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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

サイ・ヤング賞は伊達じゃない!カイケル11イニング連続無失点

2024-08-23 | 日記
ダラス・カイケル(36)が、中5日で来日2度目の登板。
オリックス戦で7回無失点3安打5三振の快投。
デビュー戦の初回に2失点以降、11イニング連続無失点。

MLBサイ・ヤング賞左腕は伊達じゃない。
バウアーもそうだったが、球質はモノが違う。
21のアウトのうち凡ゴロが9。
微妙にバットの芯を外している。
試合はオリックスが1-0のサヨナラ勝ち。
カイケルの来日初勝利はお預けになった。
【ダラス・カイケルロッテ)成績】
▼5-3ソフトバンク(8・17=福岡D)
5回(73球)2失点3安打3三振2四球
▼0-1オリックス(8・23=京セラD)
7回(94球)0失点3安打5三振2四1死球
2試合 防御率1・50
12回2失点6安打8三振4四球
◆ダラス・カイケル  1988年1月1日、米国オクラホマ州タルサ出身。ケリー高-アーカンソー大ーアストロズ(09年ドラフト7巡目)。20勝8敗で15年サイ・ヤング賞。Gグローブ賞5回。球宴2回出場。4度の2ケタ勝利をマークしたアストロズなど7球団を経て、24年7月ロッテ入り。メジャー通算103勝92敗。191センチ、93キロ。左投左打。 

イチロー打撃コーチあるか?大失速マリナーズ監督を電撃解任

2024-08-23 | 日記
ポストシーズンへ大詰めのメジャーは厳しい。
ドジャースにスイープされ失速したマリナーズのスコット・サービス監督(57)が23日、電撃解任された。
後任監督にダン・ウィルソン(55)が就任。
サービス監督と同時に打撃コーチも解任。

ウィルソンはマリナーズ時代の名捕手でイチローの同僚。
2人は01年から5年間共に闘った。
新監督はメジャーコーチの経験はない。
気心知れたイチローとの共闘。
ひょっとしたらひょっとするかも?
ドジャースも激震。
代打満塁弾、代打決勝3ランを19日に放ったジェイソン・ヘイワード(35)が戦力外。
ベンチ枠の関係で押し出されてしまった。
◆    ◆    ◆
日本では広島カープが快進撃。
元カープの投打の軸がメジャーで初対決した。

タイガース前田健太(36)とカブス鈴木誠也(30)だ。
中継ぎ配転されたマエケンだが、便利づかいも甚だしい。
5回、6回とロングリリーフは当たり前。
この日も2番手で2回から登板。
いきなり先頭の誠也に遊撃内野安打。
1死後連打され満塁にし、9番アマヤにグランドスラムを浴びてしまった。
それでも5イニング89球。
9安打を浴びて6失点5三振2四球。
防御率は6・42と悪化するとともに6敗目(2勝)。
誠也との対決は2打数1安打1四球。
マエケンもそろそろ退け時かもしれない。
誠也は雰囲気ある
▼前田健太「誠也はいい打者だと思う。マウンドから見ても雰囲気がある。対戦出来てすごく嬉しく、楽しかった」
初打席は不思議な気持ち
▼鈴木誠也「プロに入った時からすごく優しくしてくれた先輩。打席では不思議な気持ちだった」



甲子園史上初の決勝タイブレーク制した京都国際が初栄冠

2024-08-23 | 日記
緊迫の投手戦で0-0。
9回までは見応え充分な決勝戦だった。
京都国際と関東第一の決勝戦は、史上初の延長タイプレークに突入した。
京都国際0000000002=2
関東第一0000000001=1
独断偏見を承知の上でひと言。
最高の投手戦がもったいなかった。
せめて決勝戦だけでも12回か、13回からのタイプレークに出来ないか。
今更ながら思ってしまった。
泥と汗にまみれた高校3年間。
しかも3486校の頂点を決める集大成。
全国球児の最期の最期のプレー。
延長18回とはいわないが・・・。
ルールだから仕方ないが少々興ざめした。

10回、走者一、二塁からのスタート。
好投手の関東第一・坂井遼をもってしても、プレッシャーがかかった。
代打西村の左前安打で満塁。
動揺した坂井がまさかの押し出しで虎の子の先制1点。
坂井は大会初の失点となった。
なおも無死満塁で降板。
代わった3番手右腕の大後武尊が犠飛で2点目を献上。
なおも満塁機が続く。
関東第一は何とか2点でしのいだ。
その裏最後の攻撃にかけた。
京都国際は森崎琉生(3年)から2年生サウスポー西村一毅にスイッチ。
投手前への犠打を西村がお手玉。
無死満塁のピンチ。
遊ゴロ併殺崩れの間に1点。
2年生に重圧がかかる。
一、三塁から四球を出し再び1死満塁。
関東第一は強攻したが一ゴロ。
本塁封殺で2死。
最後は西村が三振斬り、1点差で逃げ切った。

新旧都決戦は京都国際が制し、初の全国制覇を果たした。
京都勢の栄冠は1956年の平安以来68年ぶり。
実行できた強い京都
▼小牧憲継監督(京都国際)「甲子園出発前、強い京都をもう一度取り戻して来るとお話した。実行出来て良かった。甲子園に挑む中で、京都は準優勝ばかり。決勝で常にはね返されてきた。物心ついた時から見ていた。京都府下で切磋琢磨してレベルが上がれば、ウチも必然的に上がる。神奈川や大阪など最激戦区で勝ち抜けば甲子園でも上位に行ける。そういう県にしたい。僕も京都に育ててもらったので、他校さんが勝っても京都が強いと嬉しい。全国一レベルの高い京都にしたい」 
京都国際の足跡
【1回戦】7-3札幌日大
【2回戦】4-0新潟産大付
【3回戦】4-0西日本短大付
【準々決勝】4-0智弁学園
【準決勝】3-2青森山田
【決勝】2-1関東第一

今日いちとは?何ぞや?

2024-08-23 | 日記
タイトルに「今日いち」やたら増えている。
さっぱり分からん。
何のコッチャ?
ま、今日一番、という意味ではあろうけれど。
夕刊紙OB和田元記者がタイトルしていたので、問うてみた。
どうやら、スマホらしい。
「アプリ最新版してます?」と来た。
パソコン主体なので、ま、エエか、と。
写真と100文字制限だ、とか。
それなら旧来のツイッターと同じ。
ツイッターはアカウント、パスワード忘れたので、とっくの昔にやめた。
制限されるのは、もう宜しい。
当ブログで十分満足しております。

”令和の怪物”と”未完の怪物”対決!朗希撃ち猛打ショー清宮の圧勝劇

2024-08-23 | 日記
令和の怪物と高校111発”未完の怪物”が真夏の対決。
ロッテ佐々木朗希(22)が、日ハム清宮幸太郎(25)に2本のタイムリー含む3長短を浴びた。
清宮はもうプロ入り6年目。
同期の村上宗隆の陰に隠れていた。
ところが夏場に突然覚醒し、新庄ハムの4番に座る。
対する朗希は2点援護をもらってのピッチング。
清宮が完全に打ち崩した。

第1打席はセンターオーバーの二塁打。
第2打席は1死一、二塁で右前へ同点のタイムリー安打。
第3打席は無死一塁、左中間へ決勝タイムリー二塁打。
3度の対決で右へ左へ千金の3安打。

朗希は未完の怪物に木端微塵にされた。
清宮は過去9打数1安打で朗希から2年ぶりのヒット。
昨年4月には2打席連続3球三振でキリキリ舞いだった。
猛打ショーはまさに”ケチャドバ”打撃。
未完の怪物が覚醒した証しになりそうだ。
朗希は最速161キロで6回を4失点6安打8三振を奪いながら5四球。
制球を乱して92球で降板。
4敗目を喫し防御率は2・45に悪化した。
積極的に打った
▼清宮幸太郎「真っすぐもフォークもいい。チャンスは少ないと思っていた。1発で捉えられたのが良かった。いつも彼と当たる時は調子が悪い時が多い。チンプンカンプンな三振とかばっかりだった。いつもタイミングが取りにくいので、今日は意識して打席に入った」 
不甲斐なかった
▼佐々木朗希「先制した中で逆転された。不甲斐ない。ああいう4番という打順のバッターに打たれると得点につながる。前回よりもボールに強さはあったと思う。まだまだいいボールを投げられる」 

奇跡のバックホーム甲子園劇場~関東第一0・1秒の明暗!きょう決勝戦は京都国際と東西対決

2024-08-23 | 日記
今夏の甲子園は雨天中止のない珍しい大会になった。
4強激突前の休養日(20日)が雨。
例年になくスケジュール通りに休養日が消化出来た。
今日は新旧都(京都とお江戸)決勝戦だ。
準決勝でドラマチックなシーンを見せて貰った。
甲子園劇場は繰り返す!
準決勝(21日)
神村学園000100000=1
関東第一00000020✕=2
京都国際000003000=3
青森山田200000000=2
関東第一を1点差で追う神村学園。
最終回2死一、二塁。
一打出れば同点。
ここで大会初打席の3年生が代打で送り出された。
汗と泥にまみれた2年半を凝縮させた背番号13のバッターボックス。
簡単に2ストライクと追い込まれた。
様々な想いが去来するベンチは期待と共に涙が溢れる。
初打席の左打者のバットから弾かれた白球はセンターへ抜ける。

マンモス球場が固唾を呑む。
二塁から同点の走者が前のめりにホームをめざす。

砂煙を上げて必死のヘッドスライディング。
関東第一のセンター飛田優悟がノーバウンドのストライク送球。

寸前でタッチアウト。
奇跡のバックホームが明暗を分けた。
無情のゲームセット。

勝者も敗者もそこにはない。
ドラマチックな幕切れ。
心なしか球審のアウトのジャッジは逡巡したように見えた。
私の想い過ごしだろうか?
運動部デスクだった96年夏の決勝戦(下記別項)が甦った。

準決勝の組み合わせは東日本(東北と関東)と西日本(近畿と九州)が、くっきり分かれた。
さらに言えば甲子園V経験校がない。
優勝すればどの高校も初栄冠となる。
低反発バットは完封試合の多さでも、本塁打数の激減でも分かる。
完封試合は17試合に及ぶ。
本塁打は準々決勝までに7発しか出ていない。
最期の夏、青春が白球に託されている。
第2試合は京都国際が逆転勝ち。
青森山田に2点先行されたが、6回3点を奪い逆転。
そのまま1点差を逃げ切った。
決勝戦は京都国際と関東第一。
新旧の都、東西の天下分け目の決戦となった。
0・1秒スタートが遅かった
▼小田大介監督(神村学園)「0.1秒でも速くスタートを切って、70センチでも速くホームに帰れるように、また積み重ねたい。言葉が思い浮かぶわけがない。悔しいの一言。今でも場面を思い出したら悔しいし、すみません」
「絶対のアウトに」とノーバウンド送球
▼飛田優悟中堅手(関東第一3年)「初めて聞いた大歓声。嬉しかった。打球が飛んでくることを予想していた。とにかく1点を防ぐため絶対にアウトにしようとノーバウンドで投げた。代打なので頭を越える打球はないと思った。しっかりチャージ出来た」  
決勝(23日)
京都国際VS関東第一
京都国際の足跡
【1回戦】7-3札幌日大
【2回戦】4-0新潟産大付
【3回戦】4-0西日本短大付
【準々決勝】4-0智弁学園
【準決勝】3-2青森山田

関東第一の足跡
2回戦】7-1北陸
【3回戦】3-2明徳義塾
【準々決勝】2-1東海大相模
【準決勝】2-1神村学園
準々決勝(19日)
関東第一2-1東海大相模
青森山田1-0滋賀学園
京都国際4-0智弁学園
神村学園8-2
大社

【奇跡のバックホーム】96年8月21日夏の決勝戦。松山商VS 熊本工。延長10回裏1死満塁。熊本工打者の大きな右飛で球場の誰もがサヨナラ犠飛を確信。ところが松山商のライト矢野勝嗣が本塁へ85Mのストライク送球。タッチアップした熊工・星子崇が寸前でタッチアウト(96年8月22日付・報知新聞)。ミラクル返球後の11回3点を奪った松山商が27年ぶり5度目の優勝を決めた。