弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「動物注意」の 標識読めず 高速入って キタキツネ

2008年04月24日 23時10分10秒 | 未分類
18日の札幌高裁判決から。
確かにとても気の毒な被害者だと思います。
是非、万全の対策を取ってほしいですね。
(朝日から抜粋)
 高速道路に飛び出したキツネを避けようとした運転者が事故で亡くなったのは侵入防止策がとられていなかったからだ――。事故死した札幌市の女性(当時34)の両親が東日本高速道路(旧日本道路公団)などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、札幌高裁は18日、こんな認定をした。旧公団の責任を否定した一審・札幌地裁判決を変更し、同社などに約5100万円の支払いを命じた。
 事故は01年10月、苫小牧市の道央道で起きた。キツネを避けた看護師高橋真理子さんが分離帯に衝突。後続車に追突され亡くなった。札幌地裁は「動物注意」の標識が設置されていたことなどをとらえ「安全性を欠くとはいえない」と判断した。
 しかし、札幌高裁の末永進裁判長は、現場付近の高速道でキツネがはねられ死んだ事例が01年、事故時点で46件起きていたことを重視。「高速運転を危険にさらすキツネの出没が頻繁にあること自体、安全性を欠く」「入り込めないさくで防止できたはずだ」と旧公団の過失を認めた。
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