これもやっぱり人頼みなんでしょうね・・・

またしてもＭ・シューマッハの話。
日曜の鈴鹿の結果がショックすぎて、日記に書くのが２日も遅れてしまった・・・。
日曜日の昼食時、あまりにも私が落ち込んでいるので旦那が
『そんなにＦ１好きだったっけ？』とかきいてくるくらいだったわ。でもその通り。
そんなに最近Ｆ１とか夢中でもなかったし、シューマッハも言う程好きでも無かったわ。
私がＦ１を見ていたのはアラン・プロストとかの時だから実は結構前。
その後興味を持ち始めたセナが亡くなって・・・これはかなりショックだったわ。当時レースもののオリジナル脚本を作っていたけれど、筆が止まってしまったくらい。
そんなのもあって余計遠ざかっていたから、シューマッハがプロストの記録を破った時も、なんの感慨も無かったの。
ちょっと機械的な彼のレースはあまり熱狂できるものでもないと思ってたから。
でもその感覚が変わって来たのはここ１～２年。
彼が年齢的にしんどくなってきても、そのスマートさが全然損なわれないところに感動し始めて。

今期のレースは残す所後２戦。そしてシューマッハが大好きだという鈴鹿。
２pitのプランで進行していたレース、最初のピットインは粘りに粘ってアロンソとのタイム差を５秒つけた状態でコースに復帰。
２回めのピットがアロンソより後だったらきっとこのレース勝てる！そうしたら、シーズンチャンプになれる！！チャンプとして引退できる！！！・・・そう思ったのに・・・
まさかのエンジンブロー。

イヤ━━━(;゜Д゜)━━━！！

こんな終わりはイヤ～～！皇帝とまで呼ばれた男が、最期のシーズンの決定レースともいえるレースを徒歩で帰ってくるなんて・・・○|￣|＿
勝てるレースだったのに・・・勝てるレースだったのに～～～！！


引退を決意したのは、もう仕方のないことだとは思っているの。
彼の年齢だと、一年で著しく体力やら反射神経が衰えていくということは、私自身身を持って感じていることだから。
一見まだまだいけそうだけど、来年になったらわからない・・・
こっそりフェードアウトしていくよりは、『皇帝』のまま、惜しまれつつ去って行く・・・それを選ぶ気持ちは物凄くわかるし、そうであって欲しいとも思った。
そして彼ならチャンプとして去っていけるとも思ったの。
そのひとふんばりが見れたら、なんか自分もでかい山を乗り越えられそうな元気がもらえる気もしてた。
別に私はチャンプでもなんでもないただの主婦だけど、それでも何かできそうな気になってくるっていうか・・・。
これもやっぱり『人頼み』っていうのかなぁ。
彼がシーズンチャンプになるには、最期のレースで優勝して、さらにアロンソがノーポイントでないといけないわけだから、もうほぼ無理。
でもせめて残りの１戦は優勝で飾って欲しい・・・。


シューマッハの後任はキミ・ライコネンだそうね。
かつて皇帝もライバルと認めたミカ・ハッキネンの後任で入った彼が、さらにシューマッハの後任になるなんて、運命的と言うかちょっとドラマティックよね。