ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

心臓に負担のかからない腹膜透析

2006-04-19 08:26:42 | 
 心不全と腎不全で緊急に入院した90歳の母が、医師から奨められたのが腹膜透析でした。 腹膜の透析機能を利用して、カテーテルを腹膜内に常時挿入しておき、毎朝、10分ぐらいで透析液を重力注入し、8時間腹膜内に透析液を置いた後、夜の7時過ぎに40分ぐらいで廃液をします。
 翌朝、残った廃液を20分ぐらいかけて出します。 昼間は自由に普通の生活ができますし、自分でもできます。 まだ、それほど普及しておりませんが、これからは増えてくるのではないかと思われます。 カテーテルが直接体内に挿入されているため、透析液の出し入れには、接続部の殺菌が必要になり、殺菌する小さな器具を仲介して、全ての作業が行われます。 カテーテルが体内に癒着するまでには、半年ぐらいかかるとされています。 また、腹膜透析は5,6年で腹膜の透析機能が、低下するという弱点も持ち合わせています。
 母は、透析液に濁りがあるということで、再度、公立病院に入院し、抗生物質の治療を受けたのち、細菌はなくなったものの、抗生物質の副作用で全身が発疹し、そのためにステロイドの治療を受け、今度はへルぺスの症状が出てしまいました。
改めて、薬の効用については難しさを感じたしだいです。 昨日、療養型の病院へ再度、転院しましたので疲れがどっと出てしまいました。
  

禁煙希望者に医療クリニックが

2006-04-17 08:40:20 | 健康
 喫煙者が禁煙を希望しようとする時、健康保険で医療クリニックが受けられるようになるといいます。 私自身は、学生時代にジャズを聴きながら、コーヒーを飲みタバコをふかすということを、ひとつのスタイルとして行っておりましたが、タバコは喉で止めて肺まで吸うということはしませんでした。
 ある時、友人がお前はふかすだけだから、ロングピースをやめて いこい にしろよといわれ、ふかしてはみたものの、やはりロングピースのほうが匂いもいいので、そのまま続けた経緯もありました。 それも、タバコは害あって益なしということで、あるときからやめることができました。
 常習の喫煙者が、自分の周りにもおりますが、ニコチン臭さは余りよいとは言えません。 自分に好きな人ができて、口づけなどを行う時は、どんなもんなのかしらと思います。
 相手が喫煙者であれば、余り気にすることがないかもしれませんが、口づけをしようという気が起こらなくなるのではないかと感じます。 私の知人でお見合いをする要件として、タバコを吸っていないという条件を、つけている方もおられます。

青汁は体に良いみたいです

2006-04-16 14:50:56 | 食べ物
 1時間ちょっとかけて勤めに出ている娘が、青汁を毎朝飲むようになって、知人から肌がきれいになったけど、素敵な人でもできたんですか といわれました。
 朝ごはんを食べていくと、途中でお腹が痛くなるからといって、食べないで行っておりましたが、今は普通に食事をして行きます。 また、よく胃が痛くなりましたが、今は殆んど痛くなることがありません。
 ケールの青汁は冷凍食品で、飲む前に冷凍庫から出して水につけ、溶けたら牛乳とミックスして飲みます。 食事は普通に摂りますが、青汁が不足気味のミネラル分を補給してくれているようです。
 我が家の家族は、ゴマを粒状にしたセサミンも、疲れにくいということで毎日飲んでいます。 私自身は、若い頃に熊笹の葉を粉状にしたものを、口にしたことがありますが、今は座禅(静功)をやっているだけで、殆んどといってよい位、健康食品といわれるものは食しません。
 だんだんとほかの欲がなくなり、食欲だけが旺盛ですので、どちらかというと太り過ぎないように気をつける毎日ではあります。
 

友人の建築構造事務所は今

2006-04-15 09:57:38 | 社会・経済
 先日、構造事務所を開いている友人に、姉歯元建築士の建築構造計算書偽造問題以降、どのような状態になっているのか聞いてみました。 今まで手がけた建築物の再計算依頼が殺到し、新しい計画の仕事には、なかなかできないような状態が続き、中には依頼をお断りケースが生じてしまったといいます。
 また、自分が手がけていない建物に対しての、構造計算の再計算依頼も多数あり、それをこなすのも大変だったとの事でした。 自分が手がけていないものに対しては、それなりの検討料の支払いを受けられたそうですが、自分の手がけたものに対しては、一切支払いがなく経済的にも大変な負担があったといいます。
 マスコミ関係者や一部有識者といわれる方は、構造的な背景があるとかいわれているようですが、殆んどの建築構造関係者は、まじめにやっており、不心得の姉歯元建築士のような人物が現れることによって、ほかの人に迷惑をかけているのが現実のようです。 
 友人から、最近手がけた建物の構造計算書について、構造物の安全率の割合について説明をしてもらいましたが、当人の判断で建築基準法の最低基準より、かなり高い数値を示してもらい、構造計算をする人のモラルが改めて必要であると感じました。 今の社会が、経済が優先してしまうような仕組みになってしまっているための悪弊が、出てしまったような気がいたします。

もえぎ色の若葉が輝く季節になりました

2006-04-14 09:40:07 | 自然
 公園や川沿いの桜の木も花ビラのじゅうたんを歩道に敷き詰め、改めて私達にその季節感を楽しませてくれています。 花芯も静かに落下し始め、小さな実を作る準備をしているようでもあります。
 お天気もだんだんと温かくなり、木々の若葉ももえぎ色がまぶしいぐらいに新鮮な匂いを運んでくれています。 高原で見たあの唐松のもえぎ色の若葉の林も、きれいになりつつあるのかなと思うこの頃になりました。
 最近では気象衛星からの雲の動きなども分かるようになってきていますが、早く宇宙の遠くから見た青い海、茶色の大地、うっすらと地球を覆う白い雲などを映した地球の映像も、常時インターネットで見られるようになるといいのになあと思います。
 

女性が長生きなのは何故

2006-04-13 13:44:24 | 胎児
 通常の生活をしているとわかりにくいのですが、年老いた母の介護のお手伝いをさせてもらうにつけ、今まで母が過ごしてきた老人保健施設、特別養護老人ホームをみれば、入所者の7割以上の人が女性であるのが、一目両全であります。
 今までどちらかというと、男性は外で働くから何かとストレスが多いとか、女性特有の防衛本能があるから、女性のほうが長生きすると考えられてきました。 
私は別な見方から女性が長生きをすると考えています。 女性は、結婚し子供を身ごもる時に、お腹の胎児は丹田呼吸をしながら成長します。
 お母さん自身も、自分がお母さんのお腹の中にいた時には、丹田呼吸をしていましたが、生まれた瞬間から、だんだんと忘れてきています。 ところが、今度は自分が子供を身ごもり胎児が丹田呼吸をしてくれます。 すると、感覚的には、また思い出したかのように、丹田呼吸をしやすい環境ができるのです。
 私が、たまたま座禅(静功)の話をした複数のご婦人が、なんか分からないけど、お腹付近で心臓のように動いているようだと話をされます。 なんだか気持ち悪いと言います。 私から言わせてもらえれば、健康であり長生きする余地があるということになります。
 動いている時にはなかなか分かりにくいのですが、静かに暗闇の中で逆腹式呼吸を使って座禅をすれば、微妙な動きを知ることに繋がります。 

神経の線に沿って流れる気は

2006-04-12 08:28:11 | 
 神経の線に沿って流れるといわれている体の中の気は、気の流れを良くすることで、私達にそれなりの効果をもたらせてくれます。 簡単な体操で知られる真向法を考案した長井わたるさんは、自分自身が若くして脳梗塞になり、半身不随になりながら、勝まん経というお経の中からヒントを得て、簡単な体操を考え出し、自ら実践して数年後には堅くて動かなかった体が、戻ったといいます。 
 これは、体を曲げる時に体の中に息を吐くことに意味があります。 時間がかかっても少しずつですが、息を吐くことによって(息を体の中に吐くということは、自分では分からなくても気が体の中に入っていきます)神経の線を刺激し、回復に向かったと考えられています。
 また、著名なアインシュタインや日本で数々の発明をした政木和三氏は、若いころから呼吸法を行っていたといいます。 政木さんは、子供の頃、自分のどもりをを治そうと思い、ゆっくり吸ってゆっくり吐く呼吸法をはじめ、結果的に数多くの発明をし、特許をとるとすぐ無料開放したといいます。 呼吸法を通して神経の線の集中している脳を刺激し、脳の開発率をより高めた結果だと思います。
 静かに、目を閉じて暗闇の中で、呼吸法を行うことをお勧めしたいと思います。

イメージをしながら呼吸をすると

2006-04-11 16:26:48 | 逆腹式呼吸
 座禅(静功)は、暗闇の中で(明るくてもよいが)静かに目を瞑り、鼻を閉じ口だけで息をします。 軽く吸ってゆっくり体の中へ吐きます。 呼吸をするときには、体の中へ息が入っていくようなイメージをしながら行います。
 息をイメージしながら吐くと、知らず知らずのうちに自分のイメージ通りに、自分の中に流れる気が、自分がイメージすればするように動いてくれます。 気とは、解説書によると情報伝達のエネルギーだといいます。
 私は、ニュートリノをはじめとする宇宙に存在する素粒子(まだ解明されていないものも含めて)が、気を構成するものではないかと思っております。 地球が誕生し、生命の誕生時には、まだ空気の存在すら希薄ではなかったのかと思います。 そのような環境の中で、唯一、素粒子の宇宙のエネルギーだけは豊富にあり、生命体は素粒子を吸収するような形で、存在したのではないかと感じています。
 私達人間も、宇宙のエネルギーを吸収できるようなことも、訓練しだいで、できるのではないかと思っています。 なにせ、中国では山のミネラルが豊富な水だけを飲んで生活している人が、いるということですから。

早起きは3文の得ー徳

2006-04-10 15:47:30 | 座禅
 早起きをして仕事をする前に、コーヒーショップでゆったりと過ごしたり、気のおけない仲間が時々早朝に集まっては、ブレインストーミングをしたりすることが、静かなブームになっているということです。
 早起き関係の本も出版され、早起きの効用についてのウンチクも語られているといいます。 考えてみれば、昔から早起きは3文の得ということわざがありました。 早く起きて新鮮な空気を吸って、さあ今日も頑張るぞという感覚があったように思いますが、忙しさにかまけて、そんな意識も薄れつつあるようにも見えます。
 朝の6時とか夜中の12時は、座禅(静功)をするにつけてもよい時間といわれております。 騒がしいざわついた宇宙のエネルギーも、ひと段落ついて穏やかな雰囲気になっていて、私達自身も落ち着いてエネルギーを、いただけるような状態になっているということでしょうか。
 朝の静寂さの中で、目を瞑りひたすら意識を呼吸だけに集中して座禅を行うと、普段は感じない何かを得られる条件が、整っているということだと思います。 動いている状態では感じない、微妙な体への変化を感じ取ることができるものと思います。
 

胎児がお母さんのお腹で息をするのを胎息といいます

2006-04-08 10:40:01 | 胎息
 私達を含めこの世に生まれてきた全ての人間は、お母さんのお腹の中で10月10日過ごしますが、お腹の中で呼吸するのを胎息という息の仕方をするといわれています。
 一般的には皮膚呼吸とかえら呼吸ではないかといわれておりますが、丹田呼吸という気の呼吸ではないかと考えています。 胎児はお母さんのお腹の中にいる時は、臍下丹田が活性化しており(心臓のように鼓動をして活発に動いている)へその緒を通して、栄養分を貰いながらも気という宇宙のエネルギーを吸収しながら、成長していると思われます。
 よく生まれてきた子供が、お腹のなかにいて自分では経験していない事柄について、ある日突然自分が経験したかのような話し方を、するときがあるといいます。
胎児は、あらゆるものを気で感じ、吸収し脳にインプットするものと考えられています。
 座禅(静功)を行う時に、始めは呼吸を意識的に行うことにより、心身ともに集中しますが、ある段階から次第に呼吸を意識しなくなります。 息をしているかどうかわからない状態に達することがあります。
 私達はみんながお母さんのお腹で胎息という呼吸をしていたのですが、お腹から出た瞬間から肺呼吸をはじめましたので、次第に丹田呼吸をしなくなったに過ぎません。 したがって訓練しだいでは、また丹田呼吸ができるようになります。 自分の周りの方々をみていると、感じやすい人となかなか感じにくい人があるのも事実のようです。