弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

誉めてあげたい 自分のことを 走り続けた 人生を

2007年02月20日 23時27分34秒 | 未分類
有森裕子さん引退記念どどいつ
(毎日19日朝刊より抜粋)
 転んで傷だらけになりながらも、笑顔と涙でコースを駆け抜けた。引退レースとなった18日の東京マラソンを、2時間52分45秒の5位で完走した五輪女子マラソン2大会のメダリスト、有森裕子さん(40)。山あり、谷ありの競技生活を象徴するラストランに「最高の終わり方ができました」と声を詰まらせた。 
 ハプニングが起きたのは22キロ過ぎ。後続ランナーと足がぶつかり、前のめりに転倒した。腰や胸を強打し、両方のひざと手のひらから出血。「気がついたら目の前に地面。これで終わりかと思った」。しばらく、うずくまったが、「きょうははってでもゴールすると私が言ったんだから」と自らを奮い立たせた。寒さで痛みがまひしたのを幸いに、懸命にゴールを目指した。
 「アリモリという人が大勢走っているんじゃないかと思うぐらい、みんなが私の名前を呼んでくれた」。感激がこみ上げ、目頭が熱くなった。5年3カ月ぶり通算12回目のマラソンでタイムは最悪だったが、「満足です」という走りだった。
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