毎日のできごとの反省

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香港デモの報道はフェイクニュースではないか

2019-10-03 17:41:05 | 政治経済

 10月1日の国慶節が山場とみられていた香港のデモは、警官に射撃されて重傷を負った高校生のほか、多数の負傷者と269人の拘束者を出したして報道され、連日、テレビに警官隊との衝突のニュースが流されている。にもかかわらず国慶節の式典は平静に行われている。これを見たら、ウイグルで100万人が強制収容所にいれられているとか、人権派弁護士が次々と消えてしまったなどというニュースは信じられない位である。

 逆説的かも知れないが、香港のデモは、中共政府の今までのやり口からすれば、余りに微温に過ぎるのである。もちろん香港が国際的に注目されている、という特殊事情はある。それにしてもである。欧米諸国にしても、デモ隊が火炎瓶を投げるなど一部暴徒すれば、あの程度のことはするだろうと思わされてしまうのである。そこで想像するのだが、我々が見せられている西側諸国の報道陣によるデモ映像は、中共政府にコントロールされているのではないか、ということである。

 中共政府は見せたくないものは、絶対に見せないと言うだけの統制力を持っている。かつて朝日新聞が北京を中共政府のガイドで訪れて、「中国には塵ひとつ、蠅一匹いない」と絶賛したのは、現代ではアホの報道の代名詞になっている。結局、今の香港デモ報道も、それの現代版ではないか、と。

 淡々と羽目を外さず、暴徒化したデモ隊をやむなく鎮圧している、という光景の裏には、秘策が隠されているのではないか。例えばであるが、デモに参加していた人物を何人か抽出して、順次強制収容所送りにする。すると家族などの関係者からうわさが流れて、だんだんデモの参加者にも恐怖の渦が心に湧いて出て、長い時間じっくりかければ、いつかはデモ隊も収まるのではないか。それまでは、西側のTVには穏当な警察隊の対応を流し続けていただく、と。

 香港デモの報道はフェイクではないか、というのはもうひとつの疑惑である。一説によるとデモ隊の何人かに一人、当局の人間ないし、当局に雇われた人間が混ざっている、ということである。そして、店舗のぶち壊しなどの過激な行動を率先してやっている、というのだ。こうすれば、発砲にしても過激な警官隊の行動が、世界に向かって合理化される、というわけである。このようにニュースを作っているのだとしたら、正にフェイクニュースである。

 前回も述べましたが、私たちの命のある限りの時間で中共王朝の崩壊はないのであろう。しかし、歴史の教えるところは、支那の王朝は民衆の暴動で混沌に陥り、いつかは倒されるのですから。そして民衆は次の独裁者に支配されるのですから。

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