宝物。

ひとり言など

幼なじみ…

2015-11-08 22:50:19 | 白と黒

杏子は、幼なじみだった。

いつから意識するようになったかは

定かではない。

 

身長は、低く150センチあるか、ないかくらいで小さい。

おまけに細くて、いつも髪の毛は短く切っていた。

 

しかし、気は思い切り強くて

幼稚園の頃はよく泣かされていた。

 

自分は中学に入ってから急に大きくなった。

杏子は、相変わらずずっと小さいままだった。

 

そして、強いままだった…

見かけは…

 

ぴょんぴょん跳ねる様子は、子鹿のようで

男女を問わず人気があった。

 

優柔不断な自分にとっては眩しい存在に

いつのまにかなっていた。


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