中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
テストで力が出せない子
テストが終わって、家にもどってから、やり直してみると、出来なかった問題ができる、という子がいます。
「なんだ、これなら知ってたよ」
とか、
「これ、簡単じゃないか。」
その通り。
でもテストでできなかった。テストでできなかった以上、点数はとれない。入学試験であれば、残念ということになるのです。
特に今月の模擬試験では、そういう結果になる子どもが少なくないでしょう。あんなに組み分けテストとか受けてきたのに、なぜ、と思われるかもしれません。
普段の塾で受けているテストと模擬試験は、やはり違う。模擬試験によっては、中学校で受ける場合もあるでしょうから、いつものテストではありません。
だから入試も模擬試験とは違うわけで、その意味では「試験で力を発揮する力」というのも必要なのです。
では、テストで力が出せない子の理由は?
「テストの結果を気にしている」
から
「できないかもしれない」
と恐れ、その結果として、問題文が読めていなかったり、大事な点を見落としてしまうのです。
ところが家に帰ってみると、今度はそういうプレッシャーはないから、素直に問題が読める。
「なんだ、簡単じゃないか。」
といことになってしまうのです。
では、どうすればいいか。
ひとつにはやはり模擬試験を通じて試験になれること。
そして、もうひとつ大事なことは結果を恐れないようにさせることでしょう。
今は練習期間です。失敗してもかまわない。むしろ、できる限り、失敗の経験を積んでしまい、その対策を講じることの方が大切です。
そうやって、経験を積んでいって学ぶことが増えれば、本番の試験で力が発揮できる資質が育つのです。
「本番でなくてよかったね」
はまさに、その通りなのです。今のうちに、学べることをどんどん学び、結果を恐れず、自分の力を出し切れるようになればよいのです。
ここまで来ると、やはりどうしても合格したい。お父さん、お母さんに喜んでもらいたい。だから、「できないことがこわい」ことになってしまうのです。
「あなたがどんな学校に行っても、パパもママも応援してあげるからね。大丈夫よ!」
と、応援し続けてあげてください。
==============================================================
今日の田中貴.com
港北ニュータウンに2つの学校
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾
9月10日の問題
==============================================================
お知らせ
算数オンライン塾 4年後期第4回「円と角度」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================
にほんブログ村
コメント ( 0 )
« プリントの復習 | 算数は毎日やろう » |