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過去との比較

中学受験の準備が進むにつれ、順位、偏差値、合格可能性、いろいろな数値が出てきます。

本来、こういう数値は本人だけがわかっていればいいのだけれど、クラス分けに使ったり、座席を決めたりするので、自ずと誰がどういう順番なのかがわかってしまう。

ということは、その情報は親にも入るわけで、「~君より悪かった」みたいな話にはつい敏感になっていまいがちかもしれません。

しかし、入試というのは、合格点を超えるという絶対的な目標があるだけで、他人との比較はどうでもいい。

~君より良かろうが、悪かろうが、関係がないのです。ところがそれがわかるようになっている分、お父さん、お母さんもつい刺激を受けてしまっている。言葉は悪いが多少なりとも塾に踊らされている部分があります。

同じ小学校のクラスの友だちが同じ塾にいると、あまり楽しくはない。

「あいつクラス落ちたんだぜ」

みたいな話は御法度にはなっているのでしょうが、しかし、その塾ではない子が知っていたりするものです。

で、そういうことにはやはり目を向けないことが親として大事なことです。

大事なのは過去との比較。

つまり、過去の自分に比してどうだったのか、という点。

例えば1年前に比べれば、本当にできることは多くなったし、いろいろな問題が解けるようになっている。また受験が近づくにれて本人は本気になってくるわけだから、勉強もしっかりしてくれば、例えば字をていねいに書くようになったとか、式を書くようになったとか、いろいろ成長が見えてくる。

そういうところを見つけてほめてあげればいい。~君よりどうだったかは、一切関心ないことで良いのです。

6年生の後半、そういう周りの騒がしさがいやで、塾をやめて家で勉強するようになった子は少なくありません。まあ、程度問題ではありますが、しかし、まずは我が家で一切そういう関心を持たないことが肝心でしょう。

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