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塾のやり方がすべてではない

塾に入ると、テキストを渡され、カリキュラムとテストが決まっていて、それにしたがって毎週、毎年勉強を進める方がほとんどだと思います。

そういうものを提供することが塾のサービスの大事なところではありますが、それがすべての子どもたちに合うかどうかは別の問題だと思うのです。

その意味では塾のシステムは利用すべきものであって、それに支配されてはいけない。

例えば、うまく塾のスケジュールに進まないとすれば、それは子どもや家庭のやり方が悪い、とばかりは言えない。

もちろん、そういうシステムでうまく家庭もあるでしょう。しかし、うまくいかない場合は、「ウチの子と合わない」という考え方もあって良いのです。

塾のシステムや、カリキュラムに追いかけられて、それをこなすことばかりに力が行ってしまい、でも、成果が出ていない、というお子さんは少なくありません。

近年塾のカリキュラムはさらに一層早くなっているわけですが、そんなに早く全部ができる子どもはそう多くはないのです。

だから、勉強の仕方が合っていないということも十分あり得ます。

以前、塾を変わってきた子どもが、こんなことを言っていました。

「ぼく、つかれちゃったんだよね。」

11歳や12歳の子どもの言うことではない、と私は思いました。

だから、お子さんに合う方法を見つけてあげることは大事な親の役割でしょう。

1学期が終わって、夏休みに入りましたが、今後、どうするのか。

もう一度冷静に考えてみても良いのではないでしょうか。同じことを繰り返しても、うまくいかないだろうな、と感じられたら、やはり手を打つべきだと思います。

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