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お手伝いする子

子どもたちとキャンプに行ったり、飯ごう炊飯なんかしてみると、教室とはまた違った個性が見えてきます。

例えば米をとぐ、ということはどういうことなのか、ちゃんとわかってさっさと実践している子がいるかと思うと、指導員の方にいろいろ教わってやっている子もいる。

カレーを作る、という段でも明らかにやり慣れている子は手際が違います。

こういうことは、子どもたちの指導に案外役に立つものなのです。

結構お手伝いをして、いろいろなことができる子は、そこそこもう任せてもいい、ということだし、それはむしろ本人の望んでいることだと思うから、多少なりとも大人扱いの度を上げるようにします。

一方。手取り足取り、という子は、口ばっかりというところはあるので、本人の自尊心を傷つけない程度に多少、負荷をかけていく。これは生活面でもそうで朝自分で起きる、とか、学校に持っていくものを自分で用意させる、みたいなこともいっしょに約束してしまう。

そうすると子どもが自分でやらなければいけないことが増える分、今までできなかったことができるようになっているという意識が芽生えてくるから、「口ばかり」を卒業できるようになってくるものです。

お手伝いをさせる、というのは子どもの自立心を養うために非常に良い方法なのです。ところがお母さんは、自分の仕事がなくなる?と思うのかあまりさせないところがある。しかし、それは子どもの素養を伸ばすチャンスなので、大いに手伝ってもらいましょう。

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