ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

どんなときでも楽しむ気持ちが大切

2008-08-12 07:02:04 | 座禅
 嬉しいことや楽しいことがあれば、誰でも楽しむことができます。 けれども、具合が悪いことや、つらいことがあると、誰でもできれば避けたい、苦しいと感じるのが普通です。

 私自身は、今までの人生の中で、色々と失敗して具合の悪いことや、心配をすることが、多々ありました。 そのようなことを経験して感じてきたことは、起きてしまったことは、避けることができず、その障害を乗り越えなければ、先には進めないということです。

 起きてしまった現実は、厳然とそこに横たわっているのですから、それを素直に受け止め、もうそれ以上事態は悪くはならない、後は良くなるだけだと、考えるようになりました。 非常に困難な事態になっても、本音はあまり歓迎しないことですが、それをどのように解決していこうか、そんな事態を楽しもうと、いつも思うようにしてきました。 むしろ、あえて困難な状況を楽しもうとも、努力してきました。 

 坐禅を生まれて始めて行うようになってからも、そのような考えは、相変わらず持っています。 今は、坐禅を通して、体の中を流れる気が、脳を刺激してくれるのを、楽しんでいます。 いつもその動きは、同じというわけではなく、微妙に毎日、その動きは違ってきます。 

 呼吸法を伴う坐禅は、脳と心を鍛えるエクササイズであるという感覚が、いつも坐禅をしながら感じることです。 どんな状況でも楽しむ気持ちを持てれば、坐禅を続けることはできます。 無理をせず、自由気ままに、好きな時間に好きな場所で、好きな格好でできる「ひとり坐禅」は、自分の意思さえあれば、できるのです。 楽しんでください。


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