いやはや、年をとりたくないものだ。
雨でぬれた階段は怖い。わずか3段。これでこけるか?なさけない。
人があっけなく、死ぬのも、こうなのか、と一瞬思った。
外出しようと、玄関先の階段に右足を踏み出した瞬間だった。するっと宙を舞った、視界になぜか空の雨雲が入った、様な気がする。
巨人・原監督の胴上げの舞いを真似た訳でもない。
言ってみれば、あのまま階段に背中から落ちた姿だ。
仰向けだ。とっさの受け身。両手を広げ体を支えようとした。なるほど、捨てたモノではない、還暦を過ぎてこの運動神経。
だが、背中をしたたか打った。「うっ!」息が止まった。背骨が、アバラ骨が「やられた」そう思うほどの衝撃だった。
階段の角でしたたか打撲した。ずり落ちたのか、左腕はひどくすりむいていた。
血は流れた。
骨が折れていなかったのは幸いだった。
これで後頭部の打ち所が悪ければ、死んでいたかもしれない。
もし、警察官が検証すれば「なんで、こんなところで死んだんですかね?」と不思議がったかもしれない。
本当にみっともない、けがだったが、一人苦笑いするしかない。
雨でぬれた階段は怖い。わずか3段。これでこけるか?なさけない。
人があっけなく、死ぬのも、こうなのか、と一瞬思った。
外出しようと、玄関先の階段に右足を踏み出した瞬間だった。するっと宙を舞った、視界になぜか空の雨雲が入った、様な気がする。
巨人・原監督の胴上げの舞いを真似た訳でもない。
言ってみれば、あのまま階段に背中から落ちた姿だ。
仰向けだ。とっさの受け身。両手を広げ体を支えようとした。なるほど、捨てたモノではない、還暦を過ぎてこの運動神経。
だが、背中をしたたか打った。「うっ!」息が止まった。背骨が、アバラ骨が「やられた」そう思うほどの衝撃だった。
階段の角でしたたか打撲した。ずり落ちたのか、左腕はひどくすりむいていた。
血は流れた。
骨が折れていなかったのは幸いだった。
これで後頭部の打ち所が悪ければ、死んでいたかもしれない。
もし、警察官が検証すれば「なんで、こんなところで死んだんですかね?」と不思議がったかもしれない。
本当にみっともない、けがだったが、一人苦笑いするしかない。