胎児はみんな天才だ

　米国人の夫と共に4人の女の子（4人全員が３つも４つも飛び級をしている）受精から誕生までの間に、胎内教育、子宮対話を実践した「胎児はみんな天才だ」の著者日本人のジツコ・スセディックは、妊娠前期の胎内教育のポイントを5つ上げています。
　先ず、いつも楽しい歌をやさしく胎児に聞かせるように歌うこと。　次に、静かな美しい音楽を生活のあらゆる場に取り入れること。　3番目に、胎児の存在を片時も忘れることなく、いつも対話をすること。　4番目は、胎児に絵本を読んで聞かせたり、お話をしてあげること。　最後に、屋外に散歩に出かけて、胎児とともにより多くのものを見たり聞いたり考えたりすること　をあげております。
　お腹の中にいる胎児と共に、お母さんだけでなくお父さんも一緒に良いことを体験することによって、持って生まれたものに更に多くの経験を倍加することによって、知能指数の値が大きくなるものと思われます。　生まれてからの子供の教育を考えるよりも、生まれる前からの胎内教育を進めるほうが、社会に与える影響があるものと思います。

背筋が伸びている方は長生きします

　我が家の母も含め背筋がいつもピーンと立っている人は、長生きするようです。　座禅（静功）の基本は、肩の力を抜いて舌を軽く上の歯の付け根にそっと付け、頭のてっぺんが天から引っ張られるような感じでそっと立ちます。（立っている時でも椅子に座っている時でも基本は同じです）
　どんな場合でもいつも肩の力を抜くということは、とても大切なことです。　意識をしないと、意外と肩に力が入っていることが多いものです。　背筋を伸ばす時には、反ると体の筋力が働きますから、長い時間はその状態では保つことはできません。　お尻の部分から頭のてっぺんまで、筋力がかからないように真っ直ぐ立つのがコツです。
　目を閉じて口は閉じ、鼻だけで息をします。　軽く吸ってゆっくり10秒ぐらいかけて体の中へ吐くようなイメージで吐きます。　吐く時に少しスーと息を吐く音が聞こえるぐらいのほうが、体の中へ息が入った感じがしますので、そのように意識的に行うほうが良いかもしれません。
　このような呼吸の仕方になれるまで、ひたすら繰り返します。　吐く息が体の中に入っていくイメージをしても、どんな入り方をしているのだろうかと、いつも感じながら呼吸に集中します。　そんな呼吸をしているうちに体の一部が変化してきて、次のステップへと進んでいきます。　また、無理をせず自然の動きに任せる気持ちも大切です。

悪いことをして犯罪を見抜けないのはおかしいと言ってますが

　国会での証人喚問での国会議員からの質問について、自民党議員の発言は質問をしないで、自分の意見を長時間述べた方がおられ、批判の的になっています。　今回の偽造を作り出した張本人の姉歯元建築士について、自分は弱く圧力に負けて偽造を行ったと、しおらしく弱弱しく発言していて、最後に何を言ったかというと、専門家ならすぐ分かるはずだ、民間の確認検査機関はよく見ていなかったようだ　と発言しておりました。
　それに対して、テレビを見ていた当事者の確認検査機関の社長さんが、自分が犯罪を犯しながら、その犯罪を見抜けないのはおかしい　と言っているようなものですと後日の報道で見ましたが、事の本質を突いているような気がいたしました。
木村建設の協力構造事務所について調査が入っているようですが、今まさに、第2の姉歯建築士の存在があぶりだされようとしています。　

いつも真上を向いて寝ましょう

　10数年前に網膜はく離で25日関入院するまでは、布団の中で寝る姿は殆んど上を向いて寝ることはなく、右へ左へ横を向いて寝ることが多かったのですが、網膜はく離をしますと砂枕を頭の横に置いて、頭をある意味では動かないように固定します。
　25日間、殆んど頭を動かさず生まれて始めてぐらいに、上を向いていつも寝てましたので、その癖が今はついてしまったようです。　その時に眼科の先生に言われた言葉が　上を向いている状態が内臓にとっては一番安定するのでコレステロール値などの数値もよくなってきますよ　という言葉でした。
　横を向いて寝ますと、内臓が圧迫され正常な状態では機能が発揮されにくいということです。　座禅（静功）を行うようになっても、いつも上を向き両手の親指をそっとお臍の上に置き、目を瞑り口は閉じて鼻だけで息をします。　軽く吸って10秒ぐらいかけて、ゆっくり吐きます。　
　そのような呼吸をしながら、いつの間にか眠ってしまいます。　気がつくと朝になって気分も爽快になっています。　寒い季節には手をお臍の上において寝れば、自然と暖かくなってきますから不思議です。　私自身は、今ではそのようにしますと、体の中に流れている気がショートサーキットするようで、熱くて逆に熟睡できませんので、手を体から離して軽い握りこぶしをして寝ております。

腹膜透析の母の現状は－２

　比較的大きい公立病院では、夜間、寝る前に腹膜透析の器械をセットして、翌朝透析液を抜くということを行っていました。　したがって昼間は、リハビリをやったり、私が車椅子で散歩に連れて行ったりできましたが、小さな療養型の病院では夜間の看護士さんが独りしかいなく、また器械の取り扱いになれた看護士がいつもいるとは限らないので、昼間腹膜透析を行います。
　公立病院ではナースステーションのすぐ傍の部屋にいたものですから、入れ替わり立ち代りに看護士の方々が声をかけてくれましたので、90歳の母も色々な意味で刺激があったものとおもわれます。
　今は、週に２回ほどしかいけなくなってしまいましたので、まだ様子が分かりませんが、70前後のヘルパーさんが２人で住み込みで、19人の患者さんの面倒を見てくれています。　初めて今日その内の一人の方とお話をさせてもらったところ、青森の弘前からこられているということでした。　
　時折、子供とお孫さんがいる弘前に帰られるということでしたが、なんのご縁があって母のお世話をしてもらうことになったのかなとも思いました。　３階建ての２階が療養型のベットがあり、３階に透析室がある建物になっています。
　先日、３階を見せてもらいましたが、大きな部屋に２４人分のベットが並べられているのを見ましたが、ちょっと異様な感じもしました。　入院患者の方だけでなく、通院して透析をされている方たちも、おられました。　腹膜透析は自宅でもできるということですので、早く自宅に母を引き取りたいとは思っております。

構造計算書の偽造について思う－６

　朝の9時半から夕方の5時ごろまで、国会の証人喚問の中継しているラジオを聞きながら一日を過ごしています。　
　人間としての良心を忙しさの中で忘れ去ってしまった個人が、仕事をくれる建設会社の支店長のプレッシャーに埋没してしまい、いつか罪悪感も感じなくなり、ゲーム感覚のままいくつもの耐震性のない建物の、構造計算をしてしまったような感じを持ちました。　問題発覚してからの姉歯氏の、自分が構造計算のデーターを偽造したにも関わらず、いかにも確認検査機関が問題点を発見できなかったのが、悪いような雰囲気で話をしていたことを思い出します。　まるで他人事ののようにです。
　建築主の（ヒューザーや総合経営研究所も含め）無理なコストダウンの計画の中で、一番しわ寄せを受けやすいものが（建設会社なり設計者）構造的につくられてしまったものではないかと思います。
　デフレの風が吹き荒れる中で、精神的なものまでもが結果的に荒んできています。　私にはそのように見えてしょうがありません。
　
　

地震の揺れは遠くても意外と大きいものです

　十勝沖地震が起きた時に、苫小牧の石油タンクが火災事故を起こしましたが、何故、火災が起きたかについての実験をしておりました。
　小さな模型の丸い器を作り、大、中、小と並べて横揺れをさせます。　振幅の小さい揺れの時は小さい器の揺れが大きく、やや大きい揺れの時には中の器の揺れが大きく、更に振幅の大きい揺れになりますと、一番大きい器の揺れが大きくなります。　この理屈から、固い地盤に囲まれた柔らかい地盤の上にある土地にある建物は、同じようなことから私達の住んでいる関東平野も、横揺れを大きく感じるところのようです。
　そういえば、先日起きた宮城沖地震では、遠くで地震が起きたにも関わらず、東京で震度3でしたが、とても大きな揺れを感じました。　改めて地震の奥の深いことが分かりました。

植物から作った薬草が副作用もなく体に効果があります

　アフリカのある国ではエイズ（免疫不全症候群）が流行っており、その治療対策が深刻な問題となっているといいます。　
　欧米の合成薬である治療薬は高く1年間で1万ユーロかかり、尚且副作用が出るといわれています。　所得水準の低いその国の人たちはとても手が届きません。　したがって、地元の医師たちはその国のもとからある植物を、主体とした薬を調合して治療薬として使っていて、すぐには効きませんが副作用もなく効果も上がっているとの事でした。　費用も1年間で10ユーロしかかかりません。
　欧米の治療薬は、その合成薬を時間とお金をかけて副作用を認めながらも、治療薬として医学界に認知され使用されていますが、そのアフリカでは、その植物を主体とした薬の治療効果を調べるための費用の捻出も、ままにはなりません。
　考えて見ますと、私どもの国でも昔からあるいわゆる漢方薬に似ているようにも思います。　漢方薬は、すぐには効きませんが、副作用もなく長い目でみると効果があるといわれております。　そのように考えていきますと、科学万能の欧米社会に対しても、ちょっと懐疑的にならざるを得ません。　古からの人々の知恵と言うものに対して、もう少し敬意を払っても良いのではと思ったしだいです。

文ちゃんへの手紙－３

　子供を求める時には、お互いが良い状態になることが大切であるし、赤ちゃんがお腹にいる時は、赤ちゃんに話しかけるようにして共に体験することが大切です。
赤ちゃんが生まれた時には、今では産科の病院で産むことが普通になっておりますが、生まれるとちょっとの間だけ赤ちゃんをお母さんに見せると、別室の乳児室へ連れてってしまいますが、これが具合の悪いことなのです。
　10月10日の間、お母さんのお腹の中で安心してすくすくと大きくなって生まれてきたのですが、生まれた瞬間から今度は見知らぬ世界に飛び出して、とても不安でいっぱいです。　お母さんの傍から離れることによって、精神的なトラウマが生まれてしまいます。　生まれた時から、お母さんの手がすぐ届くところにおいてあげるのが一番なのです。
　アフリカのある国では、生まれた瞬間からいつもお母さんの手の届くところで育てられるので、子供の表情もどこか違ったところがあったそうですが、しばらくしてその国へ訪ねていったら、西洋化が進み病院で産むようになってしまった結果、以前に見た子供達の生き生きした感じは無くなっていたと、本に書いておられた方がいました。
　お腹の中でしたように、生まれてからも同じように話しかけるようにして、何事も一緒に体験してください。　生まれる前からいつも一緒に体験するようにしていれば、びっくりするぐらい話し始めるのも早いし、歩き始めるのも早くなるはずです。　生まれてから3歳ぐらいまでの経験、体験は赤ちゃんにとってはとても濃密なものになります。　これから結婚される文ちゃんには、このことだけは分かってもらいたいと思い筆をとりました。

文ちゃんへの手紙－２

　体に赤ちゃんを身ごもる瞬間がとても大切ですが、それ以降も注意が大切です。
お腹の赤ちゃんにいつも話しかけるようにして、毎日の生活を共にすることが必要です。　夫婦2人でいつも赤ちゃんとともに過ごします。　公園に散歩に行ったり、たまには野山に出かけて自然の素晴らしさを一緒に体験します。　音楽を聴いたり、絵を見にいったり、よいと思うことはできるだけお腹の赤ちゃんと一緒に体験します。　外の世界の様子をやさしく語りかけるようにして体験してください。
　夫婦の喧嘩とかいやなことは、できるだけしないようにします。　赤ちゃんが生まれるまでは、毎日の生活を生き生きと明るく一緒に過ごすようにします。　お腹の中での体験は、お腹から出てきてからよりも何倍もの濃密な経験になります。
生まれてから、子供の教育に熱心になるよりも、お腹にいる時を大事にして暮らすことが、どれだけ大切なことか。
　10月10日の後に出産する瞬間まで、そのように生活をします。　お腹の赤ちゃんはお母さんとお父さんと一緒の体験したことを、全部体の中で感知し脳の中にいっぱいインプットされて生まれてきます。　生まれてきた赤ちゃんは何も受験のための学習塾通いもしなくてすみます。　是非、お腹にいる赤ちゃんといつも一緒に色々なことを体験してくださいね。