ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

横浜国大管弦楽団の101回目のコンサートを聴いて

2013-12-15 07:24:49 | 文化

 私の母校の横浜国立大学の管弦楽団が、近くのパルテノン多摩でコンサートを開くというので、初めて聴くので楽しみにして、昨夜聴きに行ってまいりました。

   独特の指揮ぶりをされる海老原光さんにより、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の序曲、リストの交響詩「レ・プレリュード」、ブラームスの「交響曲1番」の演奏でした。

 初めて母校の管弦楽団の音色が流れてきたときに、思わず胸が熱くなってきました。 演奏する姿が指揮者と一体になって、流れるような動きを見せて、改めて楽しませてくれました。

 演奏者のメンバーをみると、横浜の国大の近くにあるフェリス女学院の方が9人も混じっていて、ほかに横浜在住と思われる日本女子大、早大、鎌倉女子大、帝京大、東京都市大の方々や、楽団のトレーナーの方々も入っておりました。

 先日、小林研一郎さん指揮により読響の演奏で、ブラームスの「交響曲1番」を聴いたときの感動ほどではないけれど、それなりに私の心を揺さぶりました。 私は楽団に属したわけではありませんが、何となく母校の管弦楽団のコンサートを聴くというのは、感動を覚えるものです。 楽しいひと時でした。


級友の小椋佳からホールインワン記念のCDが届いて

2013-12-14 11:54:58 | 友人

 上野の黒門小学校で6年間一緒に過ごした小椋佳・神田紘爾君から、今年の10月4日初穂カントリークラブの17番で、145ヤードの距離を6番アイアンでホールインワンしたとて、その記念として2曲が入ったCDを送ってきてくれました。

 「まさか逆様の詩」と「次の街へ」という曲でした。 本人の弁によると、生まれて初めてのホールインワンとのことで、嬉しさもひとしおだったに違いありません。 かくいう私は、未だにホールインワンは達成されてはいません。

 神田君は早生まれですので来年70歳を迎えます。 先のクラス会の時(来年)には、生前葬コンサートを開くということを話していました。 つい先日3年時に習った米田健治先生に、神田君から朝日新聞社からの依頼で草稿した本「生前葬コンサート」が出来上がったとて、奥さんの佳穂里さんから届いたけどといって、先生から電話をもらったばかりでした。

 神田君の歌を聴いていると、素直な表現をしているなあと、いつも感じるのです。 然しながら私たち級友と一緒にゴルフを回るときには、結構、自由奔放の姿を現します。 従って級友たちは、一緒にプレイしたくない人も出てきます。 本人は、幼いころからの友人たちですので、安心して心を開いているのかもしれません。 奥さんも級友の一人ではあります。

 改めて、届けられたCDを何度も聴くことになりました。


自由に自分の考え・哲学を学ばせる学風を持つ恵泉女学園

2013-12-13 07:25:28 | 文化

 昨日は、仕事関連の会社に勤める熊谷有為子さんが、来年のカレンダーを持ってきてくれました。 早速、冷凍庫に入っていたアイスクリーム・ビスケットで挟んだものを取り出し、半分に分け合って食べながら話をしました。

 熊谷さんのことを、あれこれと聞きました。 大学は土木工学科を専攻し、粘土層と水の関係についての卒論に取り組んだそうです。 先の東北沖の大地震では、新聞報道で粘土層が大きく動いたということが云われていましたが、粘土層の下に水が潜り込むと、水は摩擦係数が0であるので、大きく動いてしまうということを、話してくれました。

 高校は恵泉女学園に入り、色々とびっくりすることがあったそうです。 例えば、プロテスタントの女学校ですが、聖書の中の様々な物語の時代的背景について、自分たちで考え議論をするという授業だったそうです。 

 全ての授業が、自分たちが自由に考え判断し、自らの力で主体的に生きるように促し、真に自立した人間を育成するようなカリキュラムになっているということです(一部HPより)。

 熊谷さんは人間に関わる仕事―シビル・エンジニアに関心を持ち、シビル・エンジニアの日本語訳である土木工学科に進学したというのです。

 そんな話を聞いて、改めて恵泉女学園の素晴らしさを感じ、それを知っていたらわが娘も、恵泉女学園に行くことを薦めたのにと、改めて思ったのです。 

 熊谷さんの話を聞きながら、一緒にナタデココ入りのヨーグルトを食べ、更にマシュマロを食べながら、コラーゲンが背の高さの伸び縮みに関係することや、女性はホルモンの関係で将来、骨粗鬆になりやすいことから、今から意識してカルシュームの摂取が必要なことを話しました。

 更に、受胎した瞬間から夫婦で胎児に話しかけながら育てることの大切さなどに、話が及びました。 仕事関係の話は殆どすることなく、楽しいひと時を過ごしました。


困難があれば自分が試されているといつも感じていて

2013-12-12 07:16:38 | 気づき

 昨日は、タイトなスケジュールの中で一つの仕事が完了し、次なる仕事の解決しなければならないことに、いくつかの関係機関に問い合わせをし、それでも打合せ時間直前までに解決案が浮かびませんでした。

 ちょっとの時間を駅前のドトールでコーヒーを飲みながら、関係書類を眺めながら、どういう風に考えたらよいかを考えていました。 打合せ時間も近づいてきたとき、ふと違う角度から考え直してみました。 ふと浮かんだアイデアを、すぐに関係者に連絡し了解を得た上で、打合せに臨みました。

 私は昨日のことを思い出しながら、これまでの自分の生き方を反芻してみました。 いつも何らかの困難が、自分を待ち受けていましたが、そのときに考えてきたことは、自分がいつもその困難を乗り越えられるかどうかを、試されているのではないか、否、乗り越えられるからこそ試されていると感じてきました。

 自分が何らかの病になったときにも、自分の普段の行いに、何らかの問題があったので、それを問われているのだとも、感じてきました。

 どんなときでも後ろ向きにならず、いつも謙虚な態度で、明るく前向きに建設的に考えるように心がけなければいけないなあと、改めて感じさせる昨日の出来事でした。


演奏する姿が美しく見えた国立音大のコンサート

2013-12-11 07:39:14 | 文化

 昨日は、仕事先から玉川上水にある国立音楽大学のコンサートに行ってきました。 第120回のオーケストラ定期演奏会ということで山下一史さん指揮により、ベートーベンのレオノーレ序曲第3番と交響曲第8番、バルトークの管弦楽のための協奏曲でした。

 私は最近になってコンサートに行くようになったので、何を聴いても新鮮な感じがいたします。 特に昨日は、演奏する方々の動き・姿が指揮者と一体になって、とても美しく感じました。

 山下さんの指揮ぶりは、ちょっと硬い感じがしたものの、かもし出される音色は楽しく感じさせてくれました。 国立音大のコンサートは、いつも楽しく聴かさせていただいてもらっています。

 コンサートの開演前に、大ホールでのパイプオルガンの演奏があり、大空間での響きは心を揺るがすような感じがしました。 楽しいひと時を感謝いたします。


何事も一つのことに集中していれば無心に向かう

2013-12-10 07:20:58 | 座禅

 座禅(静功)を行い始めて改めて分かったことは、何事も一つのことに意識を集中していれば、自然と「無」とか「無心」に向かうということです。

 座禅での意識の集中の仕方としては、曹洞宗に代表されるように、壁面の一点を見つめることで意識を集中する方法と、臨済宗・黄檗宗に代表される長く吐く呼吸に、意識を集中する方法です。

 私は残念ながら壁面の一点を見つめるやり方については、行ったことがありませんが、とても難しい意識の集中の仕方ではないかと感じております。 曹洞宗のHPによれば、そのときの呼吸は普通呼吸ということです。

 長く吐く呼吸に意識を集中するのは、比較的易しいやり方ではないかと思います。 ただし、臨済宗・黄檗宗の呼吸法は、いわゆる腹式呼吸を行います。 この呼吸法は、肺と下腹の臍下丹田から、同時に吐き出すことから始まります。

 私は、幸いなことに、この呼吸法は知りませんでした。 何か分からないけれど、無我夢中で深呼吸の要領で、大きく吸って出来るだけゆっくり吐くという呼吸法を行っていました。

 出来るだけ長く吐こうと思えば、できるだけ大きく息を吸ってからのほうが、長く吐けるという単純な考えでした。 またラジオ体操での深呼吸を思い出し、大きく吸ってからゆっくり吐くほうが、自然に感じたのかもしれません。

 また長く吐こうと思う時には、吐くことを意識しないことも、自然に感得しました。 更に、自然と息は体の中へ吐いたほうが(イメージですが)、長く吐けるということも感得しました。

 座禅を始めた当初は足も痺れましたが、呼吸の慣れるに従い長く吐く呼吸で、静かに座っていると、1時間の座禅時間があっという間に過ぎていくのが実感でした。

 長く吐く呼吸に意識を集中することによって、それ以外のことは頭の中は空っぽになるのが分かりました。 禅宗では雑念はいけません、雑念を払いなさいということを、聞くことがありますが、私は意識が集中する中でふと浮かぶ雑念は、むしろ払うことなく考えるべきだと思っております。

 自分の体験から、そのような状況下で考えると、宇宙の叡智がこう考えたらどうですかと、サジェスチョンをいただけるような気がするからです。


友人からの声かけには素直に答える姿勢が大切かも

2013-12-09 07:13:04 | 座禅

 私の今の健康を維持できるのは、友人からの声かけを素直に聞き、それを実践してきたことにあるのではないかと、反芻するのです。

 20年近く前に、いかに毎日体を動かして汗をかこうかと考えていたときに、お風呂の入り方ひとつで、汗をいっぱいかくことが出来ますよと、教えてくれた仕事先のお客さんだった尾崎さんから話でした。

 お風呂の湯面がお臍のちょっと上ぐらいにして入る半身浴でした。 半身浴のことを書いた本によると、お湯の温度はぬるめがよいということですが、私は自分の好きな温度で入るのが一番よいと、自身の体験から思います。

 私は、話を聞いたその日から早速はじめました。 それ以来、肩までお湯に浸かることは殆どありません。 当初はイスをお風呂に沈めて座って入りましたが、今はお湯の量を追い焚きできるすれすれの線まで、少なくして胡坐を組んで座って、入っています。

 座禅は、千葉に住む大学の級友が、クラス会であったときに、近々、私の住む多摩ニュータウンで静功の会(静かな気功)に参加すると聞き、参加費も結構高かったので、どうしようかと考えて、結局参加することにしました。

 当時、胸に違和感を感じ、知人の看護婦さんに相談し、近くの多摩南部地域病院の先生の名前を告げられ、カテーテルを足の付け根から入れて検査することも聞いていましたので、気功は健康にもよいというイメージを持っていましたので、参加することにしたのです。 

 静功の会は2ヶ月で辞めましたが、始めた初日に、頭のてっぺんにある百会が活性化し、電子の輪の帽子を被ったような状態になり、更に1ヵ月半で自分では何も分からないままに、自発動という形で下腹にある臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めたのです。

 静功は基本的には、自分の体験から座禅と同じだと思っております。 私は何も分からないままに、静功の会の先生(中国からの留学生)の指導には関係なく、真っ暗な部屋の中で1時間、ひたすら深呼吸の要領で大きく息を吸って、出来るだけ長く吐く呼吸を行っていました。 長く息を吐こうとすると、自然と結果的には息をイメージで体の中へ吐いていました。

 信頼できる友人からの声かけには、いつも素直で聞く耳を持っている必要があるのではないかと、改めて感じるのです。


昨夜は多摩NTで生まれたタマ生協のOB会に出て

2013-12-08 08:14:47 | 社会・経済

 私は、設計事務所に勤めながら、多摩ニュータウンで生まれたタマ消費生活協同組合の理事長を、2年間務めた経験があります。

 昭和47年3月に、清瀬市から多摩ニュータウンの愛宕地区に入居しました。 ちょうど長女が1歳になったばかりの時期ですが、タマ生協からの牛乳を飲んでいました。

 ところが6月の梅雨時に、1年前に入居した諏訪・永山地区の方々からの経験で、畳からダニが出ますよという話を聞き、ある朝、云われるままに畳の縁をじーっと見つめてみました。 すると何か分かりませんが、小麦粉をまぶしたような微細なものが、蠢いていたのです。

 びっくりして早速、2階の井上さんのところへ飛んで行き、お宅にはダニはでていませんかの問いに、いえ、いませんよの答え。 では一緒に、畳の縁を見てみましょうということで、見てみました。 すると蠢いている何かがいるではありませんか。

 一緒に私たちの棟の30軒を全部みてみませんかと、結局、井上さんは休みをとって一緒に残りの28軒を訪ねてみました。 全部の家に畳の縁にダニが発見されました。

 そんなことがきっかけで、愛宕ダニ対策委員会ができました。 タマ生協の方々からの援助もあり、東京都や都公社を相手に、畳の交換の要求を求めました。 そんな活動を通して、タマ生協の職員の渡辺さんが来られたダニ対策委員会の席上で、この中でどなたか生協の理事を引き受けてもらえませんかとの発言があり、私が一番若いということで理事になることになりました。

 そんな経緯の中で、生協の創立者でもある中村幸安さんが退任するということがあり、協議の結果、私が理事長を引き受けることになりました。 事務所が虎ノ門にあった関係で、当時の厚生省へ陳情に行くときにも、私は現場に行ってきますと事務所には告げて、陳情に加わったこともあります。

 昨夜は、当時の事務局長の若森資朗(首都圏事業連の前理事長)さんや渡辺進一郎さんや、タンゴの練習を一緒にしたこともある愛宕に住む高橋浩子さん、今は葛飾に住む大熊芙佐子さん等と、楽しいひと時を過ごしました。


今年のお歳暮の礼状です

2013-12-07 08:52:24 | 社会・経済

 今年は、まだ夏の間着ていた薄い生地の上っ張りを着ています。 ポケットが多いので便利にしていますが、長袖のヒートテックの下着だけは、身に着けています。 夏の暑さが長かったせいか、本格的な寒さは、これからということでしょうか。

 さて、過日は私どもへのいつも温かいお心遣いを、ありがとうございました。 

 相変わらず深夜に起きて、1時間の座禅を行なっています。 今年は10月末に行った定期健診での医療ミスなのか、生まれて初めて行った胃の内視鏡検査時における、血圧を測るときに左腕を強く締めつけた影響で、左腕の腱を痛め、左腕全体が痺れるようになってしまいました。

 年末まで何かと忙しい生活を送っているため、当の病院へ文句を言いに行くこともできず、行ったところで、時間が経たなければ治らないと思っていますので、ひたすら朝に夕に半身浴で体を温めております。

 また日常的にも、首をゆっくり回しては、ストレッチを行っています。 早ければ年末までに、遅くても1月末ごろまでには、治ってくるものと感じております。

 昨年の12月から朝歩きをしなくなってしまい、せっかく蓄えてきたインナーマッスルもなくなってしまったようで、そんなちょっとした腕を強く縛り上げられたくらいで、左腕の腱を痛めるなどとは、恥かしくて大きな声では云えません。

 友人が京都の紅葉を見てきたとて、写真をメールで送ってくれたりして、そんな美しい写真を見ながらそこへ行った気分になっています。

 これより一段と寒さが厳しくなる折、健康に留意をしてくださるよう、お願いいたします。

 これからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


今年のお歳暮に付ける文章です

2013-12-06 16:48:14 | 社会・経済

2年間、雪害で贈答用のりんご無しでした 

秋田県雄勝町のりんご・ふじをお送りいたします

   お送りした土井さんのりんごとのお付き合いは、37年以上になります。

現在は、当時お付き合いさせていただいた土井勇一さんは、もう天に還っていかれましたが、脱サラをして息子さんが、後を継いで生産者となっています。

 毎年、夏になると私たち消費者が、バスを仕立てて遠くまで、りんご生産者の方々との交流を行なってきました。 私の息子もオマルを持参して、参加しました。 今は亡き私の母も参加して、賑やかさを作っていました。

 花火を河原で寝ながら見ていて、体全体で花火を見るものだということを実感したのも、雄勝町の花火大会でした。 いつも眠くなってしまい、花火は最初と最後のほうだけ見るのが常でした。

 冷たい清流で岩魚などを取っては、その場で食べたりし、親子ともども水遊びに夢中でした。 

 かつての5月に十和田湖へ、ブナが水を吸うときの音が聴こえるというので、多摩からみんなで行った帰りに、土井さんのりんご園にお寄りしたことがあります。 そのときに改めて、雄勝町のりんご生産地の山の東側に、有名な稲庭うどんの生産地もあるということも分かりました。

 土井さんのりんご園は、何回も出かけていましたので、どの辺りに出来たりんごかも、想像ができるのです。 どうぞ温度の低いところに置いて、少しずつ食べてください。

                                   平成25年12月吉日