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問題文を良く読む工夫

「これは、太郎君の速さでないの?」
「え、それを求めるんでしょ?」
「次郎君の速さを求めよ、って書いてあるけど。」
「・・・」

よくあるミスですね。せっかくできているのに、最後で間違える。
途中式を採点して、部分点をくれる学校ならまだ救いはあるが、答えだけ、という場合だと0点。せっかくできたのに。

これから模擬試験を受けていくと、こういうことが多々あるでしょう。

「間違っているものを選べ」

と書いてあるのに

「正しいものを選べ」

と思って、「答えがいっぱいある」と悩んだり。

つまり、こういうミスは、問題をよく読めば解決するのです。

だからといって「問題をよく読みなさい」と注意してもなかなか、解決しない。何か具体的な方法にいかないといけない。

私は2つやらせます。

1つは、条件だと思うところに下線をひく

もうひとつは、答えを書く段階で、もう一度、その下線部を確認する

「求めるのは定価かあ。」

といって、もう一段階計算しなければいけないが、ただ、解いているうちに、求めるものが頭の中で変わってきたりするのです。まして、きれいに割り切れたりすると、もううれしくなってしまって、そのまま答えを書いてしまう子は多い。

試験のときだけやればいい、のではなく、日ごろ問題を解くときから、このくせをつけていきましょう。

せっかく解けたのに、得点できないのは、あまりにもったいない話ですから。


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