ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

何事もゼロからスタートをする時にどのように考えたら良いだろうか

2011-01-06 16:27:16 | 自分

 私は大学を卒業してから、研究室の先生の紹介で都内の中堅の設計事務所に、勤めることになりました。 10年勤めたら辞めるつもりで入ったのですが、8年で辞めることになりました。 その事務所は再開発も手懸け、今では海外のプロジェクトも行っていると、建築雑誌の特集号で知ることにもなりました。

 何か考えがあって辞めたわけではなく、辞めてゼロからスタートしようと思って、決断したのです。 辞めて2年間は、先輩の事務所の手伝いや、自分なりに考えて更地の土地を見ては、所有者を調べた上で計画し、収支計算をしては所有者の家に、飛び込みでお話をしに行ったのです。 

家の前まで来て、入ろうか入るまいかと、何度あったことかと思い出されます。 母からも数百万円のお金を借りて生活していました。 その後、母には返済をしたうえで、役員賞与という形で数倍返しをしております。 そんな時に実は、嫌いであったテニスを始めたのです。 

自分の体験や級友たちの姿から、経済的不リッチでも精神的にはリッチになれば、ものの考え方や発想が豊かになり、何かが変わってくるのではないかと、考えたのです。 朝の6時から9時過ぎまで、へとへとになるまでテニスをしておりました。

小学校に通う娘や息子が、いつも私のテニスをやっている姿を見ていて、今でもあの頃のパパさんは、カッコがよかっと言ってはいるのですが。 連れ合いは、仕事もないのに何でテニスばかりやっているんですか、と私に強くはなく話しておりました。 私は、なぜそのようにテニスをやっていたかについては、ずーっと後で話しました。

私の地域で初めて企画し計画し立ち上がったスイミングと体育施設がきっかけになり、次第に多くの方からのサポートを、受けるようになりました。 初めの一つが、とても大切なような気が致します。 どんなときも、めげずに、前向きに、明るく、建設的な考えを持っていることが、とても大切なことなのです。