2017年4月号
表紙は、ちぃちゃんと焼き鳥!
三葉さんが焼いて、ちぅちゃんが運ぶとは、いつもと役割が逆ですね。
他、コミックス新刊発売間近の『よっけ家族』や、ゲスト作品なども!
今月の「電子書籍版・好評発売中で賞」は、『だから美代子です』より、メメ子ちゃん!
今回、巻頭カラーでお花見の美代子さん。
と言っても、美代子さんは出前に大忙しで、中でも林田さん所の波平くんに圧倒されてます。
とにかく大食いで、出前のラーメンを勝手に食べてしまったり、そのために岡持ちの中に
入り込んだりと、波平くんのおかげで忙しさ倍増な様子が可笑しかった(´▽`;)
そして、お花見には他の作品からの登場人物も色々出てきていましたが、
その中に懐かしい顔があったのは、嬉しかったですね~。
完結作品ですが、『がんばれ!メメ子ちゃん』のメメ子ちゃん、岸田くん、田中(亀)と、
あの頃のままの面々が、ここに出てきてくれるとは思ってもいませんでしたよ。
波平くんと張り合うメメ子ちゃんでしたけど、岸田くんの一声で寛容になっていたのは笑!
他の所でもそうでしたが、幼い波平くんのヤンチャ行為への、周囲の懐の深さが感じられて、
“あたたかい世間”が拝めたのは、良かった。
そんな感じで、波平くん無双の今回、メメ子ちゃんメンバーの登場が楽しかったですね。
電子書籍版も発売中とのことで、そちらにも注目です!
【3月17日、コミックス13巻・発売!】
●ちぃちゃんのおしながき (大井昌和 先生)
成長期なのは、ちぃちゃんだけじゃない!?
ちぃちゃん、成長期のため、服がすぐに小さくなってしまい、何かと物入り。
そんなことを三葉さんがぼやいていると、すかさず働いているのは自分だと主張する
ちぃちゃんが、たくましかった(^^;
そんな娘の言葉に、奮起した三葉さん、一生懸命働きますけど、料理は相変わらず。
でも、常連さんたちに成長したと褒められていたのは笑!
【ママの成長期?】なんてタイトルが付いてましたが、その後、胴回りが気になって、
「成長期」を言い訳にしていたのも愉快でした・・・ お腹ポヨポヨ。
そして、出費の多さをどうにかすべく、選んだのがスネかじり!
三葉さんの母上にたかりに行こうというのだから、成長期の子供らしいといえば、らしいかも。
そこで、夕飯をごちそうになるものの、祖母様の料理センスも相変わらずで、もったいない。
けれど、ちぃちゃんのアイデアで、美味しい料理に早変わりしていたのは、さすがでしたね。
「おばあちゃんの春しんじょ」、美味しそう~。
などなど、物入り・成長期・スネかじりなお話でした。
結局、物入りだったのも三葉さんが原因でしたし、やはりきちんと働いてもらわないと・・・
なんて感じつつ、今後も楽しみです!
【3月17日、コミックス4巻・発売!】
●よっけ家族 (宇仁田ゆみ 先生)
子育ても畑も大変・・・?
帰宅した駿太郎くん、ユキホちゃんが寝ているのを見て、「もう寝てる」と残念そう。
ところが、カズホさんはそれを聞いて、「もう」じゃないとお冠。
寝かしつけるのにどれだけ苦労したかと、駿太郎くんを諭すように注意していたのは納得。
駿太郎くんも自分の発言の迂闊さを、即座に謝っていたのは好感触でした。
それに、駿太郎くんが忙しくて、帰りが遅くなっているのも「もう」の言葉が出た原因。
仕事なのでやむを得ないことなのですが、早く帰れるときは帰って来てほしいという
カズホさんの要望も、気持ちはわからなくないかもですね。
その後、幸一さんと畑を耕すことになった駿太郎くんでしたけど、畑が大変なことに!?
一面、菜の花にまみれていて、ある意味、華やかになっているかも(^^;
菜の花って、アブラナ科アブラナ属の花の総称とのことで、「元・かぶ」「元・小松菜」と、
バリエーションにとんだ菜の花が、咲き乱れているのは面白かった。
ただ、せめて種を取ろうとしても、これだけの種類があるとそれも難しいとのこと
でしたが、種をとる用のものは別の所にも植えてあるようで、一安心でした。
そんな子育ても畑も大変だな~と感じるお話でしたけど、菜の花といえば食用にもできるため、
ちょっと食欲そそられるのもよかったですね・・・ 子供達には不評(味ではなく)でしたけど。
そうした感じで、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●白衣さんとロボ (柴 先生)
天才少女とロボの同居生活を描く4コマ作品。
「まんがライフ」にて連載中! コミックス1巻、発売中!
天才少女の白衣さんは、自分が作ったロボと暮らしています。
高性能のはずなのに、ロボは家事担当で、甲斐甲斐しく白衣さんの世話をする日々・・・
といった感じのお話です。
今回は、やっぱり家事にいそしむロボや、全てを任せて楽する白衣さんが面白かった。
いや、いつも通りですけども(^^;
また、夕食の献立を考えるのに、白衣さんの意見を求めるロボでしたけど、
白衣さんの答えが「ロボ」に対するものとしては、首をかしげる内容なのが可笑しい。
それだけ、ロボが“高性能”ということですけどね・・・ 食事できるロボとか。
そして、ロボに「大きなオトコ(機械)」になれと諭す白衣さんが持ち出したのが、
「バケットホイールエクスカベイター」だったのは笑いました゚(*゚´∀`゚)゚
確かに、大きいしスゴイですけど、響きが良いから言いたいだけという疑惑も?
などなど、いつも通りに白衣さんとロボの日々でしたが、ラストの「超完全防音耳栓」では、
白衣さんのイタズラが、ロボの純心の前に失敗するも、結果オーライなオチがよかったですね。
笑みを浮かべる白衣さんの余裕に貫禄を感じつつ、今後も楽しみです!
【コミックス3巻、発売中!】
●うちの3ねこ (松本ぷりっつ 先生)
今日も今日とて、可愛い3ねこ。
みためも性格もバラバラな3ねこですが、トビラ絵でたそがれる後姿は、みんな一緒。
でも、ベランダのスズメを眺める様子は、やっぱり3ねこ3様といった雰囲気でした。
ティッシュ箱に向き合う姿勢も、もじゃは好奇心から手を突っ込んで、ハマって大慌て。
まるは泰然としたもので、むしろティッシュ箱に対する興味がないのでは?と思うほど。
そうした個性の違いが面白いですね。
また、もじゃが頭をかむ姿や、ゴローンと転がる姿が可愛かったり、
【ねこイリュージョン】の入れ替わりも愉快だったり、3ねことの生活が楽し気。
そんな本作のコミックス3巻が発売中とのことで、3ねこ各々の面白さをかみしめつつ、
ますます今後も楽しみです!
【その他】
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
デジカメ買った沙夜さん。
「カメラはスマホでよくない?」と、あつみさんに言われてますけど、性能の良さをアピール。
とはいえ、あつみさんはスマホだとアプリで画像を修正できる所がお好みのようで(^^;
加工して背を伸ばしていたのは、涙を誘います(ぇ
そして、写真を撮影に行く沙夜さんたちですが、あつし君も加わったため、そちらに意識を
向けてしまいがちになる沙夜さんが面白かった(´▽`;) 逆に、あつし君は子供っぽい行動で、
沙夜さんよりも虫だったのは笑いましたが!
●そのアパート、座敷童子付き物件につき (小夏ゆーた 先生)
風邪で倒れた竜太郎くんでしたが・・・
目を覚ますと、そこには台所にいる陽さんが! 彼女に介抱されたようですけど、
部屋の中のみじめな所を見られたことにショックを受けていたのは、よくわかります(ぇ
でも、陽さんはてきぱきとお世話してくれて、ちょっと羨ましかったですぞ。
とはいえ、陽さんはお化けを怖がっていて、この部屋にいるのでは?と感じていたため、
ここで竜太郎くんが座敷童子のことを、誤魔化さず正直に告げていたのは面白かったですね。
座敷童子は「可愛いですか?」と聞かれて、恥ずかしそうに答えていたのも愉快でした!
まだまだ幽霊は怖いみたいですけど、陽さんと竜太郎くんの距離は少し近づいた・・・かも?
●となりのハラペコ貴族 (井ノ上ふき 先生)
再々登場ゲスト! 食いしん坊なメイドさんと坊ちゃん。
今回は、夜に出かける日野くんについてゆくノーラさんとクリスくん。
目的地はコンビニですが、2人はコンビニを知らず、でも食べ物が売っていると知るや、
目を輝かせていたのは面白い(^^;
ということで、今回はコンビニで売られている食べ物を堪能する様子が楽しかった。
貴族なのに、ある意味チープな物でも美味しく食べてしまうのは、好奇心旺盛ゆえでしょうか。
いずれにせよ、満足そうな2人が良いですね。
●クレオパトラな日々 (柳原満月 先生)
ドジっ子な第1王子マグスくんは、お姉様がお好き。
クレオパトラを見て「今日もきれいだなあ」と見とれるマグスくんでしたが、
そこでラッキースケベを発動するドジっ子ぶりが面白い(^^;
さらに、姉であるクレオパトラにドキドキしてしまったり・・・
そんな、おねショタっぽい内容がいかがわしかったり可愛かったりでしたけど、
姉と弟との関係は、後々の伏線のようなものなのでしょうね・・・近親婚ありますし。
でも、父上が娘をいやらしい目で見ちゃダメでしょ~。
●先生ロックオン!2nd (神堂あらし 先生)
2本立てスペシャル! 1本目は、同棲での食生活。
一樹くんは新婚気分で、先生を「奥さん」に見立てているものの、先生はやはり先生だと
感じさせるやりとりがさすがでしたね(´▽`;) それでも食生活に気をつかってくれたり、
先生の献身ぶりは立派過ぎて、本当によい「奥さん」でした。
でも、キッチンに立つ先生の後姿を見た一樹くんが背後から抱きつくと、「だめよぉ」と
拒絶するも、その理由が期待してしまうようになるから、というのは甘々でたまりませんね!
毎日料理できるのも、一樹くんの笑顔のおかげというのも素敵すぎて、一樹くん羨ましい。
2本目は、同棲カップルの破局率の高さにおののく先生・・・
という感じで、そんな情報に踊らされる先生が、気の毒ながらも可愛かった。
若い子に走られるかもと気にする様子が可哀想でしたけど、同じく、自分の不在中に
先生が渋いオジサマを連れ込んでいるかもと、不安になる一樹くんも似た者で、面白かった!
そんな風に、互いに浮気を心配する2人に、ハラハラ感がありましたけど、
なんだかんだでハッピーエンドになっていたのは楽しかったですね。
この2人はこうでなくちゃ!