ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

旧山古志村の現状は

2005-06-20 20:14:54 | 自然
 知人が新潟の地震被災地である旧山古志村にトラックを寄贈した関係で、雪が溶けて被災の状況がどうなっているのか、また復旧状態はどうなっているのかを見てまいりました。もともと棚田を利用しての錦鯉の養殖、角突き相撲の牛の生産および興行の開催などを地場産業としてすすめてきました。
 平地が少ない山間の中での生活のため、生活立地としては非常に厳しいものがあったと思われます。現状を垣間見せていただいたところによると、道路は普通には通れず、住まいは傾斜地に建てているため地盤そのものがない状態でした。山は上のほうから大きく崩れており、どこから手をつけてよいか分からない様です。とりあえずは測量業者の方が複数はいっており、まだまだこれからという感じでした。
 まずは生活基盤からというわけで、そのような状態の中でも役所の担当の方と錦鯉の生産者とこれからどのように復旧していくかを現地で打ち合わせをしておりました。地元の方が普通に生活ができるようになるかは印象としていつになるか分からない雰囲気でした。

ニュートリノ 素粒子 気

2005-06-19 05:14:59 | 
 筑波大学の実験室で陽子から取り出されたニュートリノを遠く離れた神岡鉱山跡地に作られた地下数千メートル下のカミオカカンデの大きな水槽の中へ発射し、ニュートリノの質量の有無を調べるという実験を行っている。
 地中の中を通るということは、あらゆるものを貫通するということにほかならない。熟達した気功師が遠く離れた病の方へ向かって遠隔治療を行っている話を聞くと、どうも気というものは素粒子の一種ではないか、またその素粒子のなかにはニュートリノも含まれているのではないかと思われてくる。
 気は情報伝達のエネルギーであるということをものの本で読んだことがありますが、すると人間は(イルカも)もともと、そのエネルギーをコントロールする能力があるんではないかということになってきます。そんなことを静かに座禅しながら、雑念として考えることになります。雑念もまたよしか。

身近で病で困っている方のことを思い、治るように念じてみましょう

2005-06-18 10:02:12 | 座禅
 はじめは呼吸を意識しますが、深化するにしたがって殆んど呼吸は意識しなくなります。足のしびれも慣れてくるとなくなります。ただし、首が凝ってきますので、時々ゆっくりと首を回したりしてください。
 座禅(静功)を行うのは、はじめは自分のためではありますが、気を通して宇宙とかこの世の創造主とかに自然と想像が膨らんできて、また違った感覚になってきます。
 親しくしていて身近に不治の病にかかっておられる方がおられる場合には、お見舞いをして状況をよく把握したうえで、遠くから病が癒されるように念じて見ましょう。
 まず身の回りの悪い気を宇宙のはるかかなたへ追いやりましょう。それからよい気だけその方の百会に向かっておくってみましょう。(それをできるかできないかはー可能か不可能化は別として) 百会から入った気は送られた方が男性の場合は、体の前面から後ろへ小周天させ(あくまでイメージです。女性の場合は逆になります)それを何度もイメージしながら、患部が癒されるように念じます。しばらく念じた後でその方の体から排出された悪い気を宇宙の果てに追い払います。
 天目はその人によって様々なところにあるといわれていますが、一般的にはおでこの真ん中に目の形をしてあります。手塚治虫さんの「三つ目が通る」という漫画がありましたが、主人公の漫画の顔の通りにあります。
 特別なことをしようとすると、天目が刺激を受けて活性化するものと思われます。ただし活性化したところで、自然の摂理に反するようなことをしようとすると、自分の気がおかしくなりますので、注意が必要です。あくまで世のため人のために尽くすことが大切なことだと思われます。

生活のリズムの中で座禅(静功)をしましょう

2005-06-17 10:04:00 | 座禅
 座禅(静かな功ー静功)はお寺でしかできないものではありません。自分の日常生活のなかのあらゆる場面でできます。朝夕夜中の布団の中で、バスを待つ停留所の前では立ったままで、あるいは椅子に座ったままで、あぐらをかこうが、たっていようが、座っていようがどのような状態でもできるものなのです。
 こうでなければいけないなどと決め付ける必要もないのです。どれだけ日常生活の中に取り入れられるかが重要なのですが。そのような習慣をつけることだと思います。
 動功(動く功ー例えば太極拳)は動きを教わらなければならないし、年がら年中いろいろな場所ではなかなかできません。座禅(静功)のよさは体におこる微妙な変化がよく分かることと、場所を選ばないということです。
 ただし、さらに深化していく場合には、時間と場所も大切になってくるということですが、凡人の私どもにとってはとりあえず、気感(気をまた動きを)を感じることが大切であって、そのことから次のステップに進むことになるわけです。

座禅時のたたき棒のファッション化 あるお寺で

2005-06-16 09:23:27 | 座禅
 一人で座禅をしていると、皆さんはどのように行っているのだろうかと、座禅の会を行っている禅宗のお寺に行ったことがあります。
 大勢の参加者の中で、お坊さんも指導するのが大変だなーという印象と、仕方がないことですが座禅の時間は2回に分けて行っており30分ずつの1時間弱だったと思います。お坊さんがたたき棒をもって静かにみんなの周りを歩き、お辞儀をしてたたく要請があった参加者には、初め棒を肩にそっと置いてから、次に強く打っておりました。
 調身(リラックスして肩の力を抜いて頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで座る)、調息(呼吸法を通して息を整える)、調心(意識をひとつのことに集中する。たとえば初めは呼吸をすることだけに集中する)が座禅の基本ですが、深く意識を集中されていれば本来たたき棒は不要なものなのです。あくまで参禅者の眠気覚ましにおこなうものですが、お寺に参加したときの印象としては、たたかれるのが一種のファッションのように受け取っている方が多いように見受けられました。

寝ながらもやってみましょう

2005-06-15 10:53:28 | 逆腹式呼吸
 逆腹式呼吸法を行う時は、上の歯の付け根に舌の先端をそっとつけておきます。普段であってもそのようにしておくと癖がつきます。
 寝ながら行う場合は、枕はできるだけぺちゃんこに近いものにして、上を向いて寝ます。全身の力を抜いて両手の親指がお臍にくるようにそっと乗せます。目を瞑って口は閉じて鼻だけで息をします。軽く吸ってゆっくりと10秒以上かけて体の中に吐きます。吸い込んだ息が胸を通って下腹(臍下丹田)へ向けて丹田が活性化するようなイメージでゆっくりと吐きます。
 リラックスして無理をしない、自然にまかせるのが基本です。その呼吸法を続けていくと自然と眠くなり、翌日は頭もすっきりしています。慣れてきたら、足の裏まで息を吐くこともやってみるとよいかもしれません。

脳の再生医療

2005-06-14 10:35:52 | 
 みみずを細かく切っても、細かく切り刻まれた真ん中の部分についても、脳ができてまた成長していくという。
 それをヒントに人間の体の中にもそのような機能がないか調べたところ、ありました。それは骨髄液が脳になったり、内臓になったりするという。脳梗塞で倒れたりした場合、その人の骨髄液をちょっと取ってから、培養液にて増やし、それを静脈より注入するという。
 すると、壊死してしまった脳細胞が再生されるという。それも早ければ早いほど,再生率がたかいという。今のところ、分かっているのは、脳梗塞とパーキンソン病であるという。従来の西洋医学の対症医療に対して、再生医療という。
 原因があって結果があるのにもかかわらず、そのことまで深く関わってこれなかった西洋医学にあっては、画期的な出来事になるのではありませんか。

赤ちゃんはお母さんが大好き 手はいつも握手(にぎりて)

2005-06-13 10:00:47 | 胎児
 赤ちゃんは生まれてきたときに、手をぎゅっと握り締めていますが、よちよち歩きするぐらいまでいつもそのような状態を保っています。持って生まれたものを外へ逃がさないためにいつも握り締めているといわれています。
 外界に慣れるにしたがって、だんだんと手は開いてきますが、最近の赤ちゃんは生まれてきた時から手が開いている子が増えているそうです。
 お母さんのおなかの中で安心してすくすくと育ってきた赤ちゃんにとっては、外界はとても不安なところです。アフリカのある国では最近まで、生まれたらすぐにお母さんはいつも抱くようにして育てていたそうですが、そのような状態で育った子供は先進国で育てられた子供とは違って明るく健康的でその相違がすぐ分かったそうですが、その国に久しぶりで行ったら、子供を生むのに病院で行うようになっていて、子供たちも先進国並に普通の子供になっていたそうです。
 お母さんのお腹から出てきたばかりの赤ちゃんにとって、お母さんの手の届くところにいるほど、安心ができるというものです。生まれてすぐお母さんとは別々のところに置かれるというのは、ある意味では、それがトラウマになる可能性もあります。

丹田 小周天 経絡

2005-06-12 11:35:58 | 
 気の心臓といわれている臍下丹田(下丹田)の体の裏側には尾りょう関、乳房と乳房の真ん中の奥に中丹田、その裏側に夾脊関、目と目の間の奥に上丹田、その裏側に玉沈関という気のたまるところがあります。そのほか頭のてっぺんに百穴、ありの門渡りのところに会陰という重要な気の出入りする箇所があります。
 臍下丹田が活性化してきますと、心臓のように動きますが、臍下丹田から会陰、尾りょう関、夾脊関、玉沈関、百会、上丹田、中丹田、臍下丹田と気がスムーズに一周します。それを小周天といわれとおります。男性はそのように流れますが、女性はその逆に流れているといわれています。
 小周天がスムーズにできるようになると、気の通る路(経絡)は体中の神経の線にそって流れているため、神経の中枢部である脳をいつも刺激することになります。結果的に脳の活性化率が高まることになります。
 

神経の線に沿って流れる経絡 真向法

2005-06-11 10:50:22 | 
 体の中の気の通る路は経絡といわれていて、神経の線に沿って流れているともいわれています。
 真向法を考案された長井津(わたる)さんは大手建設会社に勤めていましたが、若くして呉支店長に抜擢され、無理がたたって42歳のときに脳溢血で倒れ左半身不随になってしまいました。
 たまたま実家がお寺ということもあり、「勝まん経」というお経を読むうちに「頭面接足礼」という文字にぶつかり、それはどんなお辞儀の仕方をするのだろうと研究を始められたそうです。その結果、それはお釈迦さまのお話を聞くときの仏弟子たちがささげる座礼であるということが分かりました。
 真向法の体操は簡単な4つの体操からできており、第1体操が頭面接足礼を原型として作られたもので、さらに第1体操をヒントに第2、第3、第4体操と作られていきました。不自由な体を押して、お釈迦様の教えを学ぶ前に、頭面接足礼の練習をするうちに2,3年続けているうちに自分の体に変化が現れ始めました。コチコチで曲がらなかった体が柔軟性を取り戻し半身不随もほとんど回復していました。
 真向法の体操は、朝夕それぞれ5分間で布団の上でできます。コツは曲げながら体の中に息をゆっくり吐くことです。長い間かけて気の通る路を刺激して、神経障害が癒されるものと思われます。