プロ野球各球団がキャンプインした。
スポーツ紙にとっては、勇み立つお正月のようなもの。
在職中は編集局内の机に乾きものや寿司を並べ、缶ビールで出陣式をした。
今ではコロナ禍もあり出陣式もなし、働き方改革で長期の出張もなくなった、と聴く。
何だか寂しい”お正月”風景らしい。
記者、カメラマンらは南国の宮崎、沖縄へ一斉に旅立つ。
かつては高知にもキャンプ地があった。
キャンプ取材を経て、紅白戦、オープン戦そして公式戦に突入。
それまで約2ヶ月『転戦』する取材陣は長丁場。
それまで約2ヶ月『転戦』する取材陣は長丁場。
かつて球団が配布してくれたキャンプ取材用キャップは我が家に眠ったまま。

選手たちもそうだが、記者もキャンプ中はシーズンのネタを貯える絶好の鍛錬の場。
監督、選手らの毎朝の散歩、体操に付き合い会話を交わす。
夜には繁華街に息抜きで現れる選手らと、時には相席。
リラックスした首脳陣や選手の心をつかむ。
リラックスした首脳陣や選手の心をつかむ。
キャンプ取材は楽しい。
『サク越え何発』今年こそ『首位打者』『本塁打王』『最多勝』『新人王』が何人も飛び出し、紙面を飾るのはこの時期。
ちなみに在阪スポーツ紙の1面は「アレ監督」岡田彰布が主役。
サトテル「0発」というのもあった(笑)

キャンプで怪我したりして出遅れるとシーズンの成績が良くない。
不思議だ。
不思議だ。
たかがキャンプされどキャンプ。
新庄ハムの新参者二人がいきなり怪我発進。
一人は米国3Aからドラ3で入団した加藤豪将(28)。
右手人差し指を自主トレ中に骨折。
もう一人は阪神から移籍した剛腕の齋藤友貴哉(28)。
紅白戦で1球投げたところで膝を痛め降板した。
新庄ハムの新参者二人がいきなり怪我発進。
一人は米国3Aからドラ3で入団した加藤豪将(28)。
右手人差し指を自主トレ中に骨折。
もう一人は阪神から移籍した剛腕の齋藤友貴哉(28)。
紅白戦で1球投げたところで膝を痛め降板した。
さて、キャンプイン2週間過ぎれば、WBC侍ジャパン宮崎合宿(17日~)に話題をさらわれる。
記者、カメラマンの配置にデスクは頭を抱えている事だろう。
キャンプイン、節分(3日)、奈良東大寺のお水取り(15日)、WBC合宿と関西は、一気に春の足音が聞こえてくる。
【各球団のキャンプ地】
【各球団のキャンプ地】
◆宮崎◆(5球団)
▼市内 巨人、ソフトバンク、オリックス
▼日南市=広島
▼南郷町=西武
◆沖縄◆(10球団)
▼名護市=日本ハム
▼宜野座村=阪神
▼金武町=楽天
▼沖縄市=広島
▼北谷町=中日
▼宜野湾市=DeNA
▼市内 巨人、ソフトバンク、オリックス
▼日南市=広島
▼南郷町=西武
◆沖縄◆(10球団)
▼名護市=日本ハム
▼宜野座村=阪神
▼金武町=楽天
▼沖縄市=広島
▼北谷町=中日
▼宜野湾市=DeNA
▼浦添市=ヤクルト
▼石垣島=ロッテ
▼石垣島=ロッテ
▼那覇市=巨人
※太字は移動組
※太字は移動組
こちウワさまが書かれた通り かつては
高知市営球場 阪急ブレーブス
春野球場 西武ライオンズ
安芸球場 阪神タイガース
大方球場 南海ホークス(王監督のダイエーホークスになってから高知東部球場)
宿毛球場 近鉄バファローズ
とこれだけ土佐での春季キャンプがありましたが 今はどこも来てくれません。
1999年2/28春野球場でキャンプ打ち上げのオープン戦があり 新人の松坂投手と阪神井川投手が先発しました。
2人ともこの試合後地元へ帰り 翌日が高校の卒業式です とアナウンスされました。
松阪投手は当時から大スターで 常に周りには大勢の記者が張り付き
彼が動いたら 森のような大人数が動きました。
びしっ!とキャッチャーミットへ入る球音が大きい松坂投手
一方井川投手は 素人目にも球が遅く見え ええかねこれでと思いました。
あれから24年 高校生最後の日を見た2人も海外へ渡り それぞれの野球人生がありました。
他を知らない井の中の蛙ですが 南国土佐を出て 他の地に住もうとは思いません。
ですが プロ野球春季キャンプのニュースを聞くと 宮崎や沖縄に住みたかったと思うんですよ。
そういえば高知でキャンプを張ったうちの3球団が身売りしてますね。
キャンプは間近で金の卵に接することの出来る魅力があります。野球ファンが発掘し後日、それをテレビ中継で追う。それもまた、魅力ですね。
そうですか、井川と松坂の投げ合いは思い出に残るでしょうね。その時の印象のままメジャーで差がついたんでしょうか(笑)眼力は大したものです。