五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ

2014年12月03日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2015年1月号

 ブログを移転しました。
 これまでのブログとは仕様が異なっているため、
 しばらくは手さぐりで、試し試しに書いていくことになるかと思います。
 その点、ご容赦いただければ幸いです。
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

 

 コミックス10巻は、12月26日発売!

 そんな今回、何やら水上機が着水してますが・・・?
 これは晴嵐ですね、伊400型との関連が深い水上攻撃機。
 “霧”のものなので「セイラン」と表記されています。

 水上機やら艦載機やら、まるで知識なかったんですけども、
 某ゲームで少しだけ知ることができ、おかげで本作に登場しますと、
 「おっ!」と嬉しくなってしまいます(^^;
 
 

 

 セイランに乗って来たのは、400!

 402やズイカクと合流した400の目的は、
 やがてやって来るハルナたちの阻止のようで、
 すでに「マヤ」が東京湾に入っていることを伝えてます。
 すなわち、衝突が近いということかな?

 それにしても、ここでの3人の会話、面白かった!
 セイランを眺めながら、ズイカクが興味津々ですけども、
 ここで“霧”になぜ艦載機がないのか?の理由が明かされていたり、
 また「大海戦」という呼称について、興味深かったり。

 402が使った「大海戦」という単語に、
 400が「?」という反応を見せたのは、
 17年前の人類と“霧”の決戦について、
 霧側の呼称が存在していなかったためなのですが、
 その呼称をすんなり使う402からは、すでに人類に
 馴染みきっていることが感じられるのですよね。

 

 

 

 だいぶ人類に染まって来ている402たち。

 そのことが、まだ馴染んでいない400との対比でわかります。
 「人類の文化を知るため」と、米からせんべいを作った402、
 セイランに乗り込んで、魚介類を捕りに行くズイカクと、
 人類の生活を満喫している2人が愉快すぎ!
 
 そんな2人の会話を眺める400の無表情さが、
 わりと表情をみせる2人とは違った雰囲気・・・
 だったのですが、せんべいを渡され、ズイカクの行動を知るや、
 ちょっと崩れた表情を見せていて、なかなか面白かったですね。

 “霧”の面々は、どれだけ人類に関わったかによって、
 人類になじむ度合いが異なっているという点は、興味深い所。
 経験値としては、戦術ネットワークで共有されるのでしょうが、
 このなじみ具合というものに、個体差が出るのかどうなのか、
 その違いが面白そうだな~と。


 

 

 一方、戦場の401!

 コンゴウの旗艦装備を確認するや、即離脱を図るものの、
 待ち伏せする敵艦隊の攻勢すさまじく、大ピンチ!?

 コンゴウ様は、401を追撃すべく旗艦装備を活用し、
 ミョウコウは何やら巨大な砲塔を装備して、
 401を待ち構えるという態勢。

 しかし、そこを何とかくぐり抜けようと奮戦する401、
 そのクルーたちが、カッコよくて盛り上がりましたね~。

 

 

 

 その頃、マツシマ・・・

 401から送られてきた、コンゴウ旗艦装備のデータ。
 それを参照する群像たちでしたが、この装備の使い方は、
 前回の「ドック艦」という言葉で、わかっていました。

 その詳細や、各装備がどのような役目を持つのか、
 ヒュウガが丁寧に解説してくれてましたけど、
 これがいかにもSF兵器っぽくて、楽しかった!
 本当、“霧”の兵器はとんでもないですわ・・・
 
 しかし、群像に「敵の戦力が読めなくなった」とまで
 言わしめるコンゴウ様の旗艦装備は、脅威。
 いったいどのように対抗してゆくのか、
 そして、イオナがしのぎ切れるのか、気になります。

 

 

 

 401を待ち構えるミョウコウ!

 艦体よりも長い2つの砲塔を装備したミョウコウ、カッコイイ!
 その姿だけでも「ヤバい」と感じさせるものがありましたけど、
 さらにミョウコウさんのファインプレー・・・
 イオナにとっては痛恨の展開に!?

 ここで面白かったのは、ミョウコウさんの行動が、
 イオナの予測を越えてきたことでしょう。
 砲塔に無理をさせて(だから壊れてた?)までも、
 401を討とうとするミョウコウさんの執念は、すさまじい。
 
 もしかして、ハグロやアシガラなど妹たちを
 撃沈されていることが関係していたりするのでしょうかね?
 
 明らかに、これまでの“霧”とは一線を画す変化が
 戦闘でも見られ始めたということは、
 これすなわち、群像たちにとって脅威が増したということ。
 はたして、どうなってしまうのか?
 そして衝撃の展開に驚愕しつつ・・・ 今後も楽しみです!
 
 

 

 今月のアド探~!

 壮絶なる402の旅の記録が、感動を呼ぶ今回(嘘)。
 いやいや、「悪」の件を尋問され、の件では笑いが・・・
 もとい涙が止まりませんでしたよ!
 ドラマCD化、希望!

 そして、何やら妙なウィルスに感染していた402。
 どんどん感染拡大していっての一枚絵が、
 みんな可愛らしくて素敵でした~。
 わりとズイカクがノリノリで笑った!

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想