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復習すべき問題の整理

春期講習で、たくさんの問題を解いたと思います。

講習というのは、ある意味短期間にいろいろな問題に巡り合えるチャンスではあるのですが、インプットが大量におこるため、それを整理しておかないとせっかく勉強した効果があがりません。

特に重要だと思うのは、できなかった問題の整理です。

ところが、いざ整理をしてみると

「できなかった問題」

がやたらと多い。

春期講習が終われば平常授業が始まり、そこでまた新しいカリキュラムに入るから必然、できなかった問題が増えてくるわけで。(まるでニュートン算。)

ということは、処理する問題数を増やさない限り、「復習すべき問題」のストックは減らないことになります。

ここでも大事なのは

「捨てる技術」

実際にできなかった問題を具体的に分類してみましょう。

1つはテーマから。

結局、比がわかっていないんだ、ということになるかもしれないし、「相似形」がやたらと多い、ということもあるかもしれません。

テーマが明確ならそこから間引く。10題あるなら3題にしてしまう。(要はストックを減らさないといけないのです。)

と、書くとその7題はいつ勉強する? ということを気にされる方がいらっしゃるでしょう。

似たような問題はまたやります。きっと。(今の塾の問題数から考えて、似たような問題は繰り返されると思っても過言ではないのです。)

だから、ほっておく、というか捨ててしまう。

本人ができる範囲で、ストックを減らす、ということを考えてください。

たくさんのストックを持っていても、なんの役にも立ちません。(むしろストレスといらいらがつのるだけ。)

もう一つは難度から。

今のところ例えば難しい問題はほっておいてよい。

基礎を固める時期です。応用力は学校別の傾向に合わせて伸ばせばよいのです。標準的な問題、というのは塾がしるしをつけてくれている、あるいは「標準問題」とか書いてあると思います。

それがわかればよし、とすべきです。

「何を復習すべきか」



「何を捨てるか」

ということなのです。

勉強できる時間に合わせて、やる問題を精選する。これはやがて本人ができるようになるかもしれないが、今のところ、手伝ってあげないと難しいと思いますので、うまく整理しましょう。


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