goo blog サービス終了のお知らせ 

中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。

学校の偏差値が落ちるとき

2013年05月12日 | 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
学校の合格偏差値というのはドラスティックにそう変わるものではありません。

しかし、5年前、10年前と比較してみると、やはり変わっている学校があります。なぜ変わるのか?と言えば一番大きい要因はやはり大学の進学実績ででしょう。

これは逆もまた真なりで、上昇していく学校は大学の進学実績がやはり良くなっていく。1年とか2年の話ではありません。

例えば今年の大学受験の実績が多少悪くても、普通は浪人が次の年頑張るから隔年現象が起こるだけの話です。しかし、長期的に凋落傾向が出てくるとやはり合格偏差値も下がってきます。

だから、学校はそうなってくれば本来、根本的に指導体制を見直していかなければいけないわけですが、学内のいろいろな力関係でそうならないと、歯止めが利かなくなります。

どの学校にも進学指導の先生が何人かいて、その先生たちのがんばりで少しずつ学校の進学実績は良くなってくる。

やはり「行きたい学校に入れて行こう」という気持ちが学校にもないと、学校は良くなっていかない。

もちろん、大学進学実績ばかりではなく、教育というものはすべてそうでしょう。

学校全体が、子どもたちの将来に対して深く関わり、子どもたちの希望をかなえていこう、と思わなければ学校自体が活性化しないから、やはり評価は下がるのです。

これは実は進学校ばかりの話ではありません。

付属校であったとしても、進学してくる生徒のレベルが低ければ、学内で問題になる。

「あそこの生徒はあまりできない」

という評価が出てくれば、大学自体がその付属校の改革に乗り出す。そうなってくると人事が変わるから、そうならない前にやはり付属校でも改革を始めることになります。

しばらくは中学受験も減少期が続いているので、学校間の競争も厳しくなっています。したがって学校内でいろいろな改革をしていかないと、やはり生徒を集めることが困難になってくるので学内が活性化していくように、いろいろな試みが行われます。

そういう学校はやはり確実に良くなっていく。逆にそういう手を打てない学校は偏差値がやがて下がっていくのです。

==============================================================
今日の田中貴.com

柱体とすい体
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

5月12日の問題
==============================================================

==============================================================
お知らせ
算数5年前期第16回 算数オンライン塾「速さ(2)」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


最新の画像もっと見る