私が生まれて初めて、大学の級友の呼びかけで、胡座を組んで真っ暗闇の中で静かに座りながら1時間過ごしたことが、私を一変させました。 ひたすら深呼吸の要領で、大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐く呼吸を行っただけですのに。
その時に長く吐く呼吸を行うまでは、呼吸を意識したことは一切ありませんでした。 長く吐く呼吸を行うだけで、体に微妙な変化をもたらし、それがきっかけで毎晩、半身浴で入浴をした後に、1時間、隣室で家族がテレビを見ている音が聴こえる中で、部屋を真っ暗にして、深呼吸の要領で長く吐く呼吸を行っていました。
なおかつ昼間も、ちょっとした時間を利用して、目を軽く閉じて椅子に座りながら、立ちながら長く吐く呼吸を行っていました。 長く吐く呼吸を行うことによって、その都度、体の微妙な変化を楽しんでいたのかもしれません。
長く吐く呼吸を行っている内に、自然と吐く息はイメージで体の中へ吐いていました。 息を吸う時には息音はしないのですが、体の中へ吐く息音は、スーとかうーとか聴こえるように吐いていました。
いつしか自分で意識しなくても、息音をたてながら、吐く息を体の中へ吐いていました。 日常生活でもそのような呼吸になっていましたので、連れ合いや娘からは、変な音を出して気持ちが悪いと、云われるようになっていました。
私は、この深呼吸の要領で長く吐く呼吸が、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸が、目には見えない体の中の気の通り道である経絡を刺激し、気の通りを良くすることによって、自己免疫力を高めることを認識したのでした。
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