ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

湯島の叔父の家の改装の相談を受けて

2009-11-07 20:15:10 | 家族
湯島神社の山ノ下にある叔父の家の改装の相談を受けて、このところ毎週土曜日に、出かけています。 私が出た黒門小学校のそばにあり、私の父の一番下の妹の連れ合いになる叔父は、数年前に叔母が亡くなり、今は2階建ての家に一人で住んでいます。

 1階の事務所に使っていた部分を、もったいないので賃貸にしようというのが発端です。 湯島のスナックや小料理屋さんが軒を並べる裏通りにあり、2間通りで4mにも満たない道に面しています。 子供のころには狭さを感じなかったのですが、今ではどんな道路でも4m以上はありますので、人間の目線で感じさせる感覚です。

 叔父は浄土真宗のお寺の世話役をやっており、つきに1回はお寺での勉強会に参加しています。 そのお寺での講師をしている三明(みはる)先生が、私のそばでも勉強会を開いているということで、歎異抄の勉強会に2年ほど通ったことがあります。 叔父が真宗の経典を勉強しているので、ちょくちょく呼吸法や座禅の話をしに来ておりました。

 叔父はボランティアでお年寄りの所へ出かけては、話の相手をしたり、頼みごとをこなしたりしています。 叔父も80歳近くになろうとしているのにです。 また毎週2回、区民センターでの囲碁サークルのお世話をしたりして、過ごしております。

 行きがかり上、私も無償でお手伝いをさせてもらっていますが、打ち合わせの後には広小路のお店で食事をしながら、叔父と話をします。 80数店舗の飲食店(全ての店舗が全て違う発想で作られています)を作っているダイヤモンドダイニングの「大地の贈り物」というバイキングの店が好きで、ビールを飲みながらの会話を楽しみます。 

徳兵衛さんのこと ヒマラヤン 茶系のペルシャ系 オス5歳

2009-11-06 18:00:31 | 家族
昨日、仕事先でお客さんとの話の中で、ドアにくぐり口をつけてほしいという話がでてきました。 えっ、猫ちゃんがいるんですか、しかもヒマラヤンです。 私の家にいたお母さん猫のエル(シャム系が強く、賢いお母さんでした)、お父さん猫のジュン(ペルシャ系が強く、堂々としてしていましたが、早くにブリーダーの元に連れて行かれたので、お母さんからしっかりとしつけが付けられてはいませんでした)、出戻りの息子猫の龍之介(お母さんとお父さんの中間ですが、貰われていった先の子供から受けたであろうトラウマの影響からか、誰かが我が家にくると、へなへなと尻尾を巻いてどこかへ隠れてしまう。 私のメールアドレスは、最後までいた龍之介を採用させていただきました)を、思い出しました。 私の猫ちゃんたちは白のヒマラヤンでした。 携帯の画面には、いつも龍之介が映っています。

 徳兵衛さんを早速抱き上げてみましたが、声を上げて怒りました。 ご主人のメールアドレスにも、○○toku@○○ とついています。家の中を縦横無尽に動き回っているのが、よく分かります。 これからこの家へお伺いする楽しみが出来ました。 仲良くなれるかなあ。 息子に徳兵衛さんの話をしたら、写真を見たいといっており、早速、今度お伺いした折には、写真を持っていって、家族にも見せましょう。

普通の肺呼吸をできるだけゆっくり吐こうとすればよいのです

2009-11-04 19:36:53 | 逆腹式呼吸
私のブログを読んでいる方で、呼吸の仕方がよく分からないということを聞きましたので、改めて呼吸の仕方を書いてみます。 

 私たちが普段行っている肺呼吸と同じ要領で行います。 大きく胸いっぱい吸って、できるだけゆっくり長く吐いていきます。 口を閉じ鼻だけで呼吸を行います。 ここでの呼吸と普段行っている呼吸との違いは、吐く息をできるだけゆっくり吐くことと、吐くときにイメージすることです。 あるいはイメージしながら吐くことです。

 息を吐くときに、鼻から息を出すことを一切忘れ、あくまでも体の中へ息を吐くようにイメージします。 体の中へ息が入っていくことを自分自身で実感するために、鼻息が聞こえるように吐いていきます。 空手の実技で、よく型の演武を行うときに、呼気が聞こえることがありますが、そのような感覚で行います。

 できるだけ長く吐きますが、無理は禁物です。 吐ききる寸前で、また自然に、スムーズに息を吸うようします。 意識しなかった呼吸を、意識する呼吸を日常的に行うことによって、意識する呼吸も無意識にできるようになります。

 大きく息を吸ったときには肺は大きく膨らみ、下腹は凹みます。 息を吐いたときに胸は元に戻り、下腹も元に戻ります。 逆腹式呼吸は息を吐くときに、下腹が膨らむので、逆腹式呼吸といわれる所以ですが、私流に言えば、下腹が膨らむのではなく、ただ元に戻るだけなのです。

 普通の肺呼吸を、大きく吸ってゆっくり吐く呼吸は、結果的にその呼吸が、逆腹式呼吸になってくるのです。 何も難しく考えることもなく、普段行っている普通の肺呼吸の延長で考えればよいのです。 

 日常的に胸式肺呼吸を、ただ吐く息をできるだけゆっくり吐くことができるように練習すれば、1時間の座禅は苦もなくできるでしょう。 また微妙な体の変化を感じて、きっと座禅の楽しさも、感じることができると思います。

座禅が楽しいことを、どのように分かってもらえるだろうか

2009-11-02 20:34:26 | 座禅
私は、深夜に行う1時間の座禅を通して、みんなにどのように伝えたら、よいだろうかと考えるのが私の雑念のひとつです。 座禅というと仏教の修行や精神修行のような雰囲気がありますが、私自身は座禅が楽しいので、毎日行っているのです。

 自宅で行うひとり座禅の良さは、自分の生活のペースに合わせてできるので、拘束されるものは何もないのです。 自分でその意思さえあれば、いつでもどこでもできるのです。
 何も胡坐を組んだ座禅だけではなく、寝ながら上を向いての呼吸法も最高です。 息をゆっくり吐いているうちに、自然と眠ってしまいます。 眠れぬときには、寝ながらの呼吸法を行うに限ります。

 事務所でちょっと目を瞑って、肩の力を抜いて逆腹式呼吸を行います。 5分でも10分でもよいのです。 その積み重ねが、自然と意識する呼吸が、無意識にできる呼吸に変わっていくのです。

 息をゆっくり吐く呼吸を、リズムよくできるようになればしめたものです。 座禅の時には、吐く息だけに意識を集中すれば、雑念の起こる余地はなくなるのですが。 また静かな中での座禅は、体にちょっとした変化でも、微妙に感じることができます。 はじめのうちは、興味本位で座禅を行うことも、よいとは思います。 

 座禅の本当のよさが分かってしまえば、後はこっちのものです。 座禅を通して自身が何を感じ得る(感得)かは、本人しだいです。 呼吸法を、座禅をぜひ一人でもよいから、楽しんでもらいたいと、いつも願っております。