五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがホーム 感想①

2014年04月06日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2014年5月号

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 表紙は、女性警察官らいかさん。

 紙谷さんも、一ノ瀬さんも、警察官コスですけども、

 一ノ瀬さん、何持ってるんですか!?

 

 

 今月の「夫婦円満の秘訣で賞」は、『もっと!夫婦な生活』

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 今回、ケンカしてしまったみえこさん夫婦。

 ちょっとした仕返しされてしまったダンナさんでしたが、そこへ部長さんが・・・

 ダンナさん、愚痴まじりに理由を語りますけど、部長さんからは【さすが上司】なお言葉が!

 いや~これは良い言葉でしたね。 普段の感謝も忘れてはいけないというのは、

 まさに夫婦円満の秘訣でしょうから・・・・・・

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生)

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 今回、2本立て!

 1本目は、孔明さんと並び称される駿才・士元さんの活躍が描かれます。

 いや~私の好きな人物なので、これは嬉しい。

 

 郡の役所へ赴く士元さん。

 そこで、太守様をみごと説得できるのか? というあたりが見所になってましたね。

 役所のトップを口説くことが、策にとって最重要なポイントゆえ、彼の働きは欠かせない。

 そんな攻防が面白かった!

 

 しかも、太守様は曹操側とつながっているようで、

 そのあたりを察しながらの、士元さんによる口車がお見事でありました。

 己の栄達に執着している太守様の、心のスキマを突く士元さんの言葉が痛快!

 さすが“鳳雛”といった感じでしたけど、その後【おどかすなよ】で、

 元直さんに声をかけられるシーンは、『三国志演義』の赤壁の戦いにおける

 士元さんが曹操に連環の計を進言した後、元直さんに声をかけられて

 胆を冷やす場面を彷彿とさせましたね。 おそらく、オマージュなのではないかな?

 

 2本目は、孔明&月英夫婦のお話。

 黄承彦さんから任された荘園へ向かう2人でしたけど、

 1本目の終盤で、月英さんを心配しながら抱きしめる孔明さんが、情熱的でヒャッハー!

 

 ・・・まあ、それはともかく、荘園は「予想以上の畑」という状態で、呆然としてしまう2人。

 なんとか立て直す方法を模索しますが、その研究費用に関して、

 夫婦らしい会話をしている2人が、もー初々しすぎて、たまらんかったですね!

 子瑜(孔明の兄・諸葛瑾)さんからの結婚祝いを、どう使うか。

 さっそく市で、互いに買う物を選ぶ夫婦の姿が、微笑ましかった。

 

 などなど、士元さんの活躍に、月英さんたちの熱々ぶりが楽しかった今回。

 曹操の“軍師”郭嘉の策に対抗すべく、動き始めた孔明さんたちの策。

 いったいどのような結果を生むか、そして荘園の方も気になりつつ・・・

 今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●警戒少女いちごちゃん (橘りた 先生)

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 恥ずかしがり屋な少女との出会い。

 花巻るいさん、高校1年生。

 田舎へ越してきた彼女のクラスは、8クラス中1つしかない理数科のクラス。

 しかも男子が圧倒的に多い中、知り合った女子は、極度の恥ずかしがり屋さんだった!?

 

 といったお話。

 その少女・茶町いちごさんは、どのくらい恥ずかしがり屋かというと、

 会話するにも、オマールというぬいぐるみを使わないといけないほどで、

 オマールに代弁してもらいながら、コミュニケーションをとる様子が、

 変わっているけど、可愛らしくて面白かった!

 

 自分で言っていることなのに、やたらと過剰反応して赤面しまくるし(^^;

 それに何より、るいさんがそんな変わったいちごさんに対して、

 邪険にせず、誠実に向き合っているのが好感触でしたね。

 この2人のこれからの生活に期待したいので、ぜひとも、つづきを~!

 (追記) 連続ゲストなので次号も読めるようです。 楽しみ!

 

 

 

【4月7日、コミックス発売ゲスト!】

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)

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 迷探偵? それとも名探偵?

 まんがタイムスペシャルにて連載中!

 平和な村へ、甥と共に越してきたフワロさんは、自称・名探偵。

 事件もないのに、事件を探して張り切ってしまう、そんな探偵物語(?)です。

 

 今回は、本格的な事件の依頼が!?

 いつもショボイ(失礼)のに、傷害事件とは一大事。

 しかも、冤罪がらみとなると、なおさらですね~。

 そんな事件が舞い込んできて、笑顔で喜ぶフワロさん、アカン(´▽`;)

 

 村で歩いていた人が、鈍器で殴られるという事件。

 しかも、周囲の目撃情報もなく、ミステリアスな内容となっていました。

 その容疑者となった女性の娘さんから依頼を受け、母上の無実を証明できるのか?

 という感じで、話に引き込まれましたね~。

 

 ただ、狙われたのが頭髪の薄い方々ばかりというのが、気になる所。

 そして、それこそが重要なポイントだったのだから面白い!

 アホっぷりをさらしつつも、事件を解決へ導いてしまうフワロさん、名探偵。

 本当、ふだんは迷探偵っぽいのに、やる時はやる優秀な探偵でもあるのが、ニクイですね。

 まあ事件の検証では、お気の毒な目に遭っていて、笑ってしまいましたけど(;´∀`)

 

 などなど、迷探偵フワロさんの活躍(?)が楽しい本作品。

 事件のない平和な村で、事件を求める物騒な探偵ですけど、腕は確か・・・かな?

 いよいよコミックスが発売! 私も買いますよ~。

 ということで、今後も楽しみです!

 

 

②へつづきます。