goo

算数の問題文でチェックする項目

算数の問題を解くときに、

「大事なところには線を引きなさい」

と指導してみたところ、全部引いている子がいました。

「あのね…」

と思ったものの、確かに大事なところだと本人が思えば、こうなる。

しかし、それでは問題を解きながら確認する作業の助けにはならない。

そこで以下のように注文を付けました。以下のものを四角で囲む。

1 数字
2 答える形式

本当は例えばA君とか、太郎君とか、にも下線を引きたいところではあるのですが、そうすると3つの注文になるのですが、もうひとつ注文があるので、こうしました。

A君の分速は~mです。の~の部分が四角に囲まれる、ということになります。

で、こうした上で、問題を解くときにその数字を使うと思ったら、一応確認するようにいいました。

こちらの方が大事な3つ目なのです。

で、最初は四角で囲む方は何とかできたものの、後で見直すということはまだまだ、という感じでしたが、練習を重ねていくうちに確認もできるようになり、そこからミスが次第に減少する方向へ向かい始めました。

注意や指示はとにかくなるべく具体的であることが望ましい。

確かに「大事」は主観的になるので、子どもによって大事の基準が違うが、数字を囲め、ということになれば、これはだれでも同じ作業になる。

ここが大事です。

ということでこれはひとつのルーティンの決め方ですが、その子のミスの仕方によって具体的なルーティンを決めていってなるべくミスを減らしていきましょう。

==============================================================
今日の田中貴.com

中和に関する問題
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

9月6日の問題
==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 入試直前の集団像 小学生の受験... »