2016年5月号
表紙は、『Aチャンネル』より、トオル&ナギ!
カラフル&カジュアルな雰囲気が、やわらかな空気と、
「はるらんらんらん♪」な春の訪れを感じさせますね。
今月は、かなり忙しくなりそうですので、
しばらくは、記事を短縮、まとめたカタチで書きたいと思います。
感想を書けていない他の作品も、色々と面白かったです。
今月の「7月号より連載開始で賞」は、『黒髪巫女とマリアウィッチ』!
今回、マリアさんの妹・クロエさんが登場!
できた妹さんらしく、優秀な魔女のようですが、姉大好きっ子。
ゆえに、頼子さんにお姉ちゃんをとられないようアピールをしたり、
軽く対抗心を燃やしたりする様子が、可愛らしかった~。
頼子さんを敵認定しつつも、彼女の黒髪に見とれてしまったり、
褒められてドキッとしたり、敵対しきれないあたりも、微笑ましいですね。
そんなこんなで、結局はツン微デレな感じで、仲良くなれた・・・かな?
といった風味が、たいへんよろしゅうございました。
マリアさんが、ちょっとジェラシーな感じだったのも加えて(^^;
そして、7月号より連載開始とのことで、大いに期待です!
【コミックス7巻、発売中!】
●Aチャンネル (黒田bb 先生)
夜の都会は危険がいっぱい?
今回、夜の都会へ、お出かけする4人。
ユー子さんは出発前、妹ケイ子さんから「東京は怖い所」と注意されてますが、
たしかにエスカレーターの立ち位置の違いは怖いですよね(ぇ
るんさんは、母上から心配されてますけど、心配の方向性がおかしくて、
でも、納得できる内容だったのは面白かった(´▽`;) 兄たちよ・・・
そして、夜のお出かけにテンションの上がる一同。
待ち合わせのユー子さんに、やたらとノリノリで攻勢かけていたのは笑!
途中、時間をつぶすためにゲームセンターに寄りつつ、
クレーンゲームに挑むトオルさんでしたが、はかどらず、そのストレスを
太鼓ゲームで発散していたのは、なんだか可愛らしかったかも(^^;
また、スカイツリーを見に行って、ある人物を思い出していたのは、
大きさに圧倒されたからなのですよね? 名前から何かを連想したわけでは
ないですよね? ・・・いや一瞬、勘違いしたもので(ォィ
それから、スカイツリーからの眺めを堪能したりと、
楽しい夜のお出かけでありましたが、最後、トオルさんに届いたメールが、
出かけるときの寂しさを吹き飛ばすものだったのは、素敵でしたね~。
などなど、4人でのお出かけは安心感のあるものでしたけど、
姉や娘を心配する家族の想いが、あたたかく感じられたお話でありました。
そんな雰囲気に、しみじみしつつ・・・ 今後も楽しみです!
【コミックス1巻、発売中~!】
●異なる次元の管理人さん (榊先生 先生)
異世界へ迷い込んだ男性が出逢ったのは、異次元の管理人さん!?
サラリーマンのスズキくんが、ある日、とつぜん異世界へ。
そこにいたのは、次元を管理するポラリスさんで、
他にも、剣士や王女様など、異次元の住人たちが・・・
くたびれた社会人の青年が、異世界へ迷い込み、
その生活にふれつつ、楽しく暮らしている雰囲気の4コマ作品です。
今回は、発情期の終わったフェイエルさんでしたが、
スズキくんに対して、少し恥ずかしがっている様子。
それを見たパルム姫、フェイエルさんがスズキくんを好きなのだと考え、
何とかしようと、ノナさんに協力を持ち掛けますが、ロゼさんは懐疑的。
そこへ、ポラリスさんまで現れて、恋愛話に花が咲く一同。
恋愛した自分をイメージして、盛り上がるポラリスさんやパルム姫が愉快!
しかし、相手にイメージしたのがスズキくんだったため、
本人を呼ぶと言われて、照れてしまう2人は、可愛らしかったですね~。
そこからパルム姫は、フェイエルさんの気持ちに何となく気づけて、
恋愛感情というのは思い込みだったかも、と考えていたのは、なかなか誠実。
何だかんだで、話もきちんとまとまっていたのは、楽しかったです。
などなど、恋愛話(すべては想像)で盛り上がった今回。
ポラリスさんやパルム姫の乙女心が可愛らしくて、素敵でありました。
そして、コミックス1巻が発売中とのことで、今後もますます楽しみです!
【ゲスト作品】
●きらきらスタディー (華々つぼみ 先生)
コミックス1巻、5月発売ゲスト! お勉強する少女たち。
「まんがタイムきらら」より、2号連続ゲスト登場!
難関大学をめざす美崎真零さんと、幼なじみの間城満さん。
さらに、能津千代さんや稲庭乙葉さんも加え、受験勉強することに・・・
といったお話。
今回は、お外で勉強する面々。
真面目な千代さんは驚くものの、真零さんはお花見を楽しみたいらしく、
受験勉強どこいった!? な雰囲気が、面白おかしかったり(^^;
勉強苦手だけど明るい真零さんに、そんな真零さんのお世話をしたい満さん。
マジメなクラス委員の千代さんに、和菓子屋の娘である乙葉さんといった
4人の少女の勉強風景(?)が、楽しい作品になっていますね。
しかし、源氏物語の話から、「光源氏ってロリコンさんなんでしょ」
とか言い出した真零さんには笑゜(*゜´∀`゜)゜
正確にはマザコンで、想い人の面影を幼女に見たとかだったような?(ォィ
それはともかく、真零さん以外はそれなりに勉強しているものの、
真零さんは勉強からそれてゆくあたり、面白味になっているようで(^^;
そんなこんなで、お勉強する少女たち。
コミックス1巻が5月発売で、2号連続ゲストとのことで、次回も楽しみです!
●はやしたてまつり♪ (高坂曇天 先生)
新聞部の少女たちが取材に行ったのは、お囃子の演奏家さん。
佐倉桜波さんは、新聞部の新人記者。
2年生のふーちゃん先輩とコンビを組み、和太鼓の演奏家・龍谷巌さんに
話を聞きに行きますが・・・
と始まるお話。
男性だと思っていた龍谷巌さんは少女で、でも怖い人・・・かと思いきや、
人見知りで緊張していたため、表情が恐ろしくなっていたのだとか(^^;
そんな彼女に、はじめ怯えるふーちゃん先輩でしたが、
桜波さんの屈託ないアプローチのおかげで、互いに打ち解けていたのは好感触。
さらに、巌さんからお祭りの話や、太鼓の演奏を聴くことで、
グイグイと引き込まれていった桜波さんは、大いに感激していて楽しそう。
巌さんの演奏するときの笑顔も楽し気で、とても良い感じでありました。
それだけに、新聞記事にする際、もっとよいものを書きたいと考える桜波さん。
そうした情熱が、ひしひし伝わってくる所も素敵でした。
はたして、ここから少女たちがどのようにお囃子に触れ、交流を深めるのか。
連続ゲストとのことで、期待です!
【最終回!】
●ばーどすとらいく! (もず 先生)
4月27日、コミックス2巻発売! ・・・ですが、最終回!!
最後は、ダジョン星と地球の交流が始まろうとしていますが、
そこに忍び寄る不穏な影・・・ といった内容。
両星の親善式典には、あいさ先生の妹ということで、あとりさんが代表として
出席するものの、そこにクルさんの姿はなく、何となく寂しい気分に。
けれど、総統さんとの会話と握手から、ダジョンの人々(鳥たち)が
舞い降りる場面には圧倒されてしまって、まさに「すげぇ・・・」でしたね~。
そして、そこへやって来た1匹の鳥。
あとりさんの肩にとまったその鳥は・・・?
なんてお話が、ささやかな再会の喜びを感じさせてくれて、素敵でした。
ところが、そこへやって来た不穏な影。
地球との共存ではなく、武力制圧を考えるヘロン参謀長の魔の手が、
総統に向けられることになりますが、飛び出したのは、クルさん!
総統をかばい、負傷した彼女の運命やいかに・・・!?
と気になる展開となりましたけど、ラストはダジョン星の人々との共存風景が、
穏やかに描かれてのシメとなっていました。
姿かたちは鳥そのものなので、普通に日常に溶け込んでいる
とはいえ、4本足で立ち、しゃべる鳥という所が、面白いのですが(^^;
そして、その日常の中に、1人の少女も溶け込んでいて、
友人たちとのやりとりが、本当にやさしく感じられる最終回でありました。
優しさに包まれる少女の笑顔が、平和と親交を象徴しているかのようですね。
などなど、ついに最終回を迎えた本作品ですが、
当初は、地球へ潜入調査をおこなうクルさんの、人類とは異なる価値観や
生活習慣などが、彼女と人間である友人たちとの断絶となっていた気がします。
が、それがしだいに混ざり合いつつ、友好を感じさせてゆく流れが自然であり、
その過程に、振り返ってみれば大きな面白味があったと思えますね。
そんなことを感じつつ、コミックス完結2巻は、4月27日発売とのことで、
楽しませていただきましたー!
【その他】
●NEW GAME! (得能正太郎 先生)
7月よりアニメ放映開始! キービジュアルなど出てますが、
原作寄りの絵になっていて、正直ちょっと驚きましたね~良いです。
今回は、女王様のデザインに悩む青葉さん。
コウさんやりんさんに相談しつつ、最後は葉月さんへの相談から、
突破口を開けていたのが面白かったですね~。
女王様のキャラクターを詳しく知り、掘り下げることによって、
その外見も定まってゆくというのは、実際のデザインでも重要そうです。
そして、あっさり良い案を出してくるコウさん、さすが。
青葉さんの反応も愉快でした!
2本目は、「ムーンレンジャー」のライブチケットが欲しいはじめさん。
しかし、なかなかつながらず・・・ といったお話でしたが、
仕事中の時間だったため、ゆんさんに怒られたり。
けれど、そんなはじめさんのために、ひふみさんもゆんさんも、
気をつかってくれていたのは、良い人間関係でうらやましい所です。
そして、子供たちと一緒にはしゃぐはじめさんの可愛らしいこと。
好きなことではしゃげるのって、良いことだと思いますよ。
ゆんさんのおかげということもあって、感謝を述べるはじめさんもよかった。
また、ひふみさんも楽しかったですね~。
●ブレンド・S (中山幸 先生)
女子高生に呼び込みかける店長さん、キザったらしくて笑!
そこを秋月くんに見られて、話は苺香さんのことになりますが、
さらに、ひでりちゃんに店長が苺香さんを好きなことを知られて、
レクチャーがおこなわれることに・・・
割と、ひでりちゃんの助言はまともだと思いますけど、
店長がズレているのと、苺香さんの受け取り方がおかしいのとで、
妙な感じになっていたのが、面白すぎでした! 店長のヘタレさも楽しかった!
●まちカドまぞく (伊藤いづも 先生)
妹ちゃん無双の巻。
桃さんから借りたパソコンの調子が悪いとのことで、桃さん家へ行く
シャミ子さんと妹・良さんでしたが、妹には桃さんが魔法少女であることは秘密。
だったのに、何かとバレそうになる展開が愉快でした(´▽`;)
そして、ついにバレることに・・・と思いきや、良さん、妙な誤解をしていて、
桃さんですらタジタジになっていたのは大笑いでしたよ! 良さん最強かッ!
●すわっぷ⇔すわっぷ (とめきち 先生)
今回、秋穂さんと冬美さん、初めての入れ替わり話。
小学6年生の頃、学校を休みがちな秋穂さんにプリントを届ける冬美さん。
その役目を嫌がっているのは彼女らしいのですが、ケーキやゲームで
一転してご機嫌になっていたのも、また、らしい感じで(^^;
そして、2人で映画を観ていた所、キスシーンがあって・・・
という流れからのキスというのは、いかにも子供っぽいのですが、
冬美さんが秋穂さんだからこそ「キスしたいの!」と述べていたのは、愛ですね。
2人の絆の深さ、見せつけられた気がします。
●リトル・リトル・アリス (神無月羽兎 先生)
何やら可愛い格好をしているキルシュさんですが・・・
リデルのために、人間になる方法について情報収集していた所、
酒場でなぜか働くことになっていて、何ともかんとも(^^;
そこで、きわどい衣装や可愛い格好をさせられるキルシュさん、よいぞよいぞ(ォィ
いや、割と真面目に、キルシュさんの新たな魅力に気づかせてくれた話でしたね。
それにしても、「ロリコンの拡大解釈」「過激思想」とは一体・・・深い世界だ(ぇ