2014年5月号
表紙は、5月を感じさせる爽やか雰囲気。
つぐみさんたちはもちろん、ミカちゃんやたばたちゃん、そして3ねこも、
「み~んな いい気分♪」ですね!
今月の「偉大なる志で賞」は、『エデンの東北』より、平野くん!
平野くんが子供の頃、ひらめいたことは、排泄物によるリサイクル・ライフ!
それによって、「働く必要もなく、争いも起きないのでは!?」と考えるあたり、偉大ですね。
しかし爪の垢をはじめ、様々な「自分が出した物」を食べてみる平野くんが、
大きな壁にぶち当たり、涙ながらにその理想を諦めざるを得なかったことに
大笑・・・もとい、深い悲しみを覚えてしまいましたよ。 志は立派なだけに可笑しかった(ォィ
【今月のピックアップ!】
●野村24時 (板倉梓 先生)
色々あって、マカオの高級ホテルに泊まることになった野村さんと雪さん。
しかもダブルベッドとあって、野村さん動揺しまくり(^^;
対する雪さんは落ち着いたもので、先にお風呂に入って来ると笑顔で告げています。
そんな2人の様子が、いつも通り面白い・・・ と思いきや、今回は少し違った展開に!?
いや~ここでついに、こう来ちゃいますか! と驚いてしまいましたよ。
ある大切なことを、雪さんに告げる野村さん。
その際、「やっぱり・・・言うべきじゃないのでは」と逡巡してしまう彼を、
促すように無言で手をそえる雪さんが、素晴らしかったですね。
野村さんの手の甲にそえられた雪さんの手。
それこそが、彼の得た「あたたかさ」の証明であり、
次のシーンで握り返しているあたり、もうたまらなく良かったですよ!
はじめは本当に「番犬が欲しかっただけ」だった雪さんも、
野村さんの人柄に触れることで、そのあたたかさを共有するようになったのでしょうね・・・
その後、ベッドで一緒に寝ますか?
と提案されるや、慌ててさえぎり、けじめをつけるべきと語る野村さん、誠実ですね~。
お、カッコイイな~と思いましたけど、雪さんがあっさり就寝していたのは笑った゜(*゜´∀`゜)゜
何だか、野村さんが取り残されているようなすかし方が、面白かったです。
などなど、野村さんと雪さんの関係に、大きな進展のあった今回。
正直ちょっと驚いてしまったのですが、ここから月&花との関係がどうなるのか気になる所。
と言いますか、こうなってしまうと、終了の布石のようにも思えて、やや不安かも・・・
なんて感じつつも、今後も楽しみです!
●はるまち・ダンス (佐藤両々 先生)
今回の主役は、ひー子先生!
先月に引き続いての長文感想となってしまいましたが、今回も書きたかったもので(^^;
和気緋衣子さんは、『天使のお仕事』にも登場していた人物ですが、当時はギャル系少女。
名字も「佐藤」だったんですよね~。 ちなみに、都窪先生の関係者も登場してます。
そんなひー子先生による、メイク指南!?
山城さんと合志さんが、メイクを落とすよう注意を受けている所へ出くわしたひー子先生。
うまいこと言って、彼女たちの意気をくじいていたのが、さすがでしたね。
昔に比べて、落ち着きが出ていて、大人の女性といった雰囲気。
それでいて、ベースは昔の彼女のままという所が良い。
メイクする生徒たちの気持ちを理解しつつ、教師としての立場も貫くひー子先生。
生徒にメイクについて説明する内容が、生徒のためになっているのは教師らしい。
そんなひー子先生の先生らしさが光っていたお話でした。
昔のひー子さんと、佐保姫さん。 (画像は『天使のお仕事』4巻より)
最後、ト佐保姫さんがトメさんに話していましたけど、
ひー子さんの結婚式に、子供の頃、出席していたのですよね。
その時の姿が可愛らしい・・・ 一方、ひー子先生はメイクが(;´∀`)
これが反面教師になっていたのも可笑しかったですけど、まあ、これでよかったのかな?
などなど、『天使のお仕事』読者には、懐かしい話題で盛り上がれましたね。
もちろん今後も、楽しみです!
【ゲスト作品】
●たばたちゃん派 (みずしな孝之 先生)
コミックス1巻、発売中~!
たばたちゃんの日常が楽しい4コマ作品。
子供視点での、大人にとっては意外性のある言動に、面白味がありますね。
今回は、こたつをしまうことにショックを受けるたばたちゃん。
こたつのしまい方が、【おもってたのとちがう】ことで唖然としていますけど、
その「おもってたの」のイメージが、子供ならではの想像だったのが可笑しかった!
いくらなんでも、そんなしまい方しない(´▽`;)
あやとりをしても、普通のあやとりとは違った遊び方をするあたり、
どこまでも自由に発想する子供そのものの楽しさでしたし、
そこに母上が、冷静にツッコミ入れているのも面白い。
猫みやびとの遊びでは、逆に遊ばれている姿が可愛かった(^∇^;
トイレットペーパーを集める理由や、ストローで吸いたい物など、
大人ではやらないだろうという発想のオンパレード。 ゆえに新鮮さがあるのですよね。
まんがくらぶオリジナルにて連載中の本作品。
私もコミックス買いましたし、今後も楽しみです!