ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

禅をきく会で角田泰隆師の話を聞いてきました

2009-03-27 06:32:07 | 禅宗
 禅宗のお寺の関係で保育園の仕事をさせてもらいましたが、園長先生から禅をきく会の葉書をいただき、よい機会なので大宮まで行ってきました。

 NHKの教育テレビで、日曜日の朝5時からの「こころの時代」で最近話をされている、曹洞宗の駒澤大学教授の角田泰隆氏が、自分と仏教との出会いを含めた話をしてくれました。

 親がお坊さんだったこともありますが、高校までは普通に過ごし、駒沢大学で初めて仏教の勉強をしたとのこと。 3人姉弟で男が自分ひとりだったので、将来はお坊さんになることを覚悟していたが、何となく抵抗感もあったそうです。

 然しながら大学で仏教は、自分と関係あるかないか、自分が信じるか信じないか、自分に必要か必要でないか、を超えた教えであるということが分かり、勉強をしようという気持ちになったということです。

 テレビでは自分が学問としての研究テーマである「正法眼蔵随聞記」について、やさしい語り口で話をされていますが、いまだにまだ分からないことがいっぱいあるということを、改めて素直に吐露されていました。

 51歳という若さにもかかわらず、長野の常圓寺の住職を兼務しながらも、大学で学究生活を送っています。 テレビではまじめな話し方しかされないのですが、講演ではそれとは違った、楽しい話し方をされ、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。 感謝いたします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿