宝物。

ひとり言など

虫の声…

2013-09-22 05:06:12 | うた
あれ 松虫(まつむし)が鳴(な)いている

ちんちろちんちろ ちんちろりん


あれ 鈴虫(すずむし)も鳴き出(だ)した

りんりんりんりん りいんりん


秋(あき)の夜長(よなが)を 鳴き通(とお)す

ああ おもしろい虫(むし)のこえ


松虫:

バッタ目コオロギ科の昆虫。古くはスズムシのことを「マツムシ」、マツムシのことを「スズムシ」と呼んでいた、あるいは混同されることが多かったといわれる。

スズムシに似ているが体長は19~33mmとより大型で、体色は淡褐色。また、付節に吸盤(褥盤)があるためプラスチックやガラスの垂直面を登ることが出来る。

本州(東北南部より南の地域)、四国、九州。沖縄及び近隣の島には近似種(オキナワマツムシなど)が生息する。

成虫は8月中旬から11月下旬にかけて出現する。

平地から低山帯の乾き気味の日当たりの良い草地に生息し、主にススキが占有する河川敷、海岸線、高速道路沿い、
線路沿いなどで生活する。体色は枯れ葉や枯れ草の色に合わせた保護色であるが、生活は主に生きた植物の上である。


鈴虫:

バッタ目コオロギ科の昆虫。古くは「マツムシ」とも言った。

体長は17~25ミリ。日本産コオロギ科昆虫としてはかなり大型の部類に入る。夜行性のため触角が非常に長い。
触角は白い部分が多く、一部が黒い。頭部は小さく、複眼のみで単眼は退化している。

翅は幅広く、瓜の種のような形をしている、羽は二枚と思われがちだが、羽化直後の成虫個体は4枚あり、
その後に後脚で後翅を自ら脱落させる。

雄の羽は幅が広く、脈が発達している。太い脈の一部はヤスリのようになっており、羽を垂直に立てて左右に細かく震わせ、
ヤスリを擦り合わせて弱い前奏の後「リーーン・リーーン…」と数回繰り返す節回しで美しく鳴く。

北海道(移入)、東北南部以南の本州、四国、九州に生息する。
成虫は夏に出現し、森林縁またはススキなどの多い暗い茂みの地表に生息する。