普段は入試のごとく、入試は普段のごとく

あけまして、おめでとうございます。

いよいよ、入試の年になりました。今までは何となく、近づいてきたなあ、という感じでしかなかったですが、年がかわると、いよいよ本番。

で、子どもたちによく話をしていたことでいえば、入試のときにだけ、何か特別なことをやろうと思っても、そううまくはいかない。

入試のときは良く問題を読もう。

入試のときは、字をていねいに書こう。

入試のときは、検算をしよう。

これは、当然、やり慣れていないから、そのときだけやろうと思ってもうまくはいかない。

逆に過去問を解くときに、塾で演習プリントを解くときに、

「これは入試だ」と思ってやることの方が大事なのです。

このプリントで7割を絶対にとる、とそう思ってやらないといけない。

このプリントでミスは絶対にしないぞ、と思ってやらないといけない。

普段は、やろうと思っていても、「ま、いいか」が先に立ってしまうことが多く、つい、ミスが出てしまう、わけです。

「普段は入試のごとく、入試は普段のごとく」

言うはやさしいが行うのは難しい。

しかし、そういうつもりでこれからの勉強を積み重ねていけば、自分の力が思いきり発揮できるでしょう。

良い結果が得られるように、普段の勉強を大切にしていきましょう。

今年もよろしくお願いします。

田中　貴

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2014
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