ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

新宿の夜回り組長の石原伸司さんのこと

2008-02-04 15:06:57 | 社会・経済
 指定暴力団の元組長の石原さんは、今は新宿歌舞伎町の繁華街を、夜回りして青少年に声かけをしていると、昨日の新聞に出ておりました。 

 現役時代は、恐喝、銃の不法所持、傷害致死などの罪で、獄中生活は20年にも及ぶという方が、何故、今新宿での夜回りをしているのか、感心のあるところです。
きっかけは、コンビニの前で酒盛りをしていた少女に、「早く帰って勉強しろ」と声をかけたのがきっかけでした。 1年後、逆にその少女と会った時に、あの時はどうもありがとう、と感謝の声が返ってきたことでした。

 「声をかけられたときは、すごく怖かったけれど、おかげで非行に走らないで済んだよ」と1年前とは見違えるような、はつらつとした笑顔が無性に嬉しかったといいます。 「自分でも誰かの役に立てるんだと感じた。 そのとき、残りの人生は非行少年の更生に費やそうと決めた」そうです。

 人生の新たな目標が見つかり、新宿や渋谷の若者が集まる繁華街での夜回りが、始まりました。 以来、約5年間で5000人を超える少年、少女達に出会い、様々な悩みに答えてきたといいます。

 人間は、何かのきっかけがありさえすれば、変わっていけるということが、よく分かりました。 感謝するのみです。


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