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どん底を見た照ノ富士の鬼迫!1年ぶり復活感動V 朝乃山は11勝目

2023-05-28 | 日記
どん底を見た男の凄味を見た。
鬼と化した横綱・照ノ富士が、14日目で優勝を決めた。
頭をつけ食い下がる霧馬山を最後は右四つに組み止め、寄り切った。
「まだ、俺に勝つのは早いよ」とばかりの鬼迫だった。
これで対戦成績は10戦全勝。
昨年夏場所以来8度目の優勝を3場所連続の全休明け横綱がもぎ取った。

両ひざの痛みと糖尿病にも打ち勝った。
ほぼ大関当確の霧馬山は大善戦といっていい。
にわかに関脇陣が活気づき、今場所は面白かった。
やはり大相撲は番付通りでないと盛り上がらない。
豊昇龍若元春の2関脇が10勝ラインに到達。
大関候補が一気に戦国模様になった。
大栄翔は明生を突き倒し10勝に王手。
豊昇龍は剣翔をすくい投げ。
若元春は大関・貴景勝を激しい張り手の応酬の末、押し倒し
それぞれが14日目で二桁勝利に乗せた。
豊昇龍は先場所、関脇で10勝。
小結ながら12勝で優勝している大栄翔は千秋楽が正念場
若元春も先場所、小結で11勝。
まだ3関脇は、きょう千秋楽が残っている。

星を積み重ねて、大関とり戦国時代は大歓迎。
再入幕した朝乃山は、元大関・正代を下し11勝。
千秋楽は好調の巨漢194キロ剣翔戦。
勝てば12勝で三賞が有力。
そうなれば来場所、朝乃山は上位進出を期待できる。
相撲協会にとっては、万々歳の夏場所になっている。
無駄に時を過ごしたくなかった
▼照ノ富士「素直にうれしい。精いっぱいやってきて良かった。いろいろな思いがあった。もう1回頑張る気持ちで臨んだ場所だった。10月に手術してから1日1日を無駄に過ごしていないな、過ごしたくないな、と思ってやってきた。気が抜ける時もあった。切り替えて頑張って良かった。霧馬山は力をつけてきた。場所がまだ後1日ある。毎場所毎場所、いつ何が起きるか分からない。そういう思いで土俵に上がってきた。親方、お女将さんがいないと、今の自分はない。一つの優勝くらいで恩を返せればいいが、それじゃ返せないくらい恩を感じている」
うまくいった立ち合い
▼朝乃山「立ち合いはうまくいった。土俵際で巻き替えられたけど、体を預けて寄り倒せた。(千秋楽の)剣翔には負けたくない」



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