弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

開廷できずに 宿題こなす 勤労感謝の しにくい日

2010年11月23日 14時18分43秒 | 裁判
今日は「勤労感謝の日」。
しかし、裁判官にとって、祝日は必ずしも有り難くない。
現在の裁判官の仕事は、決められた開廷日に法廷を開く事と、自宅で判決を書く事の二つ。
祝日は定例の開廷日が無くなり、期日指定の制約が増して苦しくなるだけで、事件が減るわけではないから、結局は自宅で判決を書くことになりかねない。
それでは「名ばかり祝日」になってしまうので、毎週の土日はともかく、祝日くらいは判決起案を忘れてゆっくり過ごしたいものだ。
(写真)
小田原・尊徳神社の二宮尊徳像