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偏差値は数点で変わる

子どもたちと模擬試験のやり直しをして、正解にたどり着いた問題を計算し直してみます。

そうすると、大幅に偏差値が上がることが多いものです。実はやはりここでも僅差の勝負になっているので1問できるだけでも随分違う。それが20点ぐらいになってくるともう相当の違いということになります。

ですから、偏差値は上げるものだと考えてください。

良く受験終盤に「持ち偏差値」みたいな話になりやすいのです。だいたいウチの子の成績は~ぐらい、というような把握の仕方なのですが、そう固定的に考えると失敗する可能性が高くなります。

というのも、子どもの試験の出来は一定ではない。ある学校ではうまくいくかもしれないし、ある学校では失敗するかもしれない。ある程度幅があるものだと考えた方が良い。だからなるべく上げる、ようにしていくのが良いのです。

つまり目標である志望校に対してあと何ポイント、みたいな考え方をしていくと良い。特に併願校で「持ち偏差値」だけで考えておくと失敗します。例えばそれを55だと考えて50なら安全だ、と思いやすいが、決して安全とは言えないところはある。

実際に問題をやってみれば、そうではない可能性も出てくるはずです。だから安全校はある程度しっかり下げる必要もあるのですが、下げてばかりいても仕方がない。そこはメリハリをしっかりつけて対応してください。





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