ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

なぜ私が早期に下腹の臍下丹田が活性化して心臓のように鼓動を始めたのか

2016-08-05 02:43:22 | 臍下丹田

私が普通の人よりも何か違ったものを持った人間であると、一度も思ったことはありません。 生まれて初めて座禅-静功を真っ暗闇の中で、何も分からないなままま、ひたすらごく自然に長く吐く呼吸を行いながら、1時間過ごしただけなのに、頭のてっぺんにある百会が活性化し、電子の輪の帽子を被った状態になったのです。

そんな体の変化に興味を持って、更に自主的に毎晩、寝る前に1時間の座禅を行いました。 長く吐く呼吸は、日常的にちょっとした時間を利用して、事務所の椅子に座りながら、電車の椅子に座りながら、時として葬儀で立ちながら弔辞を聴いて、軽く目を瞑って長く吐く呼吸を行っていました。

そんな日常的な呼吸法の練習が実って、意識しなくても長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸を、行うようになっていました。 その結果、家族からは体の中へ吐く息音がうるさいと、起こられることが度々ありました。

ちょうど1ヶ月半過ぎた頃、何時ものように長く吐く呼吸を行いながら、静かに座禅を行っていたら、自発動と云う体の中の気が勝手に動く現象が現れました。 下腹にある臍下丹田が、同時に足の一部が鼓動を始めたのです。

びっくりするも落ち着いて、胡座を解き静かに上を向いて寝て、その動き-鼓動を楽しんだのです。 鼓動の動きは場所を移して、結果的に20分から30分位続いて終わりました。

その後1,2日後に、座禅をしながら、体の中にある丹田を動かして行き、いわゆる小周天-体の上半身の気の流れがスムーズに流れる状態になっていったのです。