中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
国語のシラバス
国語のシラバスは実は大変難しいと思います。
入試問題を考えてみると、結局のところは物語文の読解と、説明文の読解。漢字、熟語の知識、ことわざ、慣用句。
それにこれは学校によってですが、詩、短歌、俳句、文学史ということになるでしょう。
結局のところで言えば、フィクションとノンフィクションの文章を読み解くことができるか、とういうことが中心になるので、それを最初から練習していく、ということになります。
しかしながら、小学校3年生ぐらいで読める文章はそう多くはない。
中心は小学生用の物語文になるわけで、そういう本を読み続けていく、というところから始まります。
で、それが次第に高度になっていき、ことばや熟語が増えて、少しずつ入試問題の文章に近づいていく。それまでは例えば子ども新聞の記事を読んだり、少し背伸びして大人の新聞を読んでみたり、ということも子どもたちの国語力を作る源になるでしょう。
そして、小学校5年生の後半ぐらいから、入試問題を解き始める、という練習になっていくわけです。
各塾のシラバスを見てみると、心情をつかむ、場面をつかむ、とか要旨をまとめる、などのテーマはあるものの、それぞれの年代に合わせた文章の読解を地道に続けていく、ということになっています。
国語というのは、一朝一夕に力がつくものではありません。
やはり長年日本語に親しみ、読み慣れて、書き慣れて国語力が形成されていくから、どこからスタートする、というスタートラインは明確ではありません。
どこかが最初かと聞かれれば、それは1年生かもしれないわけです。
だとすれば、中学受験の塾に行く行かないにかかわらず、国語の力は日々成長するものと考えられる。子どもが成長するにつれて使える語彙が増え、コミュニケーション能力がついて、いろいろな概念が理解できてくるようになるわけで、これをやったら、大丈夫というものではない部分があります。
逆に言えば、塾に行っていたとしてもそういう国語を鍛錬する場が少なければ、あまり力はついていかない、ということでもあるわけです。
小さいころから本を読み慣れるか、お父さん、お母さんとたくさん話をするか、そういうことがどうしても必要になるでしょう。
だから・・・
慌てて塾にいく必要はない、と思います。
まずは、ちゃんと本を読む習慣をつけるところからスタートするべきです。
夢中になって本を読んでいる、ということであるならば、ある意味何もしなくてもいいかもしれない、とすら思います。
入試問題の練習はその文章が読めなければできないわけだから、そこにたどり着くまでは漢字を覚えたり、本を読んだりすることを積み重ねていった方が早道なのです。
そして、充分に読めるようになったのであれば、それからは毎週2回、ぐらいのペースで問題を解いていく。学校の問題は難易に差があるから、まずはやさしいものからやっていき、やがて少しずつレベルを上げていけばいいでしょう。
塾では組み分けテストが行われますが、国語の対策はあまりしない。まあ、漢字や熟語を覚えるぐらいでしょうか。
つまり何か対策をしたところで、その子の読解力で勝負するしかないわけだから、逆にそれまでに地道に力をつけていけるかどうかに、かかっていると言えます。
だったら、家で低学年からしっかり本を読むことを習慣づけ、漢字を覚える、ということでいいのではないでしょうか。
受験対策は、入試問題の文章が読めるようになったら、しっかり過去問を読み解いていくことで力はついていくと思います。
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それにこれは学校によってですが、詩、短歌、俳句、文学史ということになるでしょう。
結局のところで言えば、フィクションとノンフィクションの文章を読み解くことができるか、とういうことが中心になるので、それを最初から練習していく、ということになります。
しかしながら、小学校3年生ぐらいで読める文章はそう多くはない。
中心は小学生用の物語文になるわけで、そういう本を読み続けていく、というところから始まります。
で、それが次第に高度になっていき、ことばや熟語が増えて、少しずつ入試問題の文章に近づいていく。それまでは例えば子ども新聞の記事を読んだり、少し背伸びして大人の新聞を読んでみたり、ということも子どもたちの国語力を作る源になるでしょう。
そして、小学校5年生の後半ぐらいから、入試問題を解き始める、という練習になっていくわけです。
各塾のシラバスを見てみると、心情をつかむ、場面をつかむ、とか要旨をまとめる、などのテーマはあるものの、それぞれの年代に合わせた文章の読解を地道に続けていく、ということになっています。
国語というのは、一朝一夕に力がつくものではありません。
やはり長年日本語に親しみ、読み慣れて、書き慣れて国語力が形成されていくから、どこからスタートする、というスタートラインは明確ではありません。
どこかが最初かと聞かれれば、それは1年生かもしれないわけです。
だとすれば、中学受験の塾に行く行かないにかかわらず、国語の力は日々成長するものと考えられる。子どもが成長するにつれて使える語彙が増え、コミュニケーション能力がついて、いろいろな概念が理解できてくるようになるわけで、これをやったら、大丈夫というものではない部分があります。
逆に言えば、塾に行っていたとしてもそういう国語を鍛錬する場が少なければ、あまり力はついていかない、ということでもあるわけです。
小さいころから本を読み慣れるか、お父さん、お母さんとたくさん話をするか、そういうことがどうしても必要になるでしょう。
だから・・・
慌てて塾にいく必要はない、と思います。
まずは、ちゃんと本を読む習慣をつけるところからスタートするべきです。
夢中になって本を読んでいる、ということであるならば、ある意味何もしなくてもいいかもしれない、とすら思います。
入試問題の練習はその文章が読めなければできないわけだから、そこにたどり着くまでは漢字を覚えたり、本を読んだりすることを積み重ねていった方が早道なのです。
そして、充分に読めるようになったのであれば、それからは毎週2回、ぐらいのペースで問題を解いていく。学校の問題は難易に差があるから、まずはやさしいものからやっていき、やがて少しずつレベルを上げていけばいいでしょう。
塾では組み分けテストが行われますが、国語の対策はあまりしない。まあ、漢字や熟語を覚えるぐらいでしょうか。
つまり何か対策をしたところで、その子の読解力で勝負するしかないわけだから、逆にそれまでに地道に力をつけていけるかどうかに、かかっていると言えます。
だったら、家で低学年からしっかり本を読むことを習慣づけ、漢字を覚える、ということでいいのではないでしょうか。
受験対策は、入試問題の文章が読めるようになったら、しっかり過去問を読み解いていくことで力はついていくと思います。
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