goo

練習に量は必要だが・・・


例えば浮力の問題を習ったとして、それを練習するのにある程度の量は必要でしょう。

この場合はこう考えるのか、とかいろいろ発見もありながら、問題を解いていくことで経験値も上がり、考える力もついてくるわけです。

が、一方で小学生ですから、例えば大学受験生のように体力的に無理がきくわけではありません。

朝から学校に行き、塾にも行って、さらに家で勉強する、ということは相当な負担になるわけです。で、疲れている状況でしっかり頭が動いていればいいが、そうでないとすれば量をやるといっても実際にはできないでしょう。

ここが中学受験の難しいところです。

つまり無理が利かない子どもたちにいかに効率的に勉強をしてもらうか、を考えないといけない。

しかし、最近は無理の利かない子どもたちに無理をさせている、という感がぬぐえません。

確かに練習に量は必要だが、何でもかんでもできる、というわけではない、としたらやはり優先順位を決めるしかないのです。

そしてその優先順位にしたがってやって、できなかったものは、頭の中から消してしまった方が良いのです。

これからの時期、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、という感じでやることがどんどん増えていきます。しかし、実際に勉強できる時間は限られているわけで、そこをどうするか?

お父さん、お母さんが塾の先生とも相談しながら、具体的に絞ってあげてください。

中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子
クリエーター情報なし
株式会社 邦学館



=============================================================
今日の田中貴.com

点数がとれるまでには時間がかかる
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

英語テスト
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)
==============================================================


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カンニングの大損 集合授業のメ... »