中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
実際にやってみる
2008年の早稲田実業でこんな問題が出たことがあります。
下の図1はある立体の展開図で、3つの・は半円の中心をあらわし、点線---は折り目を表しています。
この立体の体積を求めなさい。
実際に子どもたちにやってもらうと、スイスイと立体の見取り図を描く子もいれば、何がなんだかわからない、という子もいました。
そこで・・・
実際にこの問題用紙を拡大コピーして、そのまま切ってみた。
「ええ!!こうなるのか!」
みたいな声がたくさん、おきました。
実際に組み立ててみると、「なるほどねえ。」ということが起きます。
入試会場では切って組み立てられない。したがって、頭の中である程度考えなければいけないわけですが、その力はこういうことを実際にやってみた経験に裏打ちされることであって、何もやらずにいくら考えてもうまくいかない。
例えば立方体を切断する問題でも、円すいの展開図でも実際にやってみることで、頭の中で組み立てる素地が生まれます。
だから、どんどん作る。
はさみとセロテープは大いに使いましょう。
大きくした展開図を用意しましたので、ぜひやってみてください。
ちなみに正解はこちらに掲載しています。
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