいぶ意識してしまっている様子。

 このあたり、じっくり歩み寄りつつあるといった雰囲気。
 ついにマキが自覚を持ったことで、色々と動き出しそうではありますが、さて?

 

 

●エノとハル会長

  

 こちらも告白・・・かな?

 合同文化祭で会うのを楽しみにしつつも、恥ずかしがるエノ。
 しかし、ハル会長が南中女子に囲まれているのを見て、一気に不機嫌になったり、
 コロコロ変化する彼女の心情が面白かった。

 のですが、体育祭の時、ハル会長の学ランを借りたかったのは自分だと、
 彼に知られてしまって逃げ出すエノ。

 その後、ハル会長は何かの誤解だろうと考えていたのですが、
 エノが回りくどい言い方で、誤解ではないことを伝えていたのは、
 これまた告白っぽくて熱い展開でありました。

 まあ遠まわしすぎて、ハル会長も困惑している所がまだまだなのですが、
 それでも天然の「かけひき」が始まったりして、この2人の関係も気になります。

 

 

 

●サヨとユウ、スズとレン

  

 ここでも大きな進展が・・・?

 この12巻で、リコに次いで注目すべきなのは、サヨ&ユウでしょう。
 文化祭にやってきたユウくんが、そこでハル会長と話をするサヨを目撃。
 そこから2人の関係を誤解をしてしまい・・・

 なんて感じだったものの、めそめそするユウくんを一喝しながら、
 彼が自分の恋人であることを、高らかに宣言するサヨが素晴らしかったですね。

 あれだけ苦手にしていたユウくんを、他人の前で恋人認定。
 サヨにしてみれば思い切ったことを言っているわけで、感慨深いのですけども、
 その後、彼から逃げ回る姿は愉快でした!

 そして、スズ。
 レンくんに会った際、マキの話題を出されて胸が痛んだり、マキとの関係進展に
 協力を求められて思わず拒否してしまうあたり、無自覚ながらも重症っぽい。

 さらに、マキを意識して髪を伸ばそうなんて言い出すなど、
 レンくんに対する思いを深めている感がありましたね。

 サヨはすでに、ユウくんとは交際しているわけですが、スズの方は自覚もまだっぽく、
 これからといった雰囲気で、ここからどうなってゆくのかは見所かもしれません。

 

 

【その他】
●新聞同好会と、モブ男子

  

 文化祭で接近。

 12巻のおまけ(追加)要素だったのが、新聞同好会とモブ男子のお話。
 文化祭の取材をする同好会と、演劇のシナリオを書いたモブ男子たちが、思わぬ接近?

 まあ、取材対象だっただけですけども、藤女の女子と直接話をできたというので、
 線数が増える男子たちには笑いました!

 そして、一番大事なのは、新聞同好会に大きな変化がやってきたこと。
 実は「まんがタイムスペシャル 2016年12月号」で、新聞同好会が「新聞部」と
 表記されていたのですが、私はそれについてスルーしてしまったのですよね。

 いや、正直な話、「あれ?部だったっけ??」とは思ったのですが、
 どこかで部に昇格したのを失念しているだけかも、と考えて言及できなかったのです。
 その真相が、このおまけ漫画で描かれていて、ようやく得心できました。

 そう、新聞同会が「部」になるお話。
 これには「やられた~!」となってしまいましたよ、素晴らしかった!

 

 
●どこかで見た人々

  

 他作品からのゲストさんたちも・・・

 『みそララ』のスズ兄と姉は、これまでも登場していたのでお馴染みですけど、
 『僕らはみんな河合荘』から、住子さんと喫茶店の店主さんが出てきたのは驚きでした。

 相変わらずのシスコンぶりを発揮する兄と姉が可笑しかったり、
 藤女OGとして河合荘関連の人たちが出てきたのも楽しかった!

 これらの作品は、岐穂市という世界でつながっていて、こうして同じ時間を共有している
 と考えますと、なかなか趣深いものがありますね。

 ただ「みそララ」は、第一部完したままなのですけど、いつか再開するのでしょうか。
 私、気になります!

 

 などなど、全方位で恋愛加速となった12巻。
 リコの告白にナギはどう返事をするのか? 自分の心を自覚したマキの行動は?
 エノとハル会長の“かけひき”はどこへ行きつくのか? スズの自覚はいつになる?

 サヨはまあ平常運転でしょうけど(ォィ、それ以上の進展があるのかないのか・・・
 諸々が気になりつつ、次はクリスマス会が大きなイベントになりそうということで、
 今後もますます楽しみです!

  

 

【まんがタイムスペシャル 連載時の感想】

 ◆ 2015年 7月号  藤崎女学院、創立100周年記念式典

 ◆ 2015年 8月号  藤女文化祭、スズの占い

 ◆ 2015年 9月号  スズと姉と兄とレン

 ◆ 2015年11月号  合同文化祭、始まる

 ◆ 2015年12月号  素敵な王妃とリコ、そしてサヨ&ユウ

 ◆ 2016年 1月号  マキの自覚と、ナギ追うリコ

 ◆ 2016年 2月号  リコ、告白!!!

 ◆ 2016年 3月号  スズ大活躍! ユウくんはお笑い担当

 ◆ 2016年 4月号  合同文化祭の終了

 ◆ 2016年 5月号  マキ、ヤンを討つ! そしてエノも告白・・・?

 ◆ 2016年 6月号  生徒会の打ち上げ、それぞれの課題

 ◆ 2016年 7月号  告白その後、リコの攻め姿勢

 ◆ 2016年 8月号  エノ&ハル、恋のかけひき・・・?

 

 


【雑記】更新遅れてます

2016年11月16日 | 【雑記】

更新遅れてまして、申し訳ありません。

 

多忙なうえに、PCがダメになってしまいまして、
新しいPCを導入しつつ、復旧を図っていますが、手間取っている最中でして……

何か良いフリーの画像編集ソフトないでしょうかね。
新しいPCに入っているソフトが、以前使っていたものよりも使い勝手が悪く、
やたらと時間かかってしまうので困っています。

なもので、更新再開まで、もう少しだけ猶予を頂けると幸いであります。

 


◆ まんがタイム 感想

2016年11月11日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2016年12月号

 

 表紙は、マジシャン課長さん!
 笑いが飛び出すマジックで、大勢を楽しませてくれそうです。
 他、エンタくんはトランプで、まりあさんはバニー姿で盛り上げます!

 

 今月の「男まりあで賞」は、『まりあ17』より、茜さんの義兄!

 

 今回、色んな人が新登場!

 1人は、立ち食いソバ店員さんのお孫・美香さん(23)。
 地味なメガネさんで失恋したばかりでしたが、まりあさんを見習った所、
 とんでもない方向性になっていたのは笑゚(*゚´∀`゚)゚ でも、春は近そう?

 そしてもう1人が、茜さんの義兄上。
 「男まりあ」と呼ばれるということは、普通にオッサンということで・・・

 と思ったら、確かに行動はオッサンくさいものの、「男まりあ」なだけあって
 美形な所が大きなギャップになっており、そのあたりが面白い人物でしたね。

 新たなキャラクターを加えて広がる、まりあワールド。
 美香さんとの交流は始まったばかりですが、茜さんの義兄上とまりあさんも、
 似た者同士っぽいので、どのように関わってゆくのかが楽しみですね。

 

 

【最終回!】

●ひとみ見つめないで! (市川和馬 先生)

  

 他人の視線に敏感な少女のお話も・・・ 最終回!

 最後は、風紀委員長の則本守継くんを加えて、「人見親衛隊」発足!?
 則本くんは、ひとみさんの体質に気付いたために親衛隊を発案したのですが、
 観田くんも乗り気で、2人でひとみさんを視線から守ることに。

 しかし、壁になってひとみさんの周囲を守れば、逆に目立って注目を集め、
 むしろ迷惑っぽいのが何とも(^^;

 さらに、駕籠に乗せようと考えたり、親衛隊の法被をつくったりしてますけど、
 校則違反だと風紀委員長らしい理由で却下していたのは笑!

 といった風に、役に立たない親衛隊活動が可笑しかった最終回。
 それでも、優しいひとみさんの言葉が、2人を救っていた(?)のはよかったですね。

 そして最後に、まっすぐ観田くんや副会長を見ていたシーンが印象的でした。
 これまで、視線に敏感なため、なるべく相手と目を合わせないようにしていたひとみさん。

 そんな彼女が、相手の目を見る場面は貴重というか、もしかして初でしたでしょうか?
 目をそらすひとみさんが基本だったためか、とても新鮮で素敵でしたよ!

 などなど、他人の視線を気にしつつも、しっかり生徒会長している少女のお話でしたが、
 「視線」をうまく使ったキャラクターが面白く、私はけっこう好き作品だったため、
 終了は残念です。

 が、次号には市川先生の新作もあるようなので、そちらにも期待しながら・・・
 楽しませていただきましたー!

 

 

【ゲスト作品】

●おかわり自転車 (佐倉イサミ 先生)

  

 サイクリストへの道。

 花江ミトさん、お絵かき日和にママチャリで山を登っていた所、転倒してしまい、
 愛車アンドレが壊れたようで・・・ と始まるお話。

 そこで出逢ったサイクリストの真野コトコさん。
 アンドレを直したくれただけでなく、一緒に坂を登ってくれたりと、イイ人です。

 そんなミトさんとコトコさんの交流が、自転車を通じて描かれる4コマ作品。
 スケッチが好きで、メルヘンっぽいミトさんですが、どこか遠慮がちな性格で、
 そのあたりをコトコさんに突かれて、心境の変化があったのは良い感じでした。

 そして、ミトさんもロードバイクに魅せられたようで、ここから何かが始まりそう。
 なもので、つづきに期待したいですね!

 

 

●誰にも言えない丸ノ内さん (火ノ鹿たもん 先生)

  

 まじめ委員長の人には言えない趣味とは・・・?

 丸ノ内しのぶさんは、中学3年生で学級委員長。
 成績優秀な優等生とのことですが、何やら隠している秘密があるようで・・・
 ただ、幼なじみのカナデさんは、その秘密を共有している様子。

 それは、コスプレ。
 カナデさんも学校にまでコスプレの格好をしてきており、丸ノ内さんを誘ってます。
 さすがに学校ではできない丸ノ内さんですが、家へ帰ると・・・?

 さっそく、放課後にカナデさんの家でコスプレ・・・とはならず、
 宿題から始めるあたり、優等生らしくて面白かったり(^^;

 そんな真面目キャラが、いざコスプレとなると、ノリノリの可愛さで全開!
 そうしたギャップに醍醐味がありそうな4コマ作品でしたね。

 さらにラスト、カナデさんの真実が明らかになっていたのは驚きました(´▽`;)
 ああ~そうだったのかと、その意外さに感服でありました。
 この2人の関係も楽しくなりそうですし、つづき期待です!

 

  

【その他】

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 キツイ言葉も、コミュニケーション?

 吉田さん、キツイ言葉で言い合いをする小柳さんご夫婦に、戸惑い気味。
 榊先生も「暴力と言われても仕方ないレベルの口の悪さ」と評してますが、
 それでも「あれでうまくいってるみたい」とのことで、面白い所です。

 奥様に言わせれば、2人で辿り着いた「ののしり道」らしく、何やらのろけまで(^^;
 吉田さんも「自分の常識で測っちゃダメ」だと気づいて、それぞれの在り方について
 考えさせられる内容が、興味深かったですね~。

 

●秘書の仕事じゃありません (東屋めめ 先生) 

 労基の調査に備えるの巻・・・?

 隣のビル(某広告代理店?)に調査が入ったとかで、うちは大丈夫かと心配する
 中田さんでしたけど、ホワイトなので平気だと主任さんはおっしゃっています・・・
 が、ロボット部下だのスリットだの、不安要素も色々で(^^;

 そんな中、残業さえ何とかなればよいだろうと、社長が社員のいるうちは残ることに。
 となると負担がかかってくるのは中田さんで、残業中の社員にサービスまで!
 いや、これは、羨ましい(ォィ。 とはいえ、噂が噂を呼んでいたのは笑!

 

●のちの真田幸村である (真田寿庵 先生)

 コミックス2巻、発売中ゲスト! 真田幸村(信繁)幼少期のお話。

 「まんがホーム」連載中ですが、今回は、釣りをする弁丸(幸村の幼名)くん。
 連載では少し年が経っていますけど、こちらでは6歳時で、ヤンチャ坊主です。

 兄・源三郎くんと共に、釣りをする様子が面白かったのですが、釣れるのはカエルばかり。
 そこへ喜平さんもやって来て、カエル以外のものも捕まえていたのが愉快でしたね。
 最後は、仲良く楽しくな雰囲気でのシメがよかった!

 

●天子様が来る! (安堂友子 先生)

 【野鳥好きは気付いた】野鳥を撮影に来ている人たちが、野鳥に乗るユキジ様を見て、
 その渡り鳥の習性から何かを察していたのは笑! というか、ユキジ様、大丈夫なの!?

 【ステータスふりわけ失敗】家具の角に足の小指をぶつけるのが嫌で、何とかしてほしいと
 小夢さんに頼んだものの、一見ナイスアイデアに見えて被害度が増す結果になっていたのは
 何ともお気の毒(´▽`;) ハンパにしか敵わない願いは危険です。

 【地獄】クリスマスまでに恋人がほしいと、小夢さんに頼んだ男性ですが、
 たしかにモテ始めたのはよかったのに、その理由があまりにあまりで、ムゴすぎでした(^^;
 ハンパにしか叶わないからって、これは・・・これはあんまりだよ!

 

●おひとり食堂 (櫻井リヤ 先生)

 盗撮された誠一郎くん!?

 しかも、お店での姿を「誠一郎じゃないか?」と疑われる形で広まっているらしく、
 そのことを伝えに来たマネージャーのカナコさんと、あれこれ考えています。
 誠一郎くん本人は、あまり気にしてなさそうな所が、暢気でよろしい(^^;

 カナコさんをお客にシミュレーションしたり、彼女にドキドキしてしまったりしつつ、
 お店にやって来た誠一郎ファンにバレないようふるまう様子が、面白おかしかった今回。
 ファンとの交流もでしたけど、カナコさんとの関係も、だいぶ気になる内容でしたね~。

 


◆ まんがホーム 感想

2016年11月10日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2016年12月号

 

 表紙は、湯上りらいかさん!
 手に持っているのはフルーツ牛乳でしょうか、必需品ですね(ぇ
 他、いろんな人たちが湯につかっていたり、湯上りだったり、卓球したり。

 

 今月の「スパイすっぱいで賞」は、『ようこそオーロラ百貨店』より・・・?!

 

 何やら色々と動きがありそうな今回・・・

 えにさんの様子がおかしかったりして、水菜くんが気にする展開となっていますが、
 それと同時に、スパイ問題にも大きな進展が!

 静香くんから、皆にスパイのことを離さなくてもよいのかと聞かれた社長さん。
 「みんなに心配かけたくない」と述べていますけど、どうも社長さんは何かをつかんでいる様子。

 社長さんは、スパイを探さなくてもよいなんて言っていて、それはすでに正体がわかっているから
 というので、かなり気になる内容でしたが・・・ いや驚かされましたね。

 てっきり思わせぶりだったあの人がスパイかと思っていたのに、ここで意外な人物にスポットが!
 はたして、この人は本当にスパイなのか? だとしたら、一体どこの・・・?
 などなど、えにさんの異変と共に気になります!

 

 

【コミックス2巻、発売中!】

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)

  

 ふと、給食メニューを食べたくなる時~。

 雲春くんの元気がないのを見て、気にかけるりん子さん。
 しかし、ソフトめんが食べたいとか言い出すのを聞いて、呆れています(^^;

 そんな感じで、時々食べたくなる給食メニューのお話でしたが、
 りん子母も給食メニューに乗り気で、委員長喫茶の野望を捨てていなかったのは笑!
 さらに、ノスタルジーの何たるかを語っていた内容も的確でしたし(ぇ

 また、「さくらごはん」という静岡ご当地給食については、初めて知りました。
 そんなに美味しいんですかね? 雲春くんには大好評で、気になってしまいましたよ。

 そして、給食センターの違い。
 東京では、学校ごとに給食を作るという話をして驚かれてましたけど、
 このカルチャーギャップに、雲春くんが喜んでいたのは面白かった!

 たしかに、いつもは静岡に驚かされるばかりですからね~。
 そんな雲春くんを見て、りん子さんは彼のヘラヘラを、別の観点から捉え直していたのが
 とても印象的でありました。

 彼女の彼へのイメージが、変わってゆくきっかけになる・・・?
 と思いきや、そうでもなかったのが可笑しかったり(´▽`;)
 でも、何かしら良い方向へ行くのかな~と思わなくもなかったりして、気になります。

 といった感じでしたけど、コミックス2巻も発売しましたし、ゲストは終了ですかね?
 またの登場に期待したい所ですが、タイムスペシャルでの連載にも注目しつつ・・・
 今後も楽しみです!

 

 

【コミックス2巻、発売中!】

●のちの真田幸村である (真田寿庵 先生)

  

 勝頼さんと仲良くなった弁丸くん。

 信玄公は、死を3年隠せと遺言したものの、半年もたたずに世間に知られたとか。
 そんな話から始まった今回、勝頼さん(29)と話をする弁丸くんでしたが・・・

 どうも相談があるとのことで、織田信長の話なども出ていましたけど、
 肝心なのは家中の人間関係の悩みらしく、子供の弁丸くんに相談する内容なのかと(^^;

 ちゃんとやってるのに、古参の家臣は歩み寄ってくれないというのは、
 まさにその通りだったようですね。

 武田勝頼というと、粗野で人の話を聞かず、猪武者的なイメージが昔はありましたが、
 実際はそうでもなく、かなり努力していたようで、むしろ父・信玄の負の遺産を受け継ぎ、
 苦労させられたという方が、実像に近いらしいです。

 そして、弁丸くんと姉上の牛ルックが可愛らしかった~。
 いつも通り、側室の子であることを気にする姉上を、うまくなだめる弁丸くん、さすがです。

 さらに、山縣政景さんまで登場して、弁丸くんとの仲良しっぷりを見せていたのは愉快でした。
 勝頼さんにはだいぶ厳しいようですけど、人形相手に説教することで、これからは勝頼さんの
 負担も減るのでしょうかね?

 なんて気にしつつ、信玄公亡き後の武田家の色々が見てきた今回。
 やはり、その末路を弁丸くんは眺めることになるのでしょうか・・・
 と、不安を覚えながらも、今後も楽しみです!

 

  

【その他】

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 竹田くん、風邪をひくの巻。

 母上、それでも仕事に行くあたり、さすがというか何と言うか(^^;
 そして入れ代わり立ち代わり、色んな人が来るものの、大して役に立たなくて笑!
 小西くん、欲しいモノを聞いておいて、本当に聞くだけとかアクマですか!?

 さらに、らいかさんたちがお見舞いに来て、余計に負担をかけられていたのは、お気の毒。
 とはいえ、らいかさんとのひとときは、何かしらの進展を見せていて甘酸っぱいものでした。
 竹田くん、落ち着いて対処していたのは、お見事ですよ。

 

●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生) 

 孔明さん、訓練でガタガタに・・・

 体力に自信はあったものの、慣れない動作で体に負担がかかったようで、
 そんなこともわかっていなかった自分を反省していたのは、さすがといった所。
 浴室で月英さんに身体を洗ってもらいつつ、なごんでいたのもよかったですね。

 一方、劉備さんは曹操の動きを知るや、顔つきが変わって、徐兄さんも驚いています。
 このあたり、劉備さんの曹操への意識や、怖い一面が見えた気がして興味深い。
 そして、月英さんも孔明さんの負担を減らそうと、色々と考え始めている様子で、
 面白くなってきましたよ~。

 

●まなびやユーレイ (瀬野反人 先生)

 保護者との連絡ノートを見て、悩むゆずさん。

 小学5年生の別所まゆさんの親御さんが、塾を変えようか考えているようで、
 さらに、まゆさんは宿題をやらないらしく、色々と問題山積状態(^^;

 良いお子さんで、やさしい雰囲気なのですが、宿題をやってこない理由がイマイチ不明。
 ゆずさん、自分は教職に向いてないのではと悩んでしまいますが、それに対して塾長さんが
 「がんばりすぎ」と言っていたのは気になりますね・・・ 過去に何かあったのかも?

 

●天国のススメ! (宮成樂 先生) 

 今回、2本立て! 1本目は、草間くん話。

 他校の女子には人気の彼ですが、どうも恋人がいると噂になっている様子。
 と思ったら、十子さんを恋人と勘違いしてたてられた噂らしく、誤解を解くべく、
 十子さんが太一くんを連れ、噂の出元近辺へ向かいますが・・・

 といったお話でしたけど、そこで遭遇した不思議現象を、草間くんとも共有したい
 と考える2人が微笑ましかったですし、そんな十子さんを良いと感じる太一くんもよかった。
 新しくたてられた噂には笑いましたけど゚(*゚´∀`゚)゚

 
 2本目は、太一くんが幼い頃、遊んでいた子のお話。

 どう考えても幽霊の類なのに、気にもしていない幼い太一くんが愉快。
 でも、何やら不吉なことを言うその子が、少し怖い雰囲気でしたね。

 その後、その子は消えてしまったとのことでしたが、そこに太一くんの父上の真心が
 関係していたのは、素敵なことでした。 まさに子を想う父親ですね~。
 排除ではなく、敬意をもったお願いで対処していたのが、何よりも素晴らしい。

 

●まんがの装丁屋さん (小石川ふに 先生)

 冬坂デザインでも、話題にのぼる炎上騒動。

 ヒナさん情報により、福山くんがかかわっていることまでわかってしまうのは面白い。
 しかも、ヒナさんは件のまんがのファンで、装丁に内容が負けているという評価にご立腹。
 周囲の評価と、自分がわかっている面白さとのギャップは、よくわかりますね~。

 そして、当の福山くんは相変わらずしれっとしていましたが、一方で律さんに愚痴る三田さんも、
 けっこう福山くんの言う「チャラ軽い」所が軽視される原因なのかもと考えると、どっちもどっち
 に思えてきて、何だか妙に可笑しかったですね! ラストの律さんの表情(´▽`;)