ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

絶えず脳の刺激を受けたが世のため人のために役立てたいと

2012-09-05 08:43:51 | 座禅

 座禅(静功)を我流の逆腹式呼吸を行いながら、静かに胡座を組んで座っていると、まもなく絶えず脳を刺激され、何となく鬱陶しさも感じました。 その時、私はこのような感覚になったのは、この感得したものを、世のため人にために役立てなさいと、云われているように感じることにより、鬱陶しさを感じなくなりました。むしろ、そのような感覚を楽しむようになりました。

  大学の級友からの声かけで、思い切って生まれて初めて座禅(静功)を行い、何もかも新鮮な感覚を得ることができました。 吐く息だけを出来るだけ長く吐くことによってです。

  どちらが先であったかは覚えてはおりませんが、その頃、知人の勧めで政木和三さんの「ゴルフのスイング打法」という本を読みました。 残念ながらスイング打法は会得しませんでしたが、続いて政木さんの「この世に不可能はないー生命体の無限の力」という本を、読んでみました。

  この本の中で政木さんは、子供の頃は吃りで治すために、お医者さんから云われて長く吐く呼吸を行なったという記述がありました。 政木さんの呼吸法は、鼻から吸って、口から吐き、出来るだけ長く吐く呼吸でした。

  また脳波はβ波がα波になり、更に進んでいくとθ波になるというのです。 θ波になった時に様々な現象を、体験できたというのでした。

  私が一番感心したのは、大阪大学であらゆる学部、学科を経て、発明をし、特許を取ったその日に、無料公開をしてきたことでした。 いわゆる無欲なのです。

  私の逆腹式呼吸は、政木さんの呼吸法とは違いますが、吐く息を出来るだけ長く吐くことによって、どうも脳波がα波になり、深化の過程で更にθ波になるのではないかと、感じたのです。 勿論、無心、無欲であることが大切なのです。

 今も、常に、頭の脳が、体の中を循環する気が刺激をしておりますが、そんな感覚を感じながら、日常生活を送っています。 いつも水の中に潜った時に感じる「シーン」とした感覚でおります。