ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

禅宗の和尚さんとの出会いは難しいと感じますが

2016-12-30 04:45:06 | 座禅

私は長い間、自宅でひとり座禅を毎日1時間、行って来ましたが、こんな素晴らしい座禅を毎日、座禅会を行っている禅宗のお寺があるかを、ネットで調べてみました。

近隣市で行っている臨済宗のお寺がありましたので、どのような和尚さんが座禅会を行っているか、お顔を見るために参禅して、しばらく1年間、月に1回に行くことになりました。

地域に密着した活動をされて、人格的には素敵な方でしたが、こと座禅に関しては、苦しい修行時代の思いから一歩も前進が見られない雰囲気でした。 例えば参禅者の問いかけに、結跏趺坐を行って座禅を行うのは、逃げられないためと答えたのです。

私が参禅した時のことを、ブログで記述したところ、それを見た和尚さんは、もう参禅しないで下さいと、三下り半のメールを頂きました。 普く門を開くと云うお寺の名称を持つ禅寺でしたが。

その後、都内で座禅会を開いている龍源寺に一度、参禅しました。 知人が倫理法人会の集まりで、龍源寺の松原哲明さんの講話を聴いたと云う話を聞いたからです。

参禅すると大きなお寺で、幾つもの部屋に分かれて座禅を行っておりました。 私の部屋では松原哲明師が指導されておりました。 30人ぐらい入る部屋で、座禅が始まるや否や、直ぐにお辞儀をして肩に棒を打たれている音が聴こえて来ます。

座禅がファッション化しているような雰囲気でした。 私は静かに息音が聴こえるように長く吐く呼吸を行いながら、座禅を行っていましたが、松原師は私の前で暫くの間、立っておられたようでした。

休憩時間を挟んで20分間ぐらいの座禅を行った後は、大きな本堂で松原哲明師の講話がありました。 残念ながら師は、若くして天に還って行かれました。 もう少し、師の話を聴きたかったのですが。 こころの時代の番組で、師のお話を聴く機会が、その前後にあった記憶があります。



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