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答案は見てもらうもの

模擬試験の採点をしていると、まあ、これは何だろう、と思えるほど雑な答案があったりします。

だいたいこの時期はそこそこ試験をやってきて、きちんと書くようになっているのだけれど、それでもあわてて書いているのか、それとも解けなくてやけになっているのか、数字も0か6かわからない、みたいな答案があるものです。

基本的に答案は見てもらうものです。

そして、模擬試験と違い、答案は帰ってこない。

したがって、後から「いや、これは0です。」と主張することはできません。

100人が見て100人が0だと思える字でなければならない、ぐらいに考えた方がよい。だから、ていねいさが大事なのです。

以前、採点される先生と話をしたとき、

「でも、やはり、なんだろう、気持ちというのは答案に現れますよね。」

という話になりました。

「合格するためには、何とか正答を出さなければ、というので、本当に一生懸命に考えた、というのは余白にもそれが現れている部分があるものです。一生懸命、ていねいに書いたなあ、という答案は、やはり好感が持てるというか。つい、あと1点加えちゃおうかなあ、という気になりますよねえ。」

って、それが本当に行われたかどうかは別ですが、やはりきちんと書いてある答案は、合格のための大事な要素でしょう。

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