中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
個別が良いに決まっている
私も集合授業の指導からスタートしたので、個別指導が出てきたときは懐疑的でした。
当時は、中学受験を指導できる人自身が少なかった。また中学受験を経験した人も少なかったので、個別指導で先生が間に合うわけがない、と考えていましたし、だから結局良い指導にはならないだろうと思っていたのです。
しかし、もしそれが可能だったら・・・。
個別指導の方が良いに決まっている。集合授業では常に全員の最大公約数的な部分を中心に指導を組み立てます。だからどんなクラスでもできる子は一部退屈するし、できない子はついていけなくなる。
そこで細かいクラス分けをするわけですが、教科でクラス分けをしているわけではありません。総合点でクラス分けをするわけだからある子にとって算数は難しすぎるし、国語はやさしすぎるかもしれない。
さらに、集合授業では常に競争にさらされる。過激と思えるほどクラスが落ちるので、「先生に文句があるのなら、上のクラスに上がっておいで」と言わんばかりになっている。実はそれが子どもたちや家庭に過度なストレスを与えてしまっているところがあるのです。
ところが個別指導は、そういう無駄が一切ない。分かっていれば解説は飛ばせるし、わからなければ繰り返す。本人ができるか、できないかだけが課題になるから、効率が良いに決まっているのです。さらに無駄な競争は一切ないし、情報公開もない。土台、成績は本人が知っていれば良い大事な個人情報なので、他の子が知ることが個別ではあり得ません。
ただ、指導する側の効率は決して良くない。しかし、今は集合授業でも細かくクラス分けをするので、先生はたくさん必要になる。ある大手塾の講師は7割が非専任講師ですが、それでも指導は可能です。さらにカリキュラムや教材がシステム化するので、授業がパッケージ化される。その分先生に依存しなくなっています。
だったら個別指導も同じようにしていけば良いというのがひとつの解決策で、個別でもある程度システム化することによって、指導する側のコストを下げることができるのです。
特にオンラインは先生が移動しないのでコストを下げる効果が期待できる、だったら個別が良いに決まっている。
集合は、子どもたち同志の切磋琢磨がある、とか、そういう話はもちろんあるでしょうが、しかし、集合授業ではできる子どもたちだって不満なのです。
「そんなのわかってるよ」と絶対に心の中で思っているはずですから・・・。
今後、投稿のタイミングを定時以外に増やしていきます。投稿のタイミングをTwitterでお知らせしていますので、ぜひフォローしてください。
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ところが個別指導は、そういう無駄が一切ない。分かっていれば解説は飛ばせるし、わからなければ繰り返す。本人ができるか、できないかだけが課題になるから、効率が良いに決まっているのです。さらに無駄な競争は一切ないし、情報公開もない。土台、成績は本人が知っていれば良い大事な個人情報なので、他の子が知ることが個別ではあり得ません。
ただ、指導する側の効率は決して良くない。しかし、今は集合授業でも細かくクラス分けをするので、先生はたくさん必要になる。ある大手塾の講師は7割が非専任講師ですが、それでも指導は可能です。さらにカリキュラムや教材がシステム化するので、授業がパッケージ化される。その分先生に依存しなくなっています。
だったら個別指導も同じようにしていけば良いというのがひとつの解決策で、個別でもある程度システム化することによって、指導する側のコストを下げることができるのです。
特にオンラインは先生が移動しないのでコストを下げる効果が期待できる、だったら個別が良いに決まっている。
集合は、子どもたち同志の切磋琢磨がある、とか、そういう話はもちろんあるでしょうが、しかし、集合授業ではできる子どもたちだって不満なのです。
「そんなのわかってるよ」と絶対に心の中で思っているはずですから・・・。
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