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過去問の計画をしっかり立てる

これから過去問をやりこんでいく時期に入ります。

第一志望、第二志望あたりまでは2回ないし、3回。第三志望以下も最低1回はやっておきたいところです。

で、やれば当然やり直しが必要になるわけで、試験時間の倍ぐらいの時間が必要になります。したがって、ある程度計画を立ててやり続けていかなければいけない。

そこで、秋の学習計画を立ててください。

多くの塾では、秋になると塾の回数が増えます。これまで日曜日に授業がなかったところも日曜日に授業が入る。

その分、家庭での学習時間が減ります。

したがって、思うほど勉強が進まないということが起きやすい。授業が増えれば、当然、復習の時間もいるし、宿題もやらなければいけないから、それは当たり前の話です。

そこで、塾のスケジュールを入れてみて、いったい入試までにどれだけ家で勉強できるかを考えてみてください。

そして、その時間をまず過去問に割り当てる。2学期の塾が始まったところで、授業の復習や宿題にどのくらいの時間がかかるかもわかってくれば、さらにそれを割り当ててみてください。

終わらない?

そう、そういうことが起こるのです。

ですから、本当に授業を増やしていいのか、という問題が出てくる。

増やすのが学校別の授業になるのなら、それは優先しなければならない、ということであるならば、他の時間を見直すしかない。

本当にすべての授業に出なければならないのか。

塾によっては「過去問をやるよりも、塾のことをやりなさい。」と指導するケースもあるでしょうが、やはり過去問はしっかりやるべきなのです。

過去問以外にも、暗記テキストをやらなければいけないし、模擬試験のやり直しもあるでしょう。

やることは増えるが、しかし、家庭学習の時間は減るのでかなり厳しい状況になっているはずです。

早めに計画を立てて、時間を調整しないと、時間はどんどんなくなっていきます。

そしてもうひとつ大事なことですが、計画は常に見直さないといけない。

いったん立てた計画でも、うまくいかなければ修正して、確実に実行できるものに切り替えていかないといけません。

そのサイクルがうまくいくと、確実に力はついてきます。




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