胡座を組んで深呼吸の要領で、長く吐く呼吸を行いながら、1時間静かに座っているだけで、脳と心を刺激をしてくれます。 私たちが身体を動かしながら行うエクササイズと同じように、身体ではない脳と心をエクササイズするのです。
私は座禅を行う1年前から、仕事先の知人から半身浴のことを聞き、これは良いとその晩から入浴から実践して、それ以来、肩までお湯に浸かることは、ありません。
半身浴はお湯の面が、お臍のちょっと上になるようにして入浴します。 私たちの身体には、自分自身は分からなくても、誰もが下腹に臍下丹田と云う気の心臓があります。
半身浴で入浴していると、下腹の臍下丹田が温められ、体中の気の循環が良くなってきます。 気の通り道である経絡は、神経の腺に沿って流れていると云われ、微細な神経細胞のある脳細胞も刺激します。
疲れた時に入浴するも肩まで浸かる場合は、長く入浴するときには、心臓に負担がかかります。 半身浴の場合は、心臓には負担はかからないのです。
心は胸の中心部にある中丹田にあるとされ、同じように気の循環を良くする事によって、心をも刺激してくれるのです。